クセのあるクラッチを自然にしたい!(その2 )
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まずは現状のクラッチフィーリング(現状の踏力変化)の把握と、
理想とするクラッチフィーリング(理想とする踏力変化)を考えます。
目指すべき道(ゴール)を決めないと、その解決も難しくなりますからね!
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ということで、現状のクラッチ踏力イメージをグラフにしてみました。
グラフ下の0がペダルを踏んでいない状態、100が踏み切った状態です。
踏み始めからクラッチ踏力が高いが、クラッチが繋がるポイントから奥は要求される踏力が下がります。
クラッチを踏み続けるにはラクな仕様ですが、
踏み込んだ状態からペダルを戻す際には
徐々にペダルが重くなるというなんとも悩ましい仕様になっています。
なぜこのような踏力グラフだとクラッチ操作がしにくいのか?
それは、クラッチを踏む足のチカラではコントロール出来ず、足の位置(ペダルのストローク)でコントロールしなければならないからです。
恐る恐るペダルを戻していく…これが、繋がるポイントが上すぎると感じやすい要因の一つ。
半クラを維持するには手がかりの無いところかつ、常に一定の場所で足を保持しなければなりません。
*グラフ閲覧上の注意点
あくまでもイメージグラフです
荷重計で計測したわけではありません
踏力変化をわかりやすくするため、大げさな波形としています
車両個体差によっても変わることを確認しており
あくまでも私の所有しているBRZ ZD8(アプライドC)での一例です
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続いて理想とするクラッチフィーリングのグラフはコチラです。
踏み始め〜繋がるポイントまでは一定の踏力変化、
繋がるポイントでは踏力が徐々に変化、
クラッチが切れた以降は踏力変化無し
と、いった感じです。
この場合、クラッチを踏み切った状態からミートポイントまでは、
ペダルを踏む足のチカラを弱めるだけで繋がるポイント(ミートポイント)までペダルを戻すことが可能になります。
もちろん、足の位置でコントロールすることは変わらず可能ですし、
ノーマルではクラッチ操作をペダルの位置でしかコントロール出来なかったものを、
ペダル踏力変化でもコントロール可能とすることで、ペダル操作の幅が広がります。
足のチカラを少しずつ抜いていけば、勝手にペダルが(徐々に)戻ってくる。
私としてはこれが理想的な操作性かな。と。
人それぞれ好みはあるとは思いますので、あくまでも私のイメージですが、ホンダのシビックRなんかはこのようなグラフの車両が多いイメージです。
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グラフを重ねるとこんな感じ。
踏み始めはノーマルより軽くしたい
踏み終わりはノーマルより踏みごたえがほしい+クラッチが切れた先の踏力変化は無くしたい
さらに贅沢を言うと最大踏力はあまり増やしたくない
これが操作しやすいクラッチフィーリングとして私が求めるものとして、どうすればこんな感じのフィーリングが得られるか?を検討することになりました。
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続いて構造を調べましょう!
ということでパーツカタログやサービスマニュアルを調査。
クラッチシステムの部品構成・構造を確認しました。
クラッチ内部の部品を含めて一通り部品構成図を見る限り違和感は無し。
しかし、各部品の分解・組立手順を見て若干の違和感を覚えます。
(この手順で作業が可能ということは想像していた構造と違うかも?という違和感)
ある意味この違和感は歓迎すべきもので、クラッチフィーリングの問題を低コストで解決出来る可能性が出てきました。
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資料で構造を把握したあとは現物確認です。
室内はクラッチペダルを覗きながら、手でペダル操作をして、各リンクの動きを把握します。
フムフム、こんな動きなのね、下から覗く分には至って普通です。
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続いてペダルAssyを車体から取り外し
・レバー比がどうなっているか?
・各部リンクの動き
・摺動抵抗
・各部寸法
を調べます。
車体側もマスターシリンダーのプッシュロッドや配管経路を調査、改善ポイントを探していきます。
ここで、ちょっとした他車との違いが把握出来ました。
さらに先代(ZN6・ZC6とか)との違いもあることを確認し、先代と現行ではこの問題への対処法も若干異なりそう!ということがわかりました。
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