
令和2年度は、本当に当たり年でした。
現在、団地の役員で会長職。
もう一つは・・・
裁判所より候補者になってますと。
年明けた令和3年の1月に再度、来たのが選出抽選に来てくださいでした。
選出日は、20人もいなくて、「裁判員6人、補助裁判員2人」確率は1/2でした。
結果は、見事に当選となり裁判員の一人として、ある事件について行いました。
テレビで見るように検察側/弁護側と事実や見解の説明で数日間は、↓の席でした。
中央に裁判長、左右に裁判官、裁判員は、左右に3人。補助員は、左右の3人の後ろでした。
全ての事実と見解を聞いた後は、数日に渡り被告人についての話し合いがしました。
一つ一つの事実について、裁判員と補助員と裁判官の意見を述べ合う日々でした。
一つの事件に対して、これだけの人数と時間をかけて、最終的に刑罰まで決めました。
刑罰を決める詳細は語りませんが、一般に言う「常識」で判断する難しさでした。
なぜならば、個々の意見で、被告人の人生も大きく変わる訳です。
本当にすごく考えさせられることばかりの日々お過ごしました。
逆に言えば、本当に裁判員裁判に参加(選任)した事で・・・!
これまで悩んだり、考えていた事の小さいこと。結果、何もかも吹っ切れた感じです。
判決日まで、裁判官3人、裁判員6人、補助員2人。今回、6回/事件の出廷でしたが・・・!
判決を言い渡した後に裁判長に裁判員からお願いをして言ってもらった言葉です。
「あなた(被告人)の為にこれだけの人数で時間をかけて、あなたの刑罰を決めました。そう言ったことを胸にしっかりしまっていてください。」
この瞬間、被告人も一気に崩れてしまいました。本当に胸がいっぱいになりました。
判決後、最後に話し合いをした時に刑罰について、「本当にあれで良かったです。」
裁判員の方でも涙をこらえた感じを実感しました。
そして、皆が「常識についての難しさも勉強になりました。」
「ありがとうございました。」と言葉を交わしました。
最後に裁判長より「常識について私たちも本当に勉強させて頂きました。」
「こちらこそ、ありがとうございました。」
最後の最後に裁判所所長よりこんなものまで頂きました。
この度の裁判員裁判に参加できたことは、私自身も本当に良かったと実感しています。
ちなみに~ですが・・・!
裁判員裁判が行われるようになってからの選任率は、1人/13500人だそうです。w
Posted at 2021/03/07 19:39:50 | |
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