AUTOPHIX 7310 For JLR　で、Eペイス（ディーゼル）のススの量を測定できるかチャレンジ！　その３  

その２　の続きです。
ススの量と％が確認できそうだということはわかったので、その他おまけです。

画像１　データストリームの　262/550　に Diesel Exhaust Fluid Tank Level [mm] というのがあります。アドブルーの残量がわかればいいなと思っていたのですが、単位が[％]ではなく[ｍｍ]で、値は　90.00
うーん、なんのこっちゃ…　90ミリって、9cmですよねぇ。

画像２　こっちは　Fuel Level Input [%] で、燃料タンクの残量　45.88%　ということで、メーター読みとほぼ一致しました。
こっちの小数第二位までの％はいいから、アドブルーお願いしますよ…　90%も残ってるってことはないと思うんですが。

ハイ、データストリームはこのぐらいにして、スペシャルメニュー行ってみましょう。
Eペイスではできない、DPF強制再生ができるらしいので。

画像３　Special Functions を選択します。

画像４・５　メニューが10種類あります。

画像６　DPFの再生は、その中のパワートレインを選択します

画像７・８　パワートレインの中に17個メニューがあって、

画像９　3ページ目の15～17が、DPF関連メニューです

たぶんですが、15が、センサーを交換した時のリセットで、16は、DPFを交換した時のリセットだと思います。
15を進んで行くと、 Routine State Is Unknown と表示されてできなかったのでまあいいんですが、DPFを交換してもいないのに、無謀にも16を進んで行くと、
Failure To Comply Can Result In Overloaded Dpf And Likely Damage To System Components.
と、恐ろしげなメッセージが出たのでやめました(笑)

DPF強制再生は、最後のメニュー17のようです。

選ぶと　画像10～13　のメッセージが出ました。

This application carries out a forced diesel particulate filter dynamic regeneration.
This will only occur if the soot mass present in the filter is below a set upper limit.
The application will determine the soot mass and if it is above the upper limit This application will terminate and you will be instructed to replace the particulate filter.
This soot mass in the diesel particulate filter is above the upper limit.
Therefore the forced dynamic regeneration cannot continue.
The particulate filter must be replaced.

さてさて、どういうことなんでしょう。
夜中の駐車場で、強制再生が始まってもうるさそうなので、これ以上進んでいませんが、できるのやら、ススが設定値を超えていてできないのやら、まだよくわかりません。

はい、AUTOPHIX、こんな感じです。
表示されるススの量や％が正しいのかわかりませんが、たまに測定してみて、確認して行こうと思います。

家の駐車場でDPF強制再生するよりは、走ってきた方がいいと思っているのですが、強制再生もできるのかは、いつか確かめたいですね。

今まで見られなかったものが見られたので良かったのですが、やっぱり日本語の説明が欲しいです。というわけで、☆４つにしました。