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ムルティプラの狼のブログ一覧

2012年10月11日 イイね!

CVジョイントへの道:その6

エンジンも載っていよいよ終盤です。

今回は、以前からチンクオーナーさんから
効きの甘さを指摘されていた
ブレーキの再チェックをメインに
レポートしていただいています〜〜〜♫




こんばんは。

ブレーキダストからブレーキのバランス的なところ今検討中です。
dapさんはやはりかなり重量増のようですので500よりかはコーナーリングの安定感があるかもですが、リヤエンジンでコーナーをオーバースピードで行きすぎた場合、テールスライドのお釣りはすんごいので取り返しのつかないことになりかねません。無理はなさらないでくださいね!!

ダストはフロントを確認して少し悩んでます。リヤのほうが多かったんです。ひょっとしたらマスターシリンダーは500のシングルとは違いタンデムタイプで全長が長いタイプでネジのピッチやパイプの位置などかなり多くの車種と外観共通ですので違う重量バランスの車種(例えばFFの車とか)のマスターでも付いちゃうので検査を取られたときにマスターは交換されてたのですが、空冷2気筒リヤエンジン用のマスターシリンダーを使用されてるか???と思っています。タンデム2系統はフロント、リヤと分かれています。マスター内部にスプリングがあってそのバネレートでブレーキペダル踏み始めと途中と2段階でシリンダーが動きフロント、リヤと初期タッチでの作動やフルブレーキ時の油圧伝達比率が車種によって違うので本来の適正なスプリングとは違うタイプのマスターが使われていたら(パーツ発注して入荷したものをばらして確認しないとパッケージだけでは輸入品は怪しいものですが)リヤが妙に先に効いてフロントは後からみたいなことになってるのかな?と。

このへんは明日に詳しく調べてみますが、わかっても変更は出来ません。マスターを別の物に交換しないといけないのです。


先日の続きです。



オイルパンを外しました。赤い液体パッキンがべっちょり。綺麗に掃除します。



油温センサーの穴を設けるのでネジ山を確認。説明書では1/8NPTってなってます。



テーパーネジの1/8ですがセンサーにはPTってなってますね。付属のアダプタを嵌めると簡単に奥まで行くではありませんか・・・。ユルユル。



説明書信じて1/8NPTでオイルパンにタップ切ってたらガバガバになるところでした。同じ1/8でもNPTとPTではネジ山のピッチもサイズも微妙に違うんです。PTのほうが細いんですね。ですからPTの穴にNPTは無理やり入りますが、NPTの穴にPTはユルユルで・・・。一番邪魔にならないマフラーの熱とは関係ない反対側に設けました。



オイルパンを外して見えるエンジン腰下内部です。オイル焼けも無く綺麗ですね!!!腰下は程度抜群でしょう!!残るピストン、リングあたりは見れませんが。
カムは126後期のノーマルで500、126中期までのカムとは違って低速トルクはあるが中速〜高回転が不向きな(パワーの出ない)EXよりINのカム山がバルブがすぐに閉じるようなとんがったタイプのカムでした。

いつかエンジンをハイカム化、ヘッドOHで軽量ビッグバルブ化してあげると腰下は綺麗なので良いエンジンになると思います〜〜♪



センサーはより外温度に影響されないように保護になるホース装着して振動で揺れない様にしてエンジンに這わせます。



フロントのブレーキを確認してみたらダスト少ない・・・左右同じくらいに。ブレーキペダル踏んだら先にリヤが効き過ぎか。。。これは重量バランスの違う車種のマスターが付いてるのか?



リヤのホイールアライメントを調整して(めっちゃINきつ過ぎでした)試運転!



ポイントはまだいけますが交換しても良い時期でしたので交換、点火時期調整しておきます。ブレーキは最初よりかは踏み代も戻りましたが、じっくり踏んで効きを確認したらやはり妙にリヤが先に効いてる感じですね。でも今まで通り普通に乗れますが。ペダル側も以前の整備で国産のブレーキスイッチに変えたりそれに伴って金具を変形させたりと過去の工夫の跡がありました。異常は無いので今回はそのままにしておきます。



油温計ですが、最初この下に・・・なんて言ってましたが、ここでは全然見えないですわ・・・あかん。気に入らん(笑)



やはりこの辺が良いなぁ〜〜って思うのですが、ダッシュ側に取り付ける案が無い。そこで少し不細工ですが、既存のタコメーターに抱っこさせる案はいかがでしょうか?



両面テープでタコに抱っこして脱落防止にタイラップ一周巻いて完了。軽いメーターだからこれでいかがでしょうか?

明日にブレーキを再確認して終了間近です!!もうグルングルン走ってますので〜〜^^




やったーーー♫
カメロンパン氏から
エンジン腰下は程度抜群の評価いただきました!
将来、もっとイイエンジンに化ける可能性が見えてきましたよ♥

…それまでに自分のドライビングスキルと
諭吉さんを集めておかないといけませんがーーーwwwww




Posted at 2012/10/11 10:22:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | DAP650 | クルマ
2012年10月09日 イイね!

CVジョイントへの道:その5

続きです〜〜



エンジンはエンジンスタンドにて固定します。こないだオイル交換されたばかりでしたよね?残念ですが抜きとって油温センサーの取り付け穴を設けます。



オイルパンは外しますが、今まではガスケット+液体ガスケットと併用してありますが、液ガス塗ってもしばらくするとどうしてもオイルは滲んで来ます。これはやはり水冷エンジンの温度変化より空冷エンジンは幅が広い温度変化があるためガスケットの伸び縮みが大きいためと思います。滲んで来てもまたガスケット交換するしか対処法はありません。ガスケット無しで液ガス塗るのが一番オイル滲みしない長持ち法だとは思いますが、次に分解することを考えるとオイルパンを破壊しないと外せなくなるのは嫌ですので、液体無しのガスケットのみ(本来のもともとの組み方)で組むようにしております。そうすれば次に交換するときも余計なカス取り作業なしでゴミを出さずに綺麗に交換しやすいですから〜。



エンジンの強制空冷ファンダクト取りいれのダクトホースが破れてました。。。これはもう交換時期ですね。。。外の新鮮な空気を取り入れるべきところがエンジンルームの暑い空気を吸ってエンジン冷やそうとしても効率悪いですよね。この空気はキャブにも導かれてるので夏場は吸入空気温度が上がってパワーダウンしていたかも知れませんね。



左リヤブレーキをあけましたが、凄いブレーキダストです。走行距離の割にはかなり酷使してるのが分かります・・・。



ダスト除去前と除去後。



CVジョイント化の同時に必要なリヤハブベアリングもOHします。



ベアリングケースから中身を出します。グリスは焼けて炭の様に炭化してました。



いよいよハブシャフトからベアリング、CVジョイントと仮合わせで最終チェック。ハブベアリングを綺麗にして先に取り付けます。



ハブシャフトを挿入してCVジョイントが入ります。


 
ここで従来型のスリーブ+カップリングジョイントとの比較です。従来型はシャフトに鉄のスリーブをスプラインで組み合わせて、ハブ側はゴムで充填してある全然フレキシブルでは無いカップリングと組み合わせてボルトでカッチリ止めるのでエンジンミッションが揺れて生じるドライブシャフトの角度変化に対応できずにスプラインが舐めてしまうんですね。構造上仕方ない面もありますが、これらの部品の精度が低くなって来てさらに寿命が短くなるという状況なので、シャフトに角度変化を自由にきかせれるCVジョイントはとても有効です。


 
CVジョイントと言っても正確にはトリボールジョイントと言いまして3つの大きなローラーベアリングのタイプで通常のFF車などでは外側ではなく内側に採用されてる方式です。一般的には外側には軸方向に位置変化の無いジョイントを使うのですが、FIAT500、126系はシャフト自体が軸方向に遊びが必要な構造ですので外側に軸方向にスライドし位置変化出来るトリボール式が使われています。



ついに完成したミッションとCVジョイントとリヤハブが連結されました!!



あとはエンジンの作業が終わればエンジンを載せてこのあたりの作業は終わりますね。

そのあとは油温計とブレーキ前側清掃調整などです。リヤのブレーキダストからして前はもっと凄いでしょうね。。。ブレーキシューは一応自動調整式ですが、国産車の自動調整と比べたらとても機械的な自動調整とは言えない単純な作りなのでうまく作動せずに結局調整を人間がやってあげないといけない場合もあるような構造ですから。。。ある程度仕方ない面もあります。

またつづく〜〜



うーーん、とうとうここまで来ましたね!!♫

カメロンパンさんのスピードなら
今週末の納車は間違いなさそうな感じです(笑

よーし、これで新々生DAPさんで
14日のカーグライベントいけまっせー(笑



Posted at 2012/10/09 13:53:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月08日 イイね!

復活! くるまによんず61




1年以上ぶりの復活なのに
完全身内ネタですみません(^-^)


ネタ自体はずいぶん前からあったんですが
何か描き上げるタイミングが今まで無かったすw



Posted at 2012/10/08 21:34:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | くるまによんず | クルマ
2012年10月06日 イイね!

CVジョイントへの道:その4

本日も
オートマイスターさんから
進捗メールいただきましたよー♪



CVジョイントに行く前に最後の項目(笑)


インプットシャフトのブッシュとオイルシールの交換です。指で差してるスプラインはクラッチディスクと合わさる箇所です。このオイルシールからのオイル漏れも良く見かけます。dapも少し漏れてました。このオイルシールは挿入する向きが裏からなので通常の逆向きに入ってるので外すのがかなりやりにくいシールなんですよね。


裏の薄い板の部分をゴニョゴニョして抜きとります。ケースを傷つけない様にするのがコツです。ブッシュは一度抜いたら緩くなるので摩耗はしてませんでしたが新品に交換。


少し遠回りしましたが、ようやくミッションが完成しました。通常フィラープラグからオイルを入れるのですが、OHした時はアッパーカバーから簡単に入れれます。最後にアッパーカバーを装着して無事完成!MTオイルは1Lちょいしか入らず高回転までバンバン使われて、かつデフも一緒にあるので良いものを使用するようにしてます。MTオイルにしては価格は高めで高性能(空冷2気筒FIATで実際に使って実証済み)ワイドレンジなオイルです。空冷2気筒FIATは最低でもこれくらいのオイルは入れないと安いオイルでは1000kmもオイルの性能を保ってくれません。このオイル缶、実は1Lちょい入ってて見事にピッタリ容量なんです。普通は約1.1Lが規定容量なので2本使って900も余る・・・。みたいな感じですが。

ようやく明日からCVジョイントへ入ります〜〜♪♪




わーーい♡
諭吉さんが一杯つまった
ミッションが完成でーーーーーーいぃσ(TεT;)

Posted at 2012/10/06 23:45:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | DAP650 | クルマ
2012年10月06日 イイね!

英国車イベントのご案内〜♪



ナラナラ団員のminiモモさんから


『今度岡山で英国車イベントあるんですけど
miniサルーン以外の人にも知って来てもらいたいので
狼さんお知り合いで英国車乗りさんおられたら
ご紹介いただけませんか』



…というお話いただいたので、ブログにて
その英国車イベントを紹介させていただきます。



詳しくはコチラへ〜〜♫


イギリス庭園で執り行われるってのが洒落てますな。

昔乗ってたクラブマンエステート残してたら
私も行けたんですけどねーw



さあ英国車乗りは
12月に岡山へ
れっつらごーだ!
Posted at 2012/10/06 23:23:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | オフ | クルマ

プロフィール

「[整備] #126 コイル/コンデンサ交換 デスビOH セルモーターワイヤー留め具交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/369626/car/3268177/6923522/note.aspx
何シテル?   06/11 21:19
元痛車ムルティプラ乗りです。 今はdap650がメインカーとなります。 ムルティプラのホームページはこちら http://www.geocitie...
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サーキットの狼仕様のムルティプラです。 もちろん赤ラインに撃墜マーク29個付。 漢のGT ...
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