AUTOPHIX 7310 For JLR　で、Eペイス（ディーゼル）のススの量を測定できるかチャレンジ！　その２  

その１　のつづきです。

AUTOPHIX 7310　という、ジャガー＆ランドローバー専用診断機で、DPFのススの量が測定できるかチャレンジしています。

前回、マニュアルセレクトで、Eペイスを選んでシステムスキャンまで終わりました。

画像1　ここでも、マニュアルセレクトを選んでOKします

画像2　DPFのデータを見るために、ECM（エンジンコントロールモジュール）を選択してOKします
（データ量が多くて、他のシステムまで1個1個見てません…）

画像3　一番下の　Read Datastream　を選んでOKします

画像4　データストリームが2つあるので、上の　Datastream 1　を選んでOKします

画像5　リアルタイムと思われるデータが表示されます。右下にありますが、550もデータの種類があります。550の中には、読めないものもたくさんあります。

ここで1番上に表示されているデータ、
「Exhaust Particulate Filter Soot Mass [g]」
とあります。Google翻訳にかけてみると、
「排気微粒子フィルターすすの質量 [g]」

おーっ！きたーっ！コレコレ。コレが見たかったのよ。
32.56g　とありますね。これが多いのか少ないのかですが、別の車の情報では「30gで警告灯」みたいな話もあるのですが、DPF洗浄をしてもらった直後に、整備屋さんに見せてもらった値が　29.639g　だったので、この車では、そんなにたまってない状態なのかもしれません。

4番目にある、
「Particulate Filter Differential Pressure - 」
も、翻訳にかけてみると、
「パティキュレートフィルター差圧 -」
ということになり、以前　Car Scannerで読んだ　1.7ｋPa　にあたるものでしょうか…
値は　1.00　うーむ、よくわかりませんね。

画像6　一番上の　31/550　は、「Particulate Filter Differential Pressure」で、重要そうですが、値は　0.00　です。読めてないのか、走行中しか出ないのか、ゼロってことはないでしょうからね…

画像7　これは、DPFとは関係ないのですが、3番目の　38/550　は、スピードリミッターのようです。
205㎞/h！　欧州車なので、アウトバーン用ですかねぇ…

画像8　4段目の　64/550　「Diesel Particulate Filter Remaining Volume [L]」ですが、こちらも値はゼロです。DPF残量がゼロL。Lはリットルなんだろうか？　読めてないんでしょうね。

画像9　一番上の　66/550　「Distance Since Exhaust Particulate Filter」で、値は　123.86　です。前回のDPF再生からの走行距離（km）かなあと思うのですが、どうなんでしょう…

画像10　ずーっとデータを送って行くと　135/550　のところに、
「Diesel Particulate Filter (DPF) % Maximum Soot」が　69.00(%)　というのが出てきます。
スス最大量の69%までたまってます、っていうことなんですかね。

ススの量が　32.56g　で、それが　69%　だとすると、単純に比例計算すると、100%は　47.18g　になります。
それとも、下限がゼロではなければ、もっと早く100%に達するのかもしれません。
DPF洗浄後の　29.639　を、0%だとすると　2.92g　増えた時点で69%なので、100%は　36.8g　とかになります。
今度、オレンジの警告灯が出たら、見てみます。

もう少し続きがありますが、画像10まで来たので、いったん終わります。

ススの量と％が確認できるようなので、とりあえず良かったです。