
F12025メキシコGPレース結果です。
(下書きにチェック付けたまま投稿してたため、アップ出来てませんでした…)
優勝はマクラーレンのノリス
ポールスタートから抜群のスタート1コーナーを守り、その後は2位以下を徐々に引き離しながらレースを展開していき、最後は2位に30秒近い大差での優勝となりました。これでポイントランキングでも首位に立ち、自身初のタイトル獲得へ大きな勝利となりました。
2位はフェラーリのルクレール
2番手スタートから1コーナーに向け激しいトップ争いを潜り抜け2位を守るとレース中盤までは2位を単独走行続ける形となりました。レース終盤にはフェルスタッペン(レッドブル)が猛追するもファイナルラップ直前で出たVSCに助けられ、順位はそのまま2位でフィニッシュしました。
3位はレッドブルのフェルスタッペン
5番手スタートから1コーナーでトップを狙うもコースアウトにより順位を上げられなかったものの、ライバルたちが2ストップ作戦の中で1ストップ作戦を敢行し3位まで順位を上げました。レース終盤には、ルクレールにプレッシャーを掛けるもあと一歩で届かず3位フィニッシュとなりました。
4位でフィニッシュしたハースのベアマンは、10番手からスタートしレース序盤で上位陣の順位争いの間隙をついて4位まで上がると、その後は2台のメルセデスを抑え続けました。レース終盤にもピアストリ(マクラーレン)からの猛追を振り切り、自身最高の4位でレースを終えました。
ポイントランキングトップで迎えたマクラーレンのピアストリは7番手スタートから、1周目に9番手まで順位を落とし、レース序盤はメルセデス2台の後ろを走り続けました。レース中盤から後半にかけて、タイヤ交換でアントネッリ、コース上でラッセルの2台のメルセデスを攻略し、最終的にはベアマンに対しプレッシャーを掛けるもあと一歩届かず5位でフィニッシュとなりました。
今回のレースでランキングトップの座を明け渡してしまいましたが、ポイント差はわずか1点であるため、まだまだ諦める必要はありません。
最後にレッドブルの角田選手は、10番手スタートからミディアムタイヤを選択し、1周目には8位へ順位を上げると、序盤はピアストリを抑え続けタイトルを争うフェルスタッペンのアシストに徹しました。フェルスタッペン同様に1ストップ作戦を取りましたが、肝心のピット作業のミスで約10秒のタイムロスがありこれが最後まで響きました、結果的には追い上げ空しく11位でフィニッシュという悔しい結果となってしまいました。
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以下、レースの展開になります。
前戦、ウィリアムズのサインツがペナルティを消化する前にレースウィリタイヤしてしまったため、このGPで5グリッドペナルティを受けてしまい、7番手から12番手へ降格となりました。
各車のスタートタイヤですが、1コーナーまでの蹴り出しと50℃を超える路面温度からミディアムタイヤスタートが主な戦略とみられていましたが、半数以上がソフトタイヤを選ぶという結果となりました。
予定通りにレースがスタートし、迎えた1コーナーで、ノリス・ルクレール。ハミルトン・フェルスタッペンが4ワイドで1コーナーに飛び込み、ルクレールとフェルスタッペンがコースオフしてしまうものの順位はそのままとなりました。

この後ろでは、角田選手が10位から8位へ順位を上げた一方、ピアストリは7位から9位へ後退してしまいました。
6周目に、ハミルトンとフェルスタッペンが3位争いを展開し、2コーナーでフェルスタッペン、4コーナーでハミルトンがそれぞれコースオフし、これによりハミルトンがコース外走行でアドバンテージを得たとして10秒ペナルティを受けてしまいました。一方、フェルスタッペンに対しては調査が入ったもののペナルティは無しと判断されました。

なお、ベアマンはこの間隙をついて、前を走るマシンを纏めて抜き去り4位へジャンプアップしました。
48周目にはここまでメルセデス2台を抜きあぐねていたピアストリが、ピット作業の合間でアントネッリを逆転し、61周目の1コーナーでラッセルを攻略しました。
レースも残り3周を切ったあたりで、ルクレール vs フェルスタッペンの2位争いと、ベアマン vs ピアストリの4番手争いが激化するさなか、ファイナルラップ直前でサインツが最終コーナー手前でスピンを喫しマシンを止めてしまいました。
これでVSCが出動となり、レース終了間際に解除されたものの、順位争いはこれで決着となりました。

リタイヤとなったサインツにとっては、昨年フェラーリでこの地を勝っているだけに、今年もいいレースを展開したかったところではありますが、レース前のグリッドペナルティに始まり、レース中では2度のピットレーン速度違反により、5秒ペナルティとドライブスルーペナルティをそれそれ食らった上、最後はリタイヤと昨年と打って変わって本人にとっても散々なレースであったことだと思います。
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次戦は2週間後、ブラジルで行われるサンパウロGPです。
ここにきてチャンピオン争いが大きく動き、各車ポイント差が縮まる中、とうとうピアストリが長らく守り続けたランキングトップの座を明け渡してしまいました。
これによりマクラーレン両者がイーブンとなり、王者フェルスタッペンも虎視眈々とその差を詰め、チャンスをうかがっています。
次のブラジルはスプリントフォーマットであるため、再び大量得点を取るチャンスとなります。
チャンピオン争いの行方は、最終戦アブダビGPが終わるまでわからないと思うので、シーズン終了まで来届けたいと思います。
次回の投稿は、第21戦サンパウロGPを予定していますので、よろしければ見ていただけると嬉しいです。
本投稿と関係ありませんが、今週末から開催されるジャパンモビリティショーに参加予定ですので、元気があればそちらについても何か投稿しようかなと思っております。
それでは、またお会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2025/10/27 12:50:48 | |
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