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2010年02月28日 イイね!

Tsunamiですよ。

Tsunamiですよ。 東京の仕事の際に赤坂の Maxim’s de Paris に行って来ました。
外来のレストランの中では、もうかなり老舗のMaxim’s
 自分が24、5歳の頃には既に存在していたので・・・、多分30年以上(もっとか?)東京で営業しているのではないでしょうか?




 1FのワインBARの傍ら、「入口ココ?」みたいな感じのエントランスから2Fの店内に上がります。
赤坂BLITZ近辺の再開発の際に建てた戸建のこの新店舗、かなり「カジュアル」な店構えになっております。(汗

 特徴と言えば、やはり「グラス」で供されるワインが他店に比しとても豊富という事でしょうか。
オン・リストされているヴィンテージは兎も角、30ml、90ml、ボトルと量を選んで頼めるので色々飲みたい方には楽しいと思います。(WineList自体は驚く程ではないですが)
それぞれの値付けも小売り価格を考えると適価と言えるものですし、かの「ロマネ・コンティ」もグラスで頼めるのが特に売りの様です。

 食事を選ぶ間に、シャンパーニュを頼みます。
選んだのは「アンリオ」。
既に開いた状態で供され、とても良好な一杯です。


 食事はアラ・カルト、コースのどちらもチョイス出来る様で、当日のコースは常設の3つプラス季節コースの1つ、計4種でした。
内容を見て、「グランクリュ・コース」(笑)にする。

 アミューズは「スモーク・サーモンのマリネ」
これが2㎝角の正方形で、脂はさほど乗ってはいないものの鮭には強めのスモークを施してあり、マリネのソースに含まれた香菜に負けない香りを保ち良い感じです。
しかしながら、結局そのままではなく切って食べる訳だし、滋味の強いサーモンはやはり薄いカットで食材の力を適値に調整して出して貰うのが良いと思いました。

 前菜の皿は、鴨胸肉の温菜。
脂分が軽めのフォアグラが併せてあります。
鴨は胸肉の食感が良くて、ビネガーを主体にした調味も良好。繊細ではありませんが「確り感」が楽しめる一品です。

 次は・・・、コンソメ仕立ての温野菜。
と言うか、殆どスープです。塩分控えめで好感のもてる調味。

 4皿目は、スープ。
蕪のスープで、かなり生クリームが効いています。
素材の良さ、蕪の甘味や香りが心地よいです。しかしながら、多めに入った生クリームの乳臭さが邪魔をし過ぎます。

 「魚」の皿。
皿の中心、直径3㎝位に薄く伸ばしたマッシュポテトを敷き全体に濃い味をつけた白ワインのソースで覆う、その中心に更にトリュフのソースを配しポワレされた「ハタ」のピースが2つ乗っていました。
皮目を強く火入れしてあり香ばしい。
「ハタ」の身質も確りしており、嫌な魚臭さも全く出ておらず非常に新鮮な物でした。

 そして、メインに頼んだのは定番「牛の赤ワイン煮込み」。
確り「赤」を楽しむ為のチョイス。
 これにデザートと飲み物でフィニッシュ!!
デザートもかなりの種類から選べます。(1Fにはケーキ屋も併設している様です)
シコタマ満腹になりました。
「チョコのブリュレ」は食べきれず・・・。




 で、ワインですが。
食事を何にするかとメニューを見ながら色々と迷っている間に一杯目の「アンリオ」は終了。
では白にするか?と思うものの・・・、注文した温菜に鴨とフォアグラが入っているのを思い出し「アンリオ2杯目」。(笑
先も言った様に香りも出て良い状態でした。


 魚に合わせ頼んだのが「ピュリニー・モンラッシェ04」ルロワです。

店のコメントが記されているカードには、フルーツモンスター(オージーかっ!!)と書かれていますがかなり異なった印象。
酒質は力無く、円やかになった樽香と僅かなミネラル感。
フルーツのニュアンスなどは殆ど感じられません。
超贔屓目に見れば「ピュリニー・モンラッシェ薄旨系」のカテゴリーなのでしょうが特に「旨」は無し。(寂
単に水っぽく、爽やかでも無い。
「ハタの皿」には完全に力不足でマリアージュする料理も非常に軽いものに限られる様です。
かなりガッカリな一杯。(ルロワはいつも期待を裏切ってくれます)


 赤は2種、同時に飲みました。
シャンボール・ミュジニー06、ヴォギュエ。

乳酸香が強く残り、残念ながら全ての香りを打ち消してしまっている。
心地よい赤い果実の酸味を感じるものの、これまた乳酸の存在に余韻も邪魔され何とも満たされないグラスになってしまいました。
30分位は待ちましたが乳酸の香りが飛ぶには至らず・・・。


もう一杯はシャペル・シャンベルタン01、ドルーアン。

ん・・・?
鰹節やスモークサーモンの様な怪しい香りがします・・・。
それほどの凝縮感は無いけれど、飲みやすいボディで好感が持てるのに残念な香りです。
結局、アンリオ以外は全てハズレ・・・。
ガッカリでした。

「無劣化」を謳ったワイン・サーバーに「?」です。



 ところで、このワイン・カード。
裏側にそのワインの要素別に面白い表示があります。
それぞれ、5段階でボディならスレンダーな女性の画から段々グラマーな女性になって行きFullボディはマッチョな男性です?
 タンニンの表現も面白く、爽やか系のイケメンから渋くなるにつれ「ジャン・レノ」みたいなオヤジに代わって行きます。

「俺は?」と聞いたら・・・、「3.5!」だそうです。(ん~?



料理自体のコスパは標準プラスだったので、「Maxim’s」また挑戦です。
Posted at 2010/02/28 13:37:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 外食 | グルメ/料理

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