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そどーゑむのブログ一覧

2025年09月20日 イイね!

【ゑむ式F1予選予想】第17戦アゼルバイジャンGP予選

【ゑむ式F1予選予想】第17戦アゼルバイジャンGP予選みなさんこんばんは、そどーゑむです。
 前回のイタリアGPでヨーロッパラウンドも閉幕し、終盤戦のアメリカラウンドに入る前に中東と東南アジアに寄り道となりますが、今週はバクーの市街地を用いて行なわれるアゼルバイジャンGPとなります。
 ここは2016年にヨーロッパGPの名称で初開催となり、翌年からはアゼルバイジャンGPとして開催され続けました。ちなみにワタシはF1が開催されるまでまアゼルバイジャンという国を知りませんでしたが、今ではこの国の国歌が好きになるまでになりました(笑)

さて、ワタシ個人のくだらない話はさておき、いつもの予選予想というくだらない企画をやっていきます。

 このコースでは、2021年から4年連続ポールを獲得してるルクレール(フェラーリ)が今年のフリー走行でも安定して上位につけてることから個人的な思いも含め、ルクレールをポール予想しました。

 2番手は前戦ローダウンフォースセッティングで速さを見せてたフェルスタッペン(レッドブル)が似たセッティング特性を持つバクーでもポール争いに絡めるのではないかと予想していますが、ルクレールがバクースペシャリストなためここでは2番手予想です。

 マクラーレン勢は基本どのコースでも速いですが、前回のイタリアGPを見た感じだと、ローダウンフォースセッティングのjコースではそこまでのアドバンテージはないとみられ、ルクレール、フェルスタッペンに続く2列目に並ぶと予想しました。

 2列目以降に関しては、フリー走行を見る限りチームごとで並ぶケースが多く予選でもチームメイトが横並びすると予想し、Top10進出はフェラーリ、メルセデス、ウィリアムズ、レーシングブルズが筆頭との予想を立てています。

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予選はこの後21時からセッションスタートとなります。
 このコースは前述したとおりダウンフォースレベルがモンツァ並であり、コーナーはストップ&ゴー、ホームストレートは2Kmほどあります。一周をきれいに纏めるにはライバルのスリップストリームをうまく使うこと、ブレーキングでミスをしないことが重要になってきます。
 一方で、レースではF1カレンダー中、最も抜きやすいといっても過言ではないほどオーバーテイクが多いため、そこまで予選順位が重要ではなかったりします。
その例として、2017年では10番手スタートのリカルド(当時レッドブル)、2021年は7番手スタートのペレス(当時レッドブル)が勝利を挙げる中、2021年からポールを獲得してるルクレールは何れのレースも勝てていません。故に予選で失敗してもレースで挽回できる近代F1では稀に見るコースとなります。
 この特異なコースでルクレールが5年連続のポール獲得となるか、ライバルが勢が待ったをかけるか、面白い予選になるのではと期待しています。

 予選結果については、いつも通りセッション終了後に投稿予定ですので、そちらも見ていただけると嬉しいです
Posted at 2025/09/20 19:15:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年09月07日 イイね!

【レース結果】第16戦イタリアGP

【レース結果】第16戦イタリアGPF12025イタリアGPレース結果です。


優勝はレッドブルのフェルスタッペン
 ポールスタートから1コーナーのシケインまでにノリスと激しいトップ争いで一時は2番手に下がるもすぐさまトップを奪い返すとその後は後続を引き離し、盤石なレース展開で2位に20秒弱の大差を付け、今季3勝目を記録しました。

2位はマクラーレンのノリス
 2番手スタートから1コーナーのシケインまでにフェルスタッペンとの激しい攻防の中で一度はトップに立つも、レースペースで勝るフェルスタッペンにトップを明け渡してしまいました。その後は46周目までピットを遅らせるもピットでミスがあり3位に後退してしまいました。チームの指示で順位を入れ替えてもらい何とか2位でフィニッシュしました。

3位はマクラーレンのピアストリ
 3番手スタートから序盤はルクレール(フェラーリ)との3位争いを展開し3位を守り抜くと、45周までミディアムタイヤを守りながら周回をこなし、チームメイトのピットミスで2位に浮上もチームの指示でノリスに2位を譲りました。そしてそのまま3位でフィニッシュしチャンピオン争いでノリスに3点縮められただけで依然有利な状態でヨーロッパラウンドを終えることになりました。

 地元レースのフェラーリ勢は、4番手スタートのルクレールは序盤でピアストリから3位を奪うも、すぐさま3位を明け渡し以降はトップ争いに絡むことなく4位でレースを終えました。一方ハミルトンは前戦のペナルティで10番手スタートとなるもスタートダッシュを決め10周目までには6番手まで順位を戻しました。その後一時は5番手まで順位を上げるもピットストップのタイミングでラッセル(メルセデス)に前を行かれ、そのまま6位でフィニッシュも充分挽回できたレースだと思います。

 こちらも地元レースとなったレーシングブルズは、昨日の予選でまさかの2台Q1ノックアウトとなってしまい、決勝前にはハジャーに対しPU交換を実施したことによりピットレーンスタートが確定しました。レースではハジャーは後方から追い上げをみせ、何とか10番手でフィニッシュしポイントを獲得するも、ローソンは早めのピットストップで暫くは単独走行が続き、ライバルのピットイン後も順位を上げきれず14位でフィニッシュしました。

 最後にレッドブルの角田選手は、9番手スタートからオープニングラップをそのままの順位で戻ってくると、序盤はアントネッリ(メルセデス)からのプレッシャーを受けながら9位を守り続けました。19周目にピットを終えた後、28周目にはローソンとの接触でタイムを失い、以降はペースが上がらず、結果は13位と2戦連続のポイント獲得となりませんでした。


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以下、レースの展開になります。
 レース開始前にハジャーとガスリー(アルピーヌ)がPU交換を実施し、ピットレーンスタートとなり、ハミルトンも前戦オランダGPでレコノサンスラップ中の黄旗区間で十分に減速しなかったことで5グリッドダウンのペナルティで10番手スタートとなりました。

 フォーメーションラップが始まると12番手スタートのヒュルケンベルグ(ザウバー)が油圧系のトラブルでそのままピットに入りここでリタイアとなりました。

 スタート前に1台欠いたままレースがスタートし、オープニングラップの1コーナーで各車順位争いを展開し、3周目あたりまで各車入り乱れる状態となるものの徐々に隊列が整い順位争いも一息つき始めました。


 レースはそのまま何事もなく展開していきましたが、25周目にアロンソ(アストンマーティン)がアスカリシケイン出口の縁石に乗った際、サスペンションを壊しそのままピットへ入りリタイアとなってしまいました。


 28周目に角田選手とローソンがロッジアシケインで接触し、お互い大幅なタイムロスとなってしまい、この接触の影響か以降のペースが落ちてしまい入賞争いから脱落してしまいました。


 41周目には同じくロッジアシケインでベアマン(ハース)とサインツ(ウィリアムズ)が激しく接触しスピンを喫するも、すぐさまレースに復帰しセーフティカー出動に至りませんでした。この接触でベアマンに非があるとして10秒ペナルティの裁定が下されました。


 レースも残り10周を切ったところでマクラーレン勢がようやくピットインを実施しましたが、ノリスのピットの際に左フロントの装着に手間取り、先にピットを済ませたピアストリに順位を明け渡すも、チームの指示でピアストリはノリスに順位を譲りチャンピオン争いの最中、大人の対応を見せました。

 そしてレースはその後何事もなく終了し、なんとこのレースは2023年のイタリアGPの最短レース時間を更新し、1時間13分という時間でレースが終了しました。


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 次戦は2週間後のバクー市街地コースで行われるアゼルバイジャンGPとなります。
このレースでマクラーレンがワンツー、或いはワンスリーフィニッシュをするとライバルの順位に関係なしにコンストラクターチャンピオンが確定します。これは2023年のレッドブルが第17戦日本GPで確定させた時と並ぶことになります。今シーズンの勢力を見るとアゼルバイジャンGPでほぼほぼ決定するという意見が有力的な感じがします。一方ドライバーズ争いはイタリアGPでノリスが3点縮めるも未だ1レース分以上の差があるため、依然ピアストリが有利な状況です。ここから始める中東、アジア、アメリカラウンドで流れが変わるか否か注目していきたいと思います。

それでは、また2週間後に(^_^)/~
Posted at 2025/09/08 01:26:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年09月07日 イイね!

【予選結果】第16戦イタリアGP

【予選結果】第16戦イタリアGPF1第16戦イタリアGPの予選結果です。

まずは予想の答え合わせになります。
 ・順位的中者:的中無し(予想の1個ずれが5人・・・)
 ・Q3進出者:7人的中
       ハジャーQ1敗退、ヒュルケンベルグ、アルボンがQ2敗退
       アントネッリ、アロンソ、角田選手がQ3進出

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以下、予選結果になります。
ポールはレッドブルのフェルスタッペン
 フリー走行まではマクラーレンとフェラーリ勢にやや遅れを取っていたものの、予選では逆にライバル勢に対し速さを示し、Q3では2020年にハミルトン(当時メルセデス)が記録したポールタイムを更新し、第12戦イギリス以来、通算45回目のポールを獲得しました。
 今回のポールでレッドブルドライバーとしてはセバスチャン・ベッテルの44回を更新し単独トップとなり、更にはレッドブルにとって100回目のポール獲得となりました。明日のレースは後ろのマクラーレン勢をうまく抑え第7戦エミリア・ロマーニャ以来の勝利を手にしたいところです。
 
2位はマクラーレンのノリス
 フリー走行ではトップタイムを記録するもこれまでと違い他を圧倒するほどではなく、予選でもQ2でミスもあり一時はノックアウトゾーンに落ちるなどといったギリギリの展開でQ3にコマを進めると、Q3では最後のアタックでトップタイムを更新するも、後続のフェルスタッペンにタイムを更新され結果は2番手となりました。明日のレースでは少なくともピアストリより前でゴールし、あわよくば、スタートダッシュを決め、1コーナーのシケインでフェルスタッペンからトップを奪いたいところです。

3位はマクラーレンのピアストリ
 前戦の優勝でチャンピオン争いを繰り広げるノリスとの差を広げ、余裕をもって臨んだイタリアGPですが、ノリス同様ライバル勢に対しこれまでの優位性は見られなくなり、予選でもライバルやチームメイトに先行を許し、結果は3番手となりました。明日のレースはリタイアは避けつつ、ダメージを最小限に抑えチャンピオンシップでノリスに対し極力有利な状態でレースを終えたいところです

 地元フェラーリの2台はフリー走行1回目でワンツーを記録し地元ファンを沸かせると、ルクレールはその後立て続けに2位とポール獲得に期待が膨らむも、予選が始まるとそれまでの速さは鳴りを潜め、結果的にはフェルスタッペン、マクラーレンの2台に続くルクレール4位、ハミルトン5位と何とか優勝が手に届きそうなグリッドを獲得することができました。しかし、ハミルトンは前戦オランダGPのレコノサンスラップ中の黄旗違反で5グリッドペナルティの裁定が下り10番手グリッドからのスタートとなってしまいました。

 一方、こちらも地元レースとなったレーシングブルズに関しては、前戦オランダGPでハジャーが自身初の表彰台となる3位を引っ提げ地元凱旋となるも、予選ではハジャー16位、ローソン20位と地元レースで今年初のQ1ダブルノックアウトとなり、ハジャーにとってはキャリア初のQ1ノックアウトとなり、厳しい週末となりそうな雰囲気が漂っています。明日のレースでは何とか挽回しポイント獲得を目指したいところです。

 最後にレッドブルの角田選手は、前戦オランダGPでは惜しくもQ3進出とはならずもレースではポイントを持ち帰り、後半戦をまずまずなスタートを切ると、今週のイタリアGPではフリー走行で度々TOP10内に名を連ねました。
 続く予選ではQ1を4位で通過すると、続くQ2でもそこそこのタイムを記録し後続のアタックにより結果10位でQ2を通過しました。最後のQ3では、1回目のアタックでバッテリーの問題により十分なアタックが出来ず、最後のアタックでも大きくタイム更新することができず結果は10番手となりました。
 明日はハミルトンのペナルティにより9番手からのスタートとなりますが、コースレイアウトに反しオーバーテイクが難しいため、スタートで順位を上げ少しでもレース展開を有利に運んでいき、1点でも多くのポイントを持ち帰りたいところです。


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 明日のレースは22時からセッション開始予定となります。
前戦のオランダGP同様、抜きにくい特性を持つ一方で近年では2020年以降ポールシッターが勝利できていないという相反する不思議な統計があり、ほかのコースとは違った特徴を持っています。それでも1つだけ言えるのはスタートダッシュを決め1つでも順位を上げることが、レース全体を見たときに有利な展開でレースを進めることができます。明日はオープニングラップの1-2コーナーが最初の見どころだと思うので、そこを注目していきたいと思います。

レース結果については、レース終了後に投稿予定ですので見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2025/09/07 01:24:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年09月06日 イイね!

【ゑむ式F1予選予想】第16戦イタリアGP予選

【ゑむ式F1予選予想】第16戦イタリアGP予選みなさんこんばんは、そどーゑむです。
先週のオランダGPから連戦となる今週は、自動車レースのサーキットとして世界で3番目に古く、歴史のあるモンツァサーキットで行われるイタリアGPです。
 イタリアはフェラーリの地元であり、去年は予選4番手から見事ルクレールが優勝し地元の熱狂的なファンであるティフォシたちを大いに沸かせました。


また、レーシングブルズにとってもの地元レースでもあり、前戦ハジャーの初表彰台獲得を引っ提げ、堂々の地元凱旋となりました。今週も地元ファンにいいレースを見せたいところだと思います。


 ドライバーに目を向けるとメルセデスの大物ルーキーであるアントネッリがイモラに続く母国レースとなりますが、イモラのレースではリタイアに終わってしまっているので、今回はその雪辱を果たしたいところです。


それでは前置きはこの辺にして、イタリアGPの予選予想に入ります。

 先ほど行われたフリー走行3回目では全車がトップから1秒以内に入るという今年最大の接戦になると予想され、正直誰がトップ10に来てもおかしくないくらいの状態です。
 その中で去年の覇者フェラーリのルクレールがフリー走行すべてでTOP3以内であることから、ポールは地元レースのルクレールとしました。
その後ろに今年最速のマクラーレン勢が続き、TOP6まではトップチームが犇めきあうと思います。4列目以降は中団勢の中からフリー走行で速さを見せてたドライバーを選出した形となりますが、この辺りはどのチーム、ドライバーが来てもおかしくないくらい予選のタイム差が詰まっているため7割くらい勘です笑

 予選はこの後23時からセッションスタートとなります。
このサーキットはF1カレンダー中最も平均速度が高く、ダウンフォース量が少ないため、少しでもスリップストリームを使ってタイムを稼ぎに行きます。故に予選アタックを行う順番や位置取りが非常に重要であり、数年前はこの駆け引きで各車ギリギリまでピットから出てこず、中には時間切れでアタックに入れなかったドライバーがいたりと物議を物議を醸すこともありました。今年も同じような駆け引きが行われるのは想像に難くありません。
 レースになるとダウンフォースの少なさから相対的にDRSの効果も薄れ、ストレートの多いコースレイアウトに反して意外と抜きにくい特性がありますので、各車今日の予選では少しでも上のグリッドからスタートしたいところだと思います。
 この超高速決戦の予選を制するのはいったい誰なのか注目していきたいと思います。

 予選結果については、いつも通りセッション終了後に投稿予定ですので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
Posted at 2025/09/06 21:43:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年08月31日 イイね!

【レース結果】第15戦オランダGP

【レース結果】第15戦オランダGPF12025オランダGPレース結果です。


優勝はマクラーレンのピアストリ
 ポールスタートから抜群のスタートでホールショットを奪うと、その後は雨やSCで混沌とする中、一度もトップを譲らずトップでチェッカーを受けました。また、ファステストラップも獲得し、グランドスラムを達成という後半戦最高のスタートを決めました。

2位はレッドブルのフェルスタッペン
 3番手スタートから新品ソフトを選択し、スタートでノリス(マクラーレン)をかわし2番手に浮上するも、10周目付近でノリスに2位を譲ると、その後は終始アグレッシブな戦略で虎視眈々と上位を狙い続けライバルの脱落により最終的には2番手でフィニッシュしました。これで2021年から地元レースで5年連続の表彰台獲得となりました。

3位はレーシングブルズのハジャー
 昨日の予選で自身最高グリッドの4番手から好スタートを決め、序盤からルクレール(フェラーリ)とラッセル(メルセデス)からのプレッシャーを押しのけ、前を走るフェルスタッペンと遜色ない走りで4番手を守り続けました。レース終盤でライバルのリタイアもあり3番手に上がりそのままフィニッシュし、自身初の表彰台獲得し、ドライバーオブザデイも獲得しました。
 今回の表彰台獲得でフランス人最年少を更新し、チームとしては2021年アルファタウリ時代のアゼルバイジャンGPでガスリーが獲得して以来、久々の表彰台となりました。

 トップ3以外では、ウィリアムズのアルボン、ハースのベアマン、アストンマーティンのストロールがそれぞれ、15番手、ピットレーン、19番手からのスタートで大荒れのレースをうまく立ち回り、アルボン5位、ベアマン6位、ストロール7位とそれぞれポイントを獲得しました。

 一方、フェラーリの2台は、ルクレール6番手、ハミルトン7番手からレースに臨みましたが、レース序盤雨がぱらついた影響で23周目にハミルトンが3コーナーで雨に濡れたコース外のペイントに足を取られ単独クラッシュしてしまいました。ルクレールの方も、53周目のピットアウト時に同じく3コーナーでアントネッリ(メルセデス)と接触し、マシンは大破、そのままリタイヤなってしまいました。フェラーリのダブルリタイアは2022年カナダGP以来となり、次戦は地元イタリアGPだっただけにこのレースで結果を残し、いい流れで地元凱旋したかった思惑もあったと思いますが、残念な結果となってしまいました。

 さらに、このレース一番の波乱となったのは、2番手スタートだったマクラーレンのノリス。スタートでソフトタイヤを履くフェルスタッペンに先行を許すも、1回目のピット前に順位を奪い返し、前を走るピアストリを終始猛追していきましたが、レース終了間際の65周目に無線でコックピットからの煙と異臭がすると訴えた直後、煙を吐きながらマシンをコース上に止めてしまいました。原因はオイルリークとのことで、チャンピオンを争うピアストリはこのレースに勝利したため、9点まで詰めた差を34点まで拡大してしまい、チャンピオン争いに大きな痛手を負うことになってしまいました。

 最後にレッドブルの角田選手は、フェルスタッペンと同じく新品ソフトを履き、12番手からスタートでアントネッリとアロンソ(アストンマーティン)の前に出ると、2回のピットで順位を落し、さらには終盤のSC中にスロットルにトラブルを抱えてしまうも、前を走るライバルのリタイヤやペナルティで順位が繰り上がり、最終的には9位でフィニッシュすることができました。角田選手のポイント獲得は第7戦エミリア・ロマーニャGP以来久々であり、後半戦最初のレースでいいスタートを決められたと思います。盟友だったハジャーも表彰台獲得となり今年どこかで角田選手にもチャンスが訪れればと願っております。

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 以下、レースの展開になります。
レース開始前に予選19位のベアマンがPU交換でピットレーンスタートを選択しました。

 各車スタートタイヤはミディアムを選択するドライバーが多くいる中、フェルスタッペン、角田選手、コラピント(アルピーヌ)、ヒュルケンベルグ(ザウバー)がソフトを選択し、ハースの2台はハードを選択しました。

 レースはドライコンディションで行なわれるも、数周後には雨が降るという予報がある中、レースがスタートしました。
 
 16周目に予報通り雨がパラパラと降り出すもラップタイムに影響が出る程ではなく、各車そのままスリックタイヤで走り続けましたが、23周目にハミルトンが3コーナーで雨に濡れたコース外のペイントでグリップを失い、コーナー出口の壁にクラッシュしリタイアとなってしまいました。これでSCが出動し、ピットを済ませていないトップ勢を中心にピットインを行いました。


 27周目にSCが解除されレース再開されるとすぐに1コーナーでローソン(レーシングブルズ)とサインツ(ウィリアムズ)が接触し、両者パンクでその周にピットに入りタイヤ交換をしてレース復帰も大きく順位を落とすことになりました。この一件はサインツに非があるとして10秒ペナルティの裁定が下されました。

 この時点ではSCが出なかったものの、31周目にホームストレート上に落ちたデブリの除去でVSCが出動し、デブリ除去を済ませると32周目にはレース再開となりました。

 53周目にはピットインを済ませコースに復帰したルクレールと先にタイヤ交換を済ませていたアントネッリが3コーナーで交錯しルクレールが弾き飛ばされる形で壁にクラッシュし、マシンは大破してしまいました。すぐさま本日2度目のSCが出動し、1回目同様にトップ勢を中心に2度目のピットを済ませレース再開に備えます。ちなみにアントネッリにはこの接触で10秒ペナルティの裁定に加え、ピットレーン速度違反により5秒ペナルティと計15秒のタイムペナルティを受けることになりました。


 58周目にレースが再開しそのままレース終了まで行くと思われたが、65周目に2番手を走るノリスが無線でオイルリークによりマシンから煙と異臭がすると無線で訴えた直後、バックストレート前のコーナーでマシンを止めてしまい、これでこのレース3回目のSC出動となりました。


 69周目にレース再開となり、その後は72周目までは無事レースが進行し、荒れに荒れたレースが終了しました。

 後半戦一発目のレースがこれほど波乱な展開になるとは予想できず、ここまで盤石だったマクラーレンにもトラブル発生と、チャンピオンシップ含めシーズンの流れか大きく変化するのではないかと思います。逆にこの展開の中で見事初表彰台を獲得したハジャーを始めとする中団グループの争いも激化の一途をたどり、コンストラクターの5位以下の争いからも目が離せなくなってきました。

 そして久々のポイント獲得となった角田選手にも、ここからシーズン後半に向けいいスタートを切れたと思うので、この流れでコンスタントにポイント獲得し、来年以降の契約につなげていければと思っております。

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 次戦は2週続けての開催となり、フェラーリの地元イタリアGPとなります。
オランダGPでは散々な結果となったフェラーリですが、地元の熱狂的なティフォシの前で結果を残し、スタンドを大いに沸かせてくれることを期待しております。

それでは、また来週(^_^)/~
Posted at 2025/09/01 01:46:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「【レース結果】第18戦シンガポールGP http://cvw.jp/b/3692401/48696427/
何シテル?   10/06 00:53
どこにでもいそうな普通のクルマ好きです。 主にドライブやクルマいじりといった部分を趣味としています。 また、F1観戦も趣味の1つでありかれこれ20年近く見続...
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