昔懐かしいスクリューマウントレンズ。
日本では旭光学(PENTAXさんネ!)がこのマウントを採用しており、父がPENTAX-SPを使っていたのを思い出します。
で、このスクリューマウントレンズ(M42マウントやプラクチカスクリューマウントと呼ばれていますネ)をNikonボディーに取り付けるマウントアダプターを入手デス!
(
ESさんがマウントアダプターを買うと聞いたので、一緒に手配して頂きました。)
早速手持ちのスクリューマウントレンズ、SMC TAKUMAR 1:1.4/50をNikon D200に付けて、家の中でチョロッと撮ってみると・・・。
うーん、思いの外キレイなボケと発色にビックリ!
Nikonさんの50mmレンズよりイイ感じ??
こんな便利なマウントアダプターですが、使うには残念ながらチョットした制約があります・・・。
一番の問題はレンズの無限大が出ない!
これはM42マウントとNikon Fマウントとの規格の違いで、レンズ取り付け面とフィルム(受光素子)面の距離(フランジバック)が異なり(M42マウントの方が数mm短い)、Nikonボディーで使うにはちょうど接写リングを挟み込んだ感じとなってしまいます。
こんな事って、
以前買ったNikon-PENTAX645マウントアダプターでは、フランジバックがNikon Fマウントより長いPENTAX645レンズを使うので、無かった問題デスね。
【今回このマウントアダプターに取り付けたSMC TAKUMAR 1:1.4/50では、3m付近までピントが合いましたよ。】
で、無限大を出せる補正レンズ入り(テレコンバーターの様なモノで焦点距離が約1.3倍になります。)アダプターも存在し・・・。
ただ、この一枚入る補正レンズのため、元のレンズの描写力を再現出来ない!
との異論も有るようですが、ついでに手配デス。
【これまた今回取り付けたSMC TAKUMAR 1:1.4/50では、後玉が干渉するのか上手く付けれませんでした。
マウントアダプターに補正レンズが付いているので、広角レンズなどの後玉が後方(カメラ側)に飛び出ているレンズは干渉し取り付けられません・・・。】
<左側:無限大の出ないマウントアダプター、右側:補正レンズ入りマウントアダプター>
まぁ、Nikonボディーですと、A:絞り優先オート(絞り込み測光ですが・・・)と M:マニュアルが使え、内蔵露出計も動いてくれるので便利デス。
(レンズ側の絞りリングでの露出制御が出来ないNikon D70やF80等は露出を含め完全マニュアルのみとなりますネ。)
もちろん、ピント合わせはAFカメラでもマニュアルフォーカスのみですよ。
なので、
マニュアルレンズでもピント合わせの簡単なスプリットスクリーンが欲しくなっちゃいますネ!
M42マウントのレンズって安い出物が沢山ありますので、このマウントアダプターを使ってイロイロと楽しめそうだなぁー。
Posted at 2010/01/24 14:28:34 | |
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