
F1第13戦ベルギーGPスプリントレースの結果です。

優勝はレッドブルのフェルスタッペン
2番手スタートからスタートダッシュを決め、1コーナーをそのまま2番手で通過するとその後のケメルストレートでピアストリをかわしトップに上がると、その後は終始マクラーレン勢を後ろに従え、そのままトップチェッカーを受けました。
これでスプリント通算12勝を記録し、短期決戦での強さを見せつけてくれました。
またレッドブルとしてもチーム代表が変わった初戦のレースを優勝で飾り、この後に行うクランプリレースに向け最高のスタートを切ることができました。
2位はマクラーレンのピアストリ
ポールスタートからホールショットを取りスタートダッシュを決めたものの、ダウンフォース多めのセッティングに足を引っ張られ、ケメルストレートエンドでフェルスタッペンにトップを明け渡してしまいました。その後は終始フェルスタッペンの1秒以内を走行するもDRSを使ってもなおフェルスタッペンを最後まで攻略できず、そのまま2位でフィニッシュとなりました。
3位はマクラーレンのノリス
3番手スタートからピアストリ同様、ケメルストレートでフェラーリのルクレールにオーバーテイクを許すも、その後すぐに3位を取り返し、前の2台を追いかけるも仕掛けるまではいかず3位でフィニッシュとなりました。
レッドブルの角田選手は、昨日の予選で12番手スタートとなっていましたが、8番手スタートのアルピーヌのガスリーがマシントラブルによりピットレーンスタートになると順位が繰り上がり11位となりましたが、レースでは後ろを走るメルセデスのラッセルのプレッシャーから順位を守り、そのまま11番手の順位でフィニッシュしました。
以下、レース展開となります。
セッション開始時はドライコンディションとなり、昨日と打って変わって天気予報が当たった形となりました。
レース開始前のレコノサンスラップにてアルピーヌのコラピントが、リヤウィング交換によりピットレーンスタートが発表されると、そのチームメイトであるガスリーのマシンにトラブルが発生し急遽ピットへマシンを戻すこととなりました。
これで9番手以降のドライバーの順位が繰り上がり、角田選手も1つ順位が上がりました。
その後、レースがスタートし、2番手のフェルスタッペンがトップのピアストリに仕掛けトップを奪うとその後ろでルクレールの同様にノリスから3番手を奪い、マクラーレン勢はオープニングラップでそれぞれ順位を落としてしましました。
2周目以降はDRSが解禁されるも、各車DRSトレイン状態でオーバーテイクができず、隊列が膠着状態となり大きな混乱もないまま15周のスプリントが終了しました。
この後23時からグランプリ予選が控えていますが、このスプリントレースの結果と明日の天気予報を踏まえ各車マシンセッティングを変更していきます。
元々ダウンフォースを積んでるマクラーレンは大きなセットアップ変更はないとみられ、逆にレッドブルは最高速仕様から明日の決勝を見据えダウンフォースを積んでくるのかが注目したい部分になりますが、雨の確率を信用するならセオリーとしてダウンフォースを積む方向にセッティングを行うので、恐らく全チームで今日よりダウンフォースを積んでくると予想されます。
この後あまり時間がありませんが、グランプリ予選の予想を行う予定となります。
セッション開始前には投稿予定ですので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2025/07/26 20:17:08 | |
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