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2025年03月16日

24-25_SnowSeason-part_35 [開田高原マイアスキー場/KAIDA KOGEN MIA SKI RESORT]

24-25_SnowSeason-part_35 [開田高原マイアスキー場/KAIDA KOGEN MIA SKI RESORT] 前日に白馬八方尾根スキー場の 3日券の消費を計画/実行しました。
スキー板試乗会を今シーズンに参加を考えたところ、残り日程では 3/16 開田高原マイア(パドルクラブ) か 4/5-6 白馬八方尾根(小賀坂) の二つか近距離で利用できることが分かっていました。4月第1週の小賀坂試乗会は前シーズンに経験しましたが、その時の白馬八方尾根の高速リフトでの滑走可能エリアが兎平に限られ、かなり苦労しながら滑走したのを覚えています。雪面の条件が良い時期に参加したくて可能な限り早い時期に参加しようと考え、普段日帰りの木曽方面スキー場に泊りで参加することにしました。今期はアースホッパーの発表が遅れ、発売無しの可能性を考えて前割リフト券を多めに買っていました。来期は発表が遅くならないと思いますが、もっと上手に選択したいと思います。


朝食が豪華。宿泊枠が開いていたので安値で売り出されていたらしい。

宿泊客がホテル従業員に岐阜側のスキー場について尋ねている。昨日木曽方面のスキー場を体験済みだったのだろうか。
ここからは、国道361号線で岐阜県側に抜ける事が出来るが、山岳地帯であり、昨夜降雪していたので避けた方がいいと思う。


駐車場に出ると夜間に降った雪が積もっていました。
雪を下ろして、出発。


国道19号線を外れると積雪がある。
御岳周辺に国道19号線から向かうには、メインルートは 2つ。北側は 361号線。南側は県道20号線で、こちらは所々1車線になります。
両者は開田高原マイアスキー場の入り口付近で合流して長峰峠を越え、飛騨に至ります。なお途中で 1車線になる箇所はありませんが、特に県道20号線との合流後はそれなりの山道になります。
中央自動車道路からの最短は、南側(西側)は中津川IC、北側(東側)は小黒川SIC。
現在南側は神坂SICが建設中です。完成予定は 2025年秋の予定で、完成すれば現在の地図(2025年4月)で 3.4[km] の距離増加、1分の時間短縮になります。
近接道路の新設状況によっては選択肢になると思われます。

木曽駒高原 森のホテル
[07:42-08:38]
開田高原マイアスキー場 第1駐車場

いつもは国道19号線を南から進入して御嶽方面に向かっていたので、県道20号線を通行していましたが、本日は国道361号線を経由して向かいます。
3月中旬にしては珍しく、道路上には積雪がありました。
いつもは第2駐車場に駐車していますが、本日は第1駐車場に駐車しました。


天候は雪、センターハウスに移動して前売りチケットを引き換え。
今日は霧と降雪で御岳山が見えません。


第1クワッドリフト(高速)に乗って中層へ。


第2ぺアリフト(高速)はまだ運航を開始していません。待機列ができていました。9時営業開始だったので待ってみることにしました。すでに 9時を過ぎている。


しばらく待っていても動き出す気配がない。一旦下層のコース ジャンボフットゲレンデを滑走しようかと思いましたが、リフトが動き出しスキー場係員が登っていきました。更に待つことしばし、パトロールさんがフォクシーコースを滑走して戻てきました。使っていたのはファット板だったのには驚きました。いつも基礎系の幅狭板を使っている印象が強いですが、私の思い込みだったようです。
リフト係員との会話・・・「ノーマルの板だと引っかかる」との言葉が聞こえてくる。これが後で実感することになりました。
第2ぺアリフトが開場。皆ぞろぞろと乗って上層に向かう。


雪は降り続け、樹々の上、圧雪の上に降り積もっているようだ。


ブルーダイヤモンドコースをリフトから眺める。スノーモービルが下って来る。


第2ぺアリフト降り場への到着間際、スカイハイコース上部を滑り出したスノーヤーが見える。


上層到着、標高は 2120[m]。ここには 2014年御岳山噴火後に作られた退避用シェルターがあります。
次々にスキーヤー、スノーボーダーがスカイハイコースを滑走して行く。


私は、ブルーダイヤモンドコース側に移動。こちらの方が難易度が高いですが、滑走開始。


意外な事にファーストトラックとなりました。


バーンは激重の湿雪パウダーで、急傾斜なのに速度が出ない。一旦停止して再発進を試してみる。上から滑走してきたスノーボーダーにバーンを譲っての通過待ち。
湿雪のパウダーの噴煙を上げながら降りてゆく。愉しむ事を考えたら止まらずに滑走した方が良さそうだ。再発進自体は出来ましたが、とにかく走らない雪質でした。バーン上の湿雪パウダーは最初はまだいいのですが、数回も周回すると踏み荒らされてぼこぼこになり、かなり滑走しにくくなると思われました。


もう一度第2ペアリフトには乗らず、プリマコースとジャンボフット南ゲレンデを経由するロングで滑走してレストランハウス前まで。
申し込んでいた パドルクラブ名古屋店 さんの試乗会が始まろうとしていた。待機していた方がすぐ借りられさうですが、ゲレンデの状況を偵察してくることを優先しようと考えました。どのコースで試乗しようか?と。


第1クワッド、第2ペア リフトを乗り継ぎ、再度上層へ。
2014年御岳山噴火後、風向き次第では火山性ガスの匂いがすると聞きましたが、今日はその匂いがしました。硫黄の匂いです。御岳山の存在感と山の中にいるという感覚を与えてくれます。


降雪に加えて風も強くなってきた。湿雪で霰状にもなってきた雪が高速で吹き付けてきて、顔面に当たって痛いくらいだ。防寒目的ではあったけれどフェイスマスクを装着してきてよかった。ただの布よりもう少し厚い生地の方がお勧めです。今度はスカイハイコースを滑走。上層はブルーダイアモンドの方が傾斜は厳しいですが、中層はスカイハイの方が急傾斜。


開田高原マイアスキー場で一番難易度の高い個所だと思う。


この斜面があるから私は御岳よりもマイアを選んでいる。


急傾斜の場所はコブに近くもなっていて、起伏が激しい。


硬い雪だととても下りられないと思うけれど、何とか滑走。


昨日の白馬八方と違って踏んで反応があるので助かった。傾斜が緩くなると今度は極端に進みが悪くなった。周前に高温域のワックスを塗ってきましたが、走りが悪い...。前続の方のトレイルに乗ると滑走しやすい・・・トレイルとパウダーの走りの差が激しい。フォクシーに進むと滑走者が多い分、トレイルも多くなり走りやすくなった。


そのまま直進してジャンボフット北ゲレンデを滑走して、試乗会が開催されているレストラン棟前へ。


受付テントにて申し込み済みであることを伝え、参加費 1000円を支払う。身分証が必要だが車輛に置いてきてしまっていたので一旦駐車場に戻る。
再度戻って受付完了。参加カードを受け取って希望の板を借ります。


滑走するコースは下層寄りのフォクシーコースとジャンボフット南ゲレンデに決めた。


上層での急勾配部分で試乗したかったが、パウダー雪が積もっていて滑走の困難さ、転倒で板破損の危険性を考えたため諦めました。


午後になって降雪は降雨に代わり、試乗会としては過酷なものとなりました。

系列ごとに借りられたわけではありませんが、読みやすさを考慮して系列順に記載します(先頭数字が試乗順)。


1. Armada ARV 116 JJ UL (Lengths=1850,Top=139,Waist=116,Tail=135,Radius=1800)

怖いほどに曲がる。弱く踏んだだけで旋回..。滑るように...。ラディウスが 18[m] と言う事は、普段私が使っている 11[m]よりも大きいが、物凄く小回りする。
すると自分の板できちんと外脚に乗れていない・・・と言う事か?
パウダーに浮く...。浮力とはこういうものなんだと判る...。ピステン上での挙動は...基礎板よりは悪い..両立はむずかしいか?
後で聞いたらロッカーなのだそうです。


5. Armada WHITEWALLKER 121 (Lengths=1830,Top=141,Waist=121,Tail=137,Radius=1800)
ARV 116 JJ より乗りづらい。パウダーには浮く。
意外な事に荒れた雪面で安定して滑走する・・・。広い面積で凹凸を均一化しているのか?但し、本日の天候は雨・・・雪が更に柔らかくなっている。
一度溶けた後に再凍結した場合にとてつもなく硬く(昨日の八方のような)なった時には、基礎系の狭い幅で硬い板が有利だと思う。


6. Armada ARV112 (Lengths=1850,Top=135,Waist=112,Tail=130,Radius=2100)
ARVのもっと数字の小さいタイプ・・・さらに数字の小さいパーク向け等は今回来場なし。今回の試乗会はパドルクラブ名古屋店の開催のため、出展内容は同店の品揃えに限られる。Keo’s が出展されていて BLASTRACK が出展していないのはそういった理由との事です。JJ シリーズとは別系統。ピステンなどでの走破性も考えたシリーズとの事。
たしかに、少し重い。パウダーよりもピステンでの操作性が良くなっている感じ。パウダーではARV 116 JJ ULが一番良かった。


7. Armada WHITEWALKER 116 (Lengths=1850,Top=139,Waist=116,Tail=135,Radius=1800)
ARV112 よりは乗りやすい。パウダーではARV 116 JJ ULが一番良かった。ピステンでの操作性などはこちらが一番良い。
ZEROシリーズは殿堂入りとし、新しく開発するのはこの系統になっていくと試乗会の方は言っていました。


2. OGASAKA KS-UQ+PRD11GW (Lengths=1600,Top=117,Waist=69,Tail=102,Radius=1290) \149,600
メーカーの方に KS-CX の後継型式と教わった板。
メタル無しでは Keo’s ブランド最上位機種。
軽く回る。中心からエッジまでの距離が短いからか...。
やわ過ぎるという感じより走行中に頼りなげな感じがする..。
幅が狭いため、流石にパウダー中は沈む


3. OGASAKA KS-UP+FM585 (Lengths=1650,Top=117,Waist=69,Tail=102,Radius=1380) \177,100・・・板自体はKS-UQの次クラスだがプレート付き。この板からメタル入りになります。
KS-UQ より強くなった印象。踏めば曲がる。ファット板に慣れ過ぎて強く角度付けしすぎてるか、無意識に踏みながら角度つけているか...
やや曲がりづらい。プレートのせいか?


4. OGASAKA KS-UP+PRD12GW (Lengths=1650,Top=117,Waist=69,Tail=102,Radius=1380) \199,100
KS-UQ より強くなった印象。踏めば曲がる。ただKS-UP+FM585より自然に回る感じ、やや硬い印象はある。
少し先を見据えるとこれで練習するのが良いと思う。
長さに関して聞いてみると 170[cm] より 165[cm] を勧められました。


8. Bluemoris M-POTION (Lengths=1650,Top=115,Waist=70,Tail=100,Radius=1600)
乗りやすい。KS-UQ と KS-UP の間くらいか。どちらかというと、ターゲット客層がOGASAKAより荒い(広い)のだと思う。
なんとなく素直な軌道をしていると思う。KS-UPの方が洗練されている・・・特化しているような感じがしますが、こちらはより純粋な感じがします。


コース脇には未圧雪の箇所があり、底突きありの湿雪パウダーを試すことはできました。


試乗会中に雪は雨に変わり、春雪は湿ったシャーベットに近い感じとなり、起伏のぼこぼこの影響は少なくなりましたが、軽くて柔らかいスキー板は実際以上に乗りやすい感じになったと思います。奇麗なピステンであれば基礎系の板の方がもっとずっと乗りやすい感じになったと思われます。

途中で自分の板に交換して昼食を採りました。


レストハウスティーホルン


店内


名物のチーズカレーを頂きました


店内からの景色

パドルクラブの店員さんに少し話をする。今回はスキーでしたが、スノーボードがあるか聞いたところ、名古屋店には店舗が狭い事もあり、取り扱いはないとの事でした。パドルという名前からパドルの販売があるか聞いたところ、名古屋店にはないですが札幌店にはあるとの事でした。


試乗会の途中からは雨になったため、雪に挿してあるスキー板は次々倒れていき、最終的に倒した状態での試乗会となりました。


終了時刻は 14時30分。最後にアンケートを書いて終了。試乗会参加者に同店舗で予約時に利用できる 500円の割引券を貰いました。予約購入するなら実質 500円の参加費になるというシステムのようです。

写真では沢山の試乗板が並んでいますが、前シーズン参加した白馬八方尾根の試乗会では、貸出板が全く無くなる程の参加者が集まります。これは白馬八方が人気のスキー場(来場者が多い)事が主な理由ですが、製造元の方と詳しい話をしたい、目的の板を待たずに借りたい場合は、ローカルなスキー場での試乗会に参加した方が楽だと思います。


板を返して自分の板での滑走。あまりの悪条件で他のスノーヤーは撤退したようでした。私は普通のウェアではなくて登山服のハードシェルを利用している。お値段は高価ですが、表面が濡れても中は乾いていて快適でした。一方グローブは扱いやすいスノーボードメーカーのものを使用していました。雪には良いですが、液体の水には弱く、扱いにくくても完全な防水型を使った方が良いとの経験になりました。


上層への第2ペアリフト最終乗車時刻を過ぎたところで撤収しました。

駐車場へ向かっている最中に、試乗会でお話しした小賀坂の営業の方に会いました。気になっていた事、・・・私の身長を伝え、スキー板の適正長さで考えたら 170[cm] の方が良いのではないでしょうか?と質問。帰ってきた返答は、170[cm] では長過ぎる。165[cm] の方が良い。・・・との事でした。基礎系と言う事もあると思いますが、170[cm] はもっと高身長の方向けか、品揃えの一つとして用意してあるのだろうか?
お礼を言って別れました。

今回乗った感覚では KS-UP+PRD12GW か M-POTION が良いと思いました。来期モデルであるため中古は入手できませんが、前継機種に関しても調べてみようと思います。

トレーニング記録(記録ミス修正)
滞在時間 : 7:21:00,滑走時間 : 2:23:09,平均速度 : 13.4[km/h],最大速度 : 63.4[km/h],滑走距離 : 32.14[km],消費熱量 : 848[kcal]
下降高度 : 4840[m],稼働率 : 32.46[%]


開田高原マイアスキー場 第1駐車場
[15:59-18:15]
帰着
関連情報URL : https://miaski-resort.com/
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Posted at 2025/04/06 23:01:50

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この記事へのコメント

2025年4月7日 11:05
雨の日は寒いや、気温がそこそこ高い時は

防寒テムレス最高ですよ!

パイルミットってのもなかなか優秀です!



試乗板、自分の技量とどこを滑りたいかによって選ぶのは難しいですね!

私も板だけがどんどん増えていきます!!
(^◇^;)

コメントへの返答
2025年4月10日 12:48
コメントありがとう御座います。
グローブに関しては夏の間に準備しようと思います。水は寒いと液体にならないのでなかなか検証が難しいですが…。
試乗会は慣れてる…、ある程度色々なコンディションを経験済みのゲレンデでの体験が良いと思います。最初は 1組だけで考えてましたが、やはり パウダー(ワイド)+基礎(ナロー)が理想だと気が付きました。
2025年4月8日 7:40
OGASAKA KS-UP+PRD12GWに私は感動しました!
安ければ検討するのですが…。
いまは検討の余地がないです。
コメントへの返答
2025年4月10日 12:49
私もその板が一番欲しいのですが、お高いので考えものです。類似モデルの中古も高い…。

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