
山梨県甲府市にある「つつじヶ崎館址」です。
甲斐武田氏の本拠地です。
信玄の父「信虎」の時代に築かれ、信玄が強化し、その子供の勝頼が新たに新府城(←信長との戦いで焼失)を築城するまでの三代(約60年間)に渡って甲斐の政治の中心でした。
甲斐武田氏滅亡後には徳川幕府によって新たに甲府城が築城された為、その役目を終えて破棄されました。
その跡地には明治初期に武田神社が建立され今日に至っています。
写真は武田氏の時代に作られた館の大手口(館の正面入り口)址です。
当時の石垣が綺麗に残っています。
信玄もここを通って各地へ出陣していったのでしょう。
因みに現在の武田神社の入り口は当時の館の横の堀に新たに橋を掛けて作られてしまっているので、観光に来た人もここを見ないで帰る人がほとんどです。
もったいない。

Posted at 2008/10/08 14:00:11 | |
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