
先日、実家から片道40km程度のところへ日帰りプチドライブをしようという計画が突如立ち上がる。
普通に行くんじゃ面白くないので、i-MiEVをレンタルして行く事に!
往復80kmくらいならどんな乗り方しても走れることは先日のドライブで確認済みなので、手に汗握ることなくスイスイドライブ。
まずはディーラーでレンタカーを借りる。
新しく卸された車らしく、走行距離約200km!新車のにおいプンプン。
電気自動車の新車なんて体感できる人そうはいないだろう。
写真のとおり、一応ツートーンカラーで派手だが、イメージカラーの赤と白のツートーンでないので、i-MiEVという感じが薄い・・・
外気温は35℃という猛暑!同乗者からクレームつくと困るので、ディーラーを出て早速エアコンをON!
電池の負担を考え、急速クールダウン運転はしなかったが、3分くらいで冷たい風は出てくるし、5分もすればけっこう快適な空間になる。
この暑さで快適なのでクーラーの効きはまったく問題ないと考えていい。意外なことにクーラーは弱めならあまり電費に影響しない。
最初は一般道を流れに乗って走行。
バッテリーメーターの1コマ目の減少は13km走ってから。
一般道ならエアコン使っても10km/kWh走ると考えていいだろう。
高速道路に乗り、追い越し車線ペースで走り続ける。
もちろんエアコンもしっかり効かせたまま。
すると、バッテリー1コマあたり7kmくらい走る!
走行条件も違うが、前回よりも電費がいい。
3%くらいの勾配を100km/hで走るぶんにはあまり電力の減少を感じない。中央道に多い5%近い坂の場合は80~90km/hまで落としてあげるだけで電費はずいぶんとよくなる。
約33km走り、一つ目の目的地へ。
電池は16コマ中12コマも残ってる。
ここまでの電費を推定すると7.3km/kWh。
その後、その他の目的地をぐるぐると回り、帰路につく。
よほど渋滞すれば別だが、市街地や田舎道を普通に走る分には本当にバッテリー減らない。
たぶん、乗ったらバッテリーの減らなさに驚くと思う。
全行程で約72km走り、ディーラーに着いたときにちょうどバッテリーのコマ数が16コマ中6コマになった。
10コマ分(10kWh分)で72km走ったということですね。
平均電費は7.2km/kWhでした。
深夜電力でない普通の電力価格(22円/kWh)で考えても、ガソリン1L分(135円)あたり37km以上走っているということ。
深夜電力なら135円で91kmも走るのだからスーパーカブ並みである!
160km程i-MiEVを乗り倒してみてわかったことは、エアコン使った平均電費で7.2km/kWh程度になるということ。
高速道路の電費はエアコンありの100km/hで6~7km/kWh程度。
市街地と高速道路が半々くらいなら、115km走る。
高速道路だけなら100km位だと思えばいい。
寒冷地でヒーターを使った場合の航続距離はここからさらに2割減少するという。
つまり、上の数字に0.8をかけた値が冬季の航続距離になるのだろう。
極悪の条件でも80km位は走れるようだ。
リーフの場合、JC08モード電費は8.3km/kWh近くなるようだ。達成率を75%するとすると6.2km/kWhで、実用航続距離は140km程度。
まだまだ心もとない気もするが、急速充電器で1回補充電さえすれば260kmくらい移動できてしまう。
現在はバッテリーの性能上、大電流は流せないが、東芝のSCiBやハードカーボン負極の電池のように、大電流充電しても寿命が短くならない電池なら、100kW程度の超急速充電器使った場合、5%→80%充電は10分で完了する(現在は25分程度かかる)。
ここまで来れば10分補充電するだけで110kmは走れてしまう。
普段は140km走ればまず問題ないから出先で充電する機会は少ないだろう。
帰省したりスキーなどにいくときも途中で1~2回充電してやるだけで、たどり着ける場合が圧倒的だと思う。
急速充電器は高速道路や幹線道路、観光地の周辺にだけあればいいので、ガソリンスタンドほどの数は要らないと思う。
EVはシティコミューターだけで終わらしては勿体無いと最近実感しています。
ガソリン代が気になる長距離こそ低コストで走りたい。
250km移動しても1000円かからないのですから、遊び人には嬉しすぎる!
Posted at 2010/08/18 21:43:33 | |
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ドライブ | 日記