素人のエンジンカバー塗装
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
12時間以上 |
1
AmsechsのラムエアーシステムやGIOMICのパフォーマンスタワーバーを取り付けると、飾り気の無いエンジンカバーが寂しいので、映えるエンジンルームにする為に、エンジンカバーをDIYで塗装してみました。素人の我流なのですが、DIYなので工賃や塗装代は発生しないので、じっくり時間をかけて楽しめました。
塗装済みのエンジンカバーを購入すると大陸製でも6万円弱と高額になるので、DIY塗装を行う事を決定しました。
塗装デザインは、インターネットで色々なデザインを見ましたが、結局、海外のネットショップで販売されている物を参考にしました。
塗装対象のエンジンカバー(8632412 11148632412)は、純正戻しのために現車のものをとっておき、塗装用に中古パーツをeBayで¥11,022で程度の良いものを購入。新品が送料抜きで¥44,150もするので大きく節約できました。
手元にチリレッドのタッチペイントとピアノブラックの塗料を持っていましたので、その他の準備物としては、スプレー塗料
・Holts BMW 851 チリレッド+プライ
マー +プラサフ+クリア セット ¥6,450
・Holtsつや消し黒 ¥1,125
・タミヤ PS-57 パールホワイト ¥712
を購入。
かかった合計費用は2万円弱でお安くカストマイズを楽しめました。
■スプレー塗料
Holts PAINT MINIMIX BMW 851
チリレッド 260ml
Holts CAR PAINT つや消し黒 A-9
マットブラック 180ml
タミヤ ポリカーボネートスプレー PS-57
パールホワイト
Holtsバンパープライマー 300ml
Holtsプラサフ スプレー グレイ300ml
Holtsクリア ペイント 300ml
タミヤ PS-57 パールホワイト 100ml
■その他手持ちの準備物
TOUCH PEN BMW&MINI 851
ペイント工房 ピアノブラック
マスキングテープ
サンドペーパー 800番 1000番
2
①汚れ落し、脱脂
エンジンカバーをぬるま湯をかけながら汚れを落し、中性洗剤で脱脂して、ぬるま湯でよく洗う。
マイクロファイバタオル等のホコリがつきにくいタオルで水をよく拭き取って乾かす。
シリコンリムーバーなどの脱脂剤を使う方が良いと思いますが、どうせ汚れも落とす必要がありちょっとでも節約です。
3
②マスキング
エンジンカバー裏の吸音ラバーに、エンジンオイル給油口から塗装がつかないように、裏面のラバーの隙間から段ボールを入れて、給油口下をマスキングする。
以降の塗装作業は必ず日陰で行い、風の少ない日に行う。風の強い日は諦める。
屋内ガレージや室内塗装ができれば良いのですが。。。
4
③プライマー
横塗りするために、プライマーのスプレー缶の噴射口が縦になっていることを確認する(縦長に塗料が噴霧される)。
スプレー缶をよく振って、塗料がよく混ざった状態で約20cmあけて、横向きに塗料を吹き付ける。液垂れしないようにゆっくりと並行して動かして噴霧。噴霧した塗料がどうしても噴霧口に溜まって、液垂れを起こすので、途中途中でスプレー缶を振って、ティッシュで噴射口をよく拭き取れば、液垂れを防げます。これは以降のすべてのスプレー塗装でも同じ。
20分程、乾かしてから、缶をよく振りながら2度塗りして30分程乾かして、プライマー完了。
5
④プラサフ
こちらも横塗りしたいので、噴霧口が縦にして、スプレー缶をよく振る。
20cm位離してプラサフスプレーを、横向きに平行に移動させながら噴霧して塗装を行う。途中の液垂れには注意、対策はプライマーと同じ方法。
20分程乾燥させたら、よく振りながら2度目の塗装。
30分後、プラサフが完全に乾いたことを確認し、800番のサンドペーパーで軽くザラザラを落し、1000番でサラサラな表面に仕上げました。当然、溝の部分等も丁寧に研磨しました。
6
⑤塗装準備
塗装は異なる色の重ね塗りを極力行いたくなかったので、チリレッド、マットブラック、パールホワイトの各色を塗る部分を分けてマスキングして順番に塗装する方法にしました。
まずは、一番はじめにチリレッドの塗装から始めるので、まずは溝の部分をパテで埋めてから、チリレッド以外の配色にする部分をマスキングします。
7
⑥チリレッドの塗装
チリレッドの塗装箇所以外のマスキングが完了したら塗装開始です。塗装は3度塗りとしました。3回で仕上げれば良いので、1度目は多少まだらでも良いので薄めに塗装し、20分間隔で2度目、3度目と徐々に塗装を厚くしていき、全体の発色を統一出来るように調整しながら塗装を行いました。
20cm位離しながら、横方向に平行に動かしながら、サーッサーッと塗装箇所を過ぎたら毎度OFFにしながら手早く繰り返す感じで塗装。こちらも時々噴射口をティッシュで拭きながら液垂れを防止しながら実施。
※チリレッドのスプレー缶の噴射口は、他のHoltsスプレーと形状が異なり、横長状態で縦長噴射との説明が明記されていたのですが、試してみるとほぼ円形の塗料噴射でした。
8
⑦マスキングの調整
念の為に、チリレッドの塗装完了から1.5時間おき、完全に塗装が乾いていることを確認したら、チリレッド部分のマスキングテープを慎重に剥がし、今度はマットブラックの塗装箇所のマスキングを行います。溝部分の塗装は、文字部分等と合わせて最後に行う為、パテはそのままです。
画像の状態までテープでマスキングしたら、
残りのスペースはダンボール紙なども併用してマスキング。
⑧マットブラック塗装
マスキングが完了したら、マットブラック塗装の3度塗りを、毎度20分の乾燥時間を置きながら実施。噴霧方法と注意点は、チリレッドの時と同じ。
9
⑨マスキング調整
パテ埋めした溝からマイナスドライバーでパテを剥がし、サンドペーパーで軽く磨いた後に、パールホワイトを塗装する部分を残して、それ以外をマスキングする。
MINIの文字だけは、マスキングテープを上から貼り付け、カッターで文字部分だけがマスキングされるように切り込みを入れて、文字以外のマスキングテープを取り除く。
⑩パールホワイトの塗装
他の塗装色同様に、20分インターバルで3度塗りを行う。
噴霧方法と注意点は、チリレッドの時と同じ。
⑪MINIロゴの塗装
パールホワイトが完全に乾いていることを確認してから、ミニ文字にマスキングテープを貼り付け、カッターでMINI文字の輪郭を切り込み、MINI文字の部分のマスキングテープを取り除く。パールホワイト部分にマスキングを行い、MINIロゴをチリレッドのスプレーで3重塗りを行う。
⑫手書き塗装
TWINOWER TURBOの文字の上下にマスキングを行い、手持ちのピアノブラックを筆で塗装。塗料は硬めの状態にして、筆をまよこにしながら、文字面を撫でながら塗装。
オイル注入口の横のラインにマスキングを行い、チリレッドのTouchPenで塗装。
10
⑬仕上げのクリア塗装
裏面のラバーに塗装が付かないように、ラバーの隙間から、ダンボール紙を入れて、オイル給油口下をマスキングし、クリア塗装を行う。塗装は20分インターバルの3回塗りで、やり方と注意点は他のスプレー缶の塗装に同じ。
に保管。
11
⑭エンジンカバー交換
塗装が完了したら3時間おいて、完全に乾燥したら、エンジンカバーを交換装着して、交換したカバーは袋に入れて、屋根裏
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( エンジンカバー塗装 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク