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先日とある偉いお方とご一緒し
お話しを伺う機会があったのですが
この１００年に一度の大不況でも
人は企業に少しづつ戻ってきているそうです。
しかしどうも良い事ばかりでは無いとの事。
企業は業績の悪化を理由に希望退職を募り
足りなくなれば、非正規社員で埋めている様子。
要するに「便乗リストラ」の様相だと言うのです。


田舎では、町の産業は一民間企業に頼っている所も多いのですが、
そういった所では夫婦そろってお世話になっていたりするものです。
皆で稼ぐには体裁が悪いので止むを得ず奥様に辞めてもらって旦那が残る。
奥様は即戦力ですから、あっさりパート社員で復活する。
キャリアプランも何もあったもんじゃありません。
当然家計に入る収入は激減しますが、企業は助かる寸法です。
こうやって皆我慢しているんだと思うと考えさせられます。

新商品が出る度に旧商品は在庫となり、そこココで叩き売る訳ですが
商品が「本当にそれでいいのか？」と思われる価格になった時
思わず、それを作ってくれた人たちの事を考えてしまいます。

先日とある案件の入札へ伺ったときの事。
信じられない金額で落札され、皆呆れ顔で会場を後にしました。
帰り道「競争入札」って一体なんなんだろう？と考え込んでしまいました。
何でもカンでも叩き合えば、皆幸せなんでしょうか。
別に談合が必要悪だとまで言うつもりはありません。
価格＋プロポーザル方式ではダメなんだろうか･･。
やはりその価格の先にある人達の顔がちらつくんです。


あ、今日はグチ？(笑)
すみません。