あー　悔しぃ！！笑

一人の人間が極度の混乱状態に陥りながらも必死に冷静さを保とうとする。
ある意味では貴重な映像である。


脳内麻薬が溢れ出して、テンションと鼓動は最高潮
呼吸が荒れ、目がギラつき口角が上がっているのがわかる
もはや自分でコントロールできるレベルではない
完全に自律神経が暴走している
暴走した自分に精神を委ねる事が心地良かった
混乱している自分を客観視して楽しめた
ただひたすら「楽しめ」と自分に言い聞かせていた
そして最高に楽しい時間が流れた


フォーメーションラップを消化し、スターティンググリッドに停車
スタートのグリーンシグナルが付く
「あと10秒以内に自分の初めてのレースのスタートが切られる」
という思いと共に
「あれ、これオレ終わったんじゃないか？」
という考えが脳裏をよぎる

なぜかって

その時、搭乗車両のイグニッションはOFFになっていたのです

なぜかって

そういう指示があったから


案の定、スタートは目も当てられない事態に




ロクに努力もした事がない人間が、目標を作って１年間、沢山の人に応援してもらって、自分なりにも一生懸命頑張って、いろんな事があって、夜も寝れなくて、迷惑も掛けたりして、やっとやっと出れた俺のレースがたった一言のミスで一瞬で崩れていく。

悔しくて悔しくて悔しくて

パニック状態の中でも「感情的になっても仕方がない」という所までは理解できていたのが唯一の救いであろうか。




車載を載せますが、スタート直後からパニック状態で最後まで頭が真っ白のままです。
正直、自暴自棄になっていたので「クラッシュ上等」なんて思ってた節もあり、めちゃくちゃインに突っ込んでますね。笑

情緒不安定モードなので仕方ないかもしれませんが、全体的に突っ込みすぎとアクセル踏みすぎですね。
105％〜110%くらいで運転しているので98%〜102％あたりで抑えられればもう少し良い走りが出来そうですね。
100Rでとっちらかってますが、原因としてはラインよりLSDが死んでいた事の方が大きいかなと思います。
入り口からスピンモードですが、一発目を抑え込み、二発目がでた瞬間に「あー終わった」って思ってます。（笑）もう終わってるのに（笑）
で三発目の時に「このままスピンしてレース終わらせたら楽なんだろうなぁ」
なんて本気で思ってます。
が、体が反応しちゃうんですね。（笑）
フルカウンター当ててトラクション（というかこの場合は横グリップ）が回復するまでは何もできないから、一瞬左手をお膝の上にポイッとw

ソコからは開き直ったんですかね？w
割とまともに走ってます。
練習時間がほとんどなく、車両セットも突貫で仕上げたんで、後半のコンデション変化に対応しきれてないですね。
対応が一周ずつ遅れています。

まぁ初めて富士走った割にはいいんじゃないかな。
と自分を褒める。笑
コースの感想は「そんなにデカくは感じない」。

このレースで自分のモータースポーツ感がガラッと変わったりと決して悪い事ばかりではないです。
自分の欠点がより明確になったし。
ただ経験値と練習量。
こればっかりはどうにもならない。
朝から晩までひたすら走りたい。

30分×３回で予選上位のセットアップが出来たことは自画自賛。笑

面白かったのは僕の耐久性（笑）
昔からなのですが、耐久レースでもカートの耐久でもバテたことが無いんですね。
私、剣道を20年以上続けておりましてですね。
学生時代の地獄のような稽古から比べたら全然余裕なのですね。笑
失神・失禁・死んだふりが当たり前の環境でしたから。笑
面に比べたらヘルメットやハンスなんてめちゃくちゃ楽ですし、道義袴で奇声を発しながら道場を狂喜乱舞してましたからねぇ。
例えるなら一人で奇声を発しながらスーパー耐久に参戦しピットインするたびにボコボコにされる…
生まれて初めて剣道やってて良かったと思いました。笑

ということで、メンタル的にもだいぶ落ち着いたので、次へ向けて動き出そうと思います。


応援して頂いた皆様。
本当にありがとうございました。


でも




ちょー悔しい。笑



オレこーゆー運転します。
よかったら見てください。
最後のアレは結果出せなくてゴメンなさい的なね。笑