さようならハイランド、さようなら愛車「黒１４５」

　行ってきました「仙台Hi-Land ありがとう3時間耐久レース」。

　そして、前ブログで危惧したような「悪い思い出」も・・・。
しかも、下らない話ですヨ。（フテクサレ






　この耐久は、最後のハイランドを皆で楽しもうと言った企画の「お遊び耐久」。
車の乗り換えも任意で、ユーザー車が壊れたりしないように配慮してくれたもの。

　エディフィス枠に入れて貰い２台３人でチームを組む。
マクラーレンＭＰ４スパイダーでハイランドに駆け付けた１ｓｔドライバーが、シルバーの１４５できっかり１時間をドライブ。

　２ｎｄドライバーの自分はＭｙ黒１４５で発進。
サーキット仕様の速い車を極力ロス無にパスさせつつ、５、６台を追い越しイイ調子。
しかし、３８分経過のダンロップ・タワー前右コーナー、３速に落とそうとした際にシフトレバーぐにゃぐにゃ・・・。
たまたまニュートラルには入ったようなので、空走しグリーンを何とか乗り越えグラベルの端に綺麗に駐車。(笑

　「イヤイヤ、ここで１時間以上待機かよ・・・」と疲弊していたら、ハイランドＧＴ－Ｒ到着。(笑
サーキット・タクシーに乗せられピットへ。
無事、３ｒｄドライバーにトランスポンダーを渡し「お役目終了」。
めでたし、めでたし・・・・、
の、ハズだったのに。




　終了後のパレード・ランでマクラーレンに乗せて貰い良い気分になっていると・・・。
Ｍｙ１４５が停めた場所から動いている？
車の向きも違うような？？
近付く程に、形も何か違わないか？
タイヤが、すこぶるポジキャンだし・・・？？？

結局、わざわざ端に停めてあった１４５に、思い切り突っ込んでくれた車両があったらしいです。
「らしい」というのは、レース終了後も知らなかったからです。
「知らない」と言うのは、当てたドライバーがそのまま帰ってしまったらしいからです。

と、主催者から報告がありました。
「探しても見つからず、都合があるので帰りますから宜しくお願いします。」と・・・。

　きっと、親御さんかお子さんか？　危篤にでもなられたんでしょうね？
大変でしたでしょう。
そんな事情なのに、耐久レースなんて来ちゃって。


　自分は、内輪では悪評とどろく多車保有者。(笑
勿論、経済的な事や身辺の事情が許されなければ不可能な事です。

しかし、それはそれで自らは何かを犠牲にし代わりに多車を保有している訳で・・・。
ちゃっちゃと乗り換えて新しい車にすれば、いつもそれなりに楽しいし。
余裕のあるドライバーの多数派はそうな訳で。
何故、私がそうするかと言えば・・・。
愛着心、これに尽きる訳です。

例え、経済的価値の低い「１４５」でもネ。
だから、悲しいですよ。
不憫ですよ。
廃車になる愛車が。
遅いのに、老体なのに鞭打たれて走って。
やっとそれなりのタイムが出るように仕上がって来たところだった・・・。


　まあ、幾ら嘆いても「あの１４５」は戻って来ないし。
主催者には日頃から大変良くして頂いているので、顔を潰す訳にもいかないですから・・・。




　１０日に有ったＳＵＧＯサーキットゲーム。
実質、１４５最後のレースと言って良いでしょう。

　全く実力が低いのに、並み居る強敵に果敢に立ち向かい、燃え尽き敗れた１４５最後の姿を見てやって下さい。

ミッション・ブローバイで焼き鳥屋になったりしてますが、何とか走ってます。
後半は、フェイルセーフやタイヤの垂れで離されちゃいますが、頑張って予選の４位を死守してフィニッシュでした。