
F12025第22戦ラスベガスGPのレース結果です。
優勝はレッドブルのフェルスタッペン
2番手スタートから1コーナーでトップに立つと、以降は一度もトップを譲ることなく完璧なレースマネジメントで見事トップチェッカーを受けました。
これでラスベガス2勝目、通算69勝目を挙げ、チャンピオン争いでも望みを繋ぐ優勝となりました。
2位はマクラーレンのノリス
ポールスタートから2位のフェルスタッペンを牽制するも1コーナーでミスを喫し、3番手まで順位を落とすも中盤に2番手まで浮上しました。
しかし残り3周となったところで何らかのマシントラブルでペースを大きく落とすも順位はそのまま2位で何とかフィニッシュしました。
3位はメルセデスのラッセル
4番手スタートから1コーナーで順位を3位に上げると、スタートでミスをしたノリスをオーバーテイクし2位へ浮上しました。
以降は中盤まで2位を守るもノリスに2位を明け渡し、そのまま3位でチェッカーを受けました。
昨日の予選でQ1敗退となったアントネッリ(メルセデス)は、ソフトタイヤでスタート後、早々にハードタイヤに交換すると着実に順位を上げていきました
レース中盤から終盤にかけピアストリ(マクラーレン)とルクレール(フェラーリ)からプレッシャーを受けるも順位を守り4位でフィニッシュもジャンプスタートで5秒ペナルティで結果は5位となりましたが、見事なカムバックを見せてくれました。
同じく予選でQ1敗退で最後尾スタートとなったハミルトン(フェラーリ)は、ハードタイヤでのスタートを選択し1周目の1コーナーの混乱をうまく切り抜け13位にジャンプアップすると、ライバルのピットインで一時5位まで順位を上げました。ピットイン後は10位でレース復帰となり、直後にバトルもありながら順位を守りそのまま10位フィニッシュしました。
最後にレッドブルの角田選手は、昨日の予選ではチームのミスで19位となったためレースではPU交換を決断しピットレーンからスタートすることになりました。
レーススタート後、すぐさまタイヤ交換を行いミディアムからハードへ乗り換えると、トップと遜色なペースで追い上げていきました。
レース中盤に再びミディアムタイヤへ交換しペースアップを図るも、順位を上げきれず結果は14位と悔しい結果に終わりました。
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以下、レースの展開の抜粋になります。
昨日の予選とは打って変わり完全なドライコンディションになったものの、気温の低さと雨により路面のラバーが流されたことによりスタートタイヤはミディアムが主流とみられました。
各車スタートタイヤは以下の通りです。
トップ10は全車ミディアムを選択、以降は5台がハード、アントネッリのみソフトを選択しました。
予定通りレースがスタートし、早速ポールスタートのノリスがフェルスタッペンを牽制する動きを見せますが、これによりコース上の埃を拾った影響で1コーナーで止まり切れず2位へ順位を落としてしまいました。
さらに直後のストレートエンドでラッセルにもかわされ3位へ後退してしまいました
その後ろでは、ピアストリとローソン(レーシングブルズ)が1コーナーで接触し、ローソンはフロントウィングにダメージを負ってしまいました。
更にその後方ではストロール(アストンマーティン)のインにボルトレート(ザウバー)が突撃し、それに巻き込まれる形でガスリー(アルピーヌ)もスピンしてしまいました。
ストロールは直後の5コーナーでマシンストップ、ボルトレートも数周後にピットインで両者リタイアとなり、この接触の原因を作ったとしてボルトレートには次戦5グリッドペナルティとペナルティポイント2の裁定が下されました。
またこの接触によりコース上にデブリが落ち、これの撤去のためVSCが出動となりました。
レースが進み16周目にはバックストレートでアルボン(ウィリアムズ)がハミルトンにオーバーテイクされるも、抜き返しにかかったところで接触し、アルボンのフロントウィングが破損、デブリ除去のため本日2度目のVSC出動となりました。
2度目のVSC明け直後、ピアストリがハジャー(レーシングブルズ)をオーバーテイクし順位を1つ戻しました。
レースも中盤に差し掛かり34周目には1周目に順位を落としたノリスが2位のラッセルをバックストレートエンドの飛び込みで仕留め、2位へ順位を上げました。
一方、その後ろでは17番手から4位まで順位を上げたアントネッリに対し、ピアストリがバックストレートエンドで仕掛けるもアントネッリが上手くブロックし順位を守りました。
レースも残り3周を切ったあたりで、2位を走るノリスがマシンに何かしらのトラブルを抱えてしまった影響で大幅にペースを落としてしまいました。
幸いにも3位ラッセルとは10秒近いギャップもあり、何とかそのままの順位でフィニッシュすることができました。
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次戦は2週連続となり、舞台はカタールで行われます。
このレースでは王者フェルスタッペンが意地を見せ、次戦以降の逆転王者に望みを繋ぐ勝利を獲得した一方、ランキングトップのノリスと2位のピアストリの差が更に開き、ノリスの初戴冠がまた一歩近づく展開となりました。
次戦カタールの結果次第では、最終戦を待たずしてチャンピオンが決定する可能性もあり、ピアストリ、フェルスタッペンにとって正念場を迎えるグランプリとなります。
ノリスがカタールで王者を決めるか、ピアストリ、フェルスタッペンが最終戦アブダビに望みを繋げるかが大きなポイントとなります。
次戦は最後のスプリントフォーマットでレースも日本時間の夜中と大変ですが、いつも通りブログを投稿予定ですので、よろしけれな見ていただけると嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう(^_^)/~
Posted at 2025/11/23 16:32:38 | |
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