ヘッドライトのインナーブラック化①(ライトの殻割り)
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
以前装着したインナーブラックヘッドライトの、モダンな感じがとても気に入ってしまったため...
無謀にもDIYでヘッドライトの加工にチャレンジしてみることにしました!
2
ヘッドライトの加工は時間がかかること、また失敗した時のリスクを考えて...追加でユニットを1セット購入しました。
JG1型のヘッドライトは 、左右セット1.5〜2万円でそこそこの状態の中古品が出回っていてありがたいです(レンズ表面の磨きは必要ですが‥)。
3
作業に入る前に、レンズ表面に傷が付かないようにマスキングテープと養生テープで保護しておきます。
4
続いて、殻割り時の熱によるダメージを防ぐためバルブ(HID、ウインカー)とバラストを取り外します。
バラストは、バルブコネクタが付いたままだと取り外せないため、根元のカプラーをリリースします。
根元の爪を赤矢印の方向に押し込み、カプラーを黄色矢印方向に引き抜きます。
5
さらに、バラストを固定しているトルクスネジ(T20)を3本取り外します。
ハウジングの中を通して、バラストの配線を取り出します。
6
バラスト配線はハウジング内部にクリップで固定されているため、こちらも忘れず取り外しておきます。
7
バルブ、バラスト取付部は、ゴミやホコリが入らないように養生テープでシールしておきます。
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加熱する前にもう一工程、クリップ2ヶ所とネジ1ヶ所を取り外します。
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殻割りは、素人でも失敗のリスクが少ない段ボール加熱の方法を採用しました。
少し余裕のあるサイズの段ボールにヘッドライトを入れ、温風が直接ライトに当たらない位置にドライヤーを設置します。
あとは段ボールに封をして、20〜30分加熱します。
ヘッドライト表面の温度が70℃くらいまで温まったことを確認して取り出します。
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レンズを剥がす際はドライバーなどで拗らず、手で引き剥がすようにします。
工具で拗ってしまうと、ハウジングが変形したり凹みキズができてしまい、殻閉じの際に機密性が低くなってしまうためです。
なお、剥がし方の順序としては、ヘッドライト下部のネジ固定部辺りから進めていくのが良いと思われます(ネジ固定部が出っ張っており、破損のリスクが高いため)。
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レンズとハウジングを固定している爪が4ヶ所(画像では2ヶ所写っています)あるため、折らないように慎重に剥がしていきます。
剥がれにくくなってきたら、再度段ボールに入れて約10分加熱して...を繰り返します。
シーリング材から「メリメリ‥」という音がし始めたらあと一歩です。
この時、レンズの内側にシーリング材が付着してしまうと、リカバリーが難しくなるため細心の注意が必要です。
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レンズとハウジングが分離できました。純正の状態だと、意外とシーリング材の量が少ないことに驚きます。
ハウジング側に残ったシーリング材は温かいうちにマイナスドライバーで溝に押し込んでおきます。
なお、固定用の爪は画像赤〇の部分にあります。
次回は塗装するインナーパーツを分解します。
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