![Long trip 04[2] Long trip 04[2]](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/048/549/267/48549267/p1m.jpg?ct=37e88947a736)
前日ホテルへの到着が遅かったので眠い。

ホテル送迎バス。

旅に出発。
京急で 大鳥居-羽田空港へ移動を考えていましたが、ホテルから空港までの送迎バスが運行されていたのでそれに乗って移動する事にしました。
到着、荷物を下ろして目的のターミナルへ。

最初に預入荷物を預ける。最近はどこも無人だ。チケットを正しく読んでいることを確認。それ程混んでいませんでしたが、混みだすと時間が掛かるので、早めに保安検査を通過。
荷物を減らすために初めから登山靴を履いていましたが、脱いで検査となりました。身に着けている物の中で金属の含まれるものはすべて外す。ポケットの中の物も同様...。
腕時計、ベルトのバックル・・・など。毎回装脱着に焦る。
ゲートを確認。

休憩スペースにて朝食。

時刻になり、機内へ。

通路を進む

飛行機が見える。
乗客が次々と乗り込んでくる。床下からは荷物のパレットを乗せる気配。この旅情は独特だと思う。

準備が終わり、機体が動き出す。窓の外を見ると他の飛行機が列をなして進んでいく。また、滑走路には降りていく飛行機も見えました。

私の搭乗する機の番になり、滑走路に進入...。急激にエンジン音が大きくなり、急加速していく、そしてふわりと浮く。

北方向に滑走して離陸後に東方向に旋回。

機窓からは東京ゲートブリッジが見える。再び北に旋回。

次第に高度を上げていき、雲が多い日だったので次第に地表は見えなくなっていきました。
使用機材は B777-200、飛行速度は 890[km/h] 程。

飛行時間自体は 90分程で新千歳空港に到着。

誘導路をボーディングブリッジ方面へ。

降機します。

空港の天候は曇り。

吹き抜け部の広告は雪ミクさん。

乗り継ぎまでは時間があるのでお金を払ってラウンジに入る。窓からは建設中の Rapidus の工場が見える。
一部の飲料は無料でしたが、食事は有料でした。

出発時刻が近付いて来たのでラウンジを出でゲート付近へ。
驚いた事に知人に出会う。偶然旅先で知人に出会うとは凄い偶然だ。旅の目的を聞いてみると利尻岳に登るのだという。利尻岳は独立峰で登山には 11時間を有するという。
山頂からの風景には興味があるが、今の私には体力的、技量的には厳しいと思われる。出発時刻が近づいて来た。案内放送で利尻島の天候不順のため、出発待ちになっているという。

どうなるかと思ったけれど、十数分の遅れの後、出発だけはすることとなった。着陸の見込みはある状態となったのでの出発。引き返すことになる可能性はあると言う事だ。

使用機材は ボーイング 737-800。飛行時間は 55分ほど。残念ながら機窓が綺麗ではなく、あまり良い風景は見えなかった。
道北に沿って飛行機は飛んでいく。飛行場に近付くにつれて高度を落とす。機内放送で通達。「利尻空港には給油設備が無いため、着陸の試行(複行)は 2回までとなります。」との案内。
給油設備がないと言う事は往路で復路分の燃料を積んで飛行する事になる。何度も複行出来る燃料を積んでくると経済性が悪くなってしまうので、これが運賃の高さになっているのかも知れない。
大きな空港でなくても飛行機に給油する光景をよく見るのは、空輸より輸送効率の高い陸送で燃料を運ぶためだと理解した。
いよいよ着陸。物凄い上下に揺れる。

私が飛行機に乗った中で一番揺れが酷かったと思う。恐らく利尻岳からの吹きおろしが原因。
因みに私は旅行で飛行機を使うのは少ないです。主な目的は仕事(出張)で国際線で 24回、国内線ではその半分程度の経験しかない。
着陸は 1度目で成功、着地と同時に逆噴射の急減速・・・離陸時と同じように物凄い噴射音と衝撃。滑走路が短いからだと思います。
減速が終わると乗客から乗務員へ拍手が送られました。

誘導路が無いため、滑走路上で旋回して降り場に向かいます。

ボーディング・ブリッジは無いため、タラップで降りて徒歩で荷物受取場にに向かう。中々に風が強い。
乗客の殆どはグルーブや旅行会社でのツアー旅行のようだ。荷物を受け取ると、利尻島の宿泊施設の迎えのバスやバンに乗って去ってゆく。知人ともここで別れました。
自分の荷物を確保して、時間があるので屋上へ上ってみる。

利尻岳が良く見える。飛行機下りて屋上に足を延ばさないのは勿体ないなと思う。
私たちが乗ってきた飛行機は新千歳行の便となり、乗客を乗せて去っていく。

望遠レンズで利尻岳を撮影。西側(右側)の突起はローソク岩。

空港の外に出てみる。ここからも利尻岳が見える。

空港周辺は何もない。

空港への道路。

しばらく待ってバスの時刻となる。空港施設を出るとすぐにバス停。
空港からは 3~4人乗っただけだと思う。

バスはとても空いている。

私が向かうのは沓形港、飛行機に乗ってきたお客さんの殆どは鴛泊港方面に向かったようだ。
バスに揺られ、終点近くの沓形フェリーターミナルへ。

船(ボレアース宗谷)は到着していて、乗船準備中のようです。

堤防に上がってみてみました。

事務所で乗船券を購入する。隣りでは車両搭載のために記入した書類を審査してもらっている乗客(運転者)がいました。橋やトンネルでの移動よりも手間がかかりますね(車検証の提示なども必要)。

乗船案内がされ、船に乗り込む。バスや列車と違い、準備が出来たら定刻より前でも出航します。

客室は船体中央部に吹き抜けになっていて上層/下層の行き来はここを利用します。

本日は 1等2等も別料金なしに乗れました。席に着く前に船は動き出していました。

汽笛を鳴らして港外へ...。利尻島に到着して 1時間ほど...、慌ただしく去る事に・・・。機会があれば利尻島も探索してみたい。

チケットを縫い包みさんとカメラ撮影。
航空券は アプリの Eチケット(ANAはオリジナル背景を指定できます)。
乗船券は紙チケット。

甲板に出てみると利尻岳が良く見える。

あまり揺れることなく 45分ほどの船旅。

香深港に入港。

香深フェリーターミナル 正面。

いよいよ最初の目的地、礼文島へ。樹々の少ない急な崖が特徴的です。
香深フェリーターミナル に到着。コインロッカーの位置を確認してから宿に向かう。途中のコンビニによって最終準備。

アイスも買ってみました。

徒歩で かもめ荘 へ。料理がおいしいと有名らしい。建物に入って手続きをお願いするとダブルブッキングのため宿泊できないという。
私は旅行代理店WebSiteから予約しましたが、それが店側の予約システムとリアルタイムでの同期が取れない構造のようでした。
隣りの礼文観光ホテルに予約をいれてあり、差額はこちらで払うから変えて欲しいと現金を渡される。
お料理は楽しみだったけど仕方ない。

礼文観光ホテルへ向かう。チェックインして荷物を降ろす。
当初予約した宿と今回泊まる宿の差額は 1.5万円。流石に悪いと返しに行きましたが、受け取ってもらえず、美味しいものでも食べるのに使ってくださいと言われました。
1.5万円で食事!? 自分を生かすのに一回の食費で使うのは勿体ないな・・・。

お部屋。当初予定の 2倍の値段のため豪華です。
ホテルに戻ってお風呂に行く。流石に高い宿だけあって湯舟は広く、海を見渡せました。

窓から見える風景と利尻空港で購入したお土産。

そして夕食の時刻。海の幸が豊富。美味しい。

ご飯とお澄まし。

デザート。メロン。
こういう食事もたまにはいいか。
周囲を見るに大部分は年配者のグループ/ツアーのようでした。会社員でまとまった長い休みの確保は中々難しいと思う。

ロビーに降りてお土産品店を物色。

明日に備えて早めに眠る。
<07/17:旅程>
東横INN羽田空港1
[05:32-05:51] バス
羽田空港
[06:43-08:47] ANA51 (B777-200)
新千歳空港
[13:23-14:37] ANA4929 (B737-800)
利尻空港
[14:37-15:07] 宗谷バス(利尻営業所) Bコース沓形行
沓形フェリーターミナル
[15:28-16:07] ハートランドフェリー(ボレアース宗谷)
香深フェリーターミナル
[16:15-16:26] 徒歩
海鮮処 かふか
[16:34-16:38] 徒歩
かもめ荘
[16:39-16:42] 徒歩
礼文観光ホテル 咲涼