
DATSUN P312 この時代の車両のほとんどの燃料ポンプは画像の左側のイラストのような機械式の燃料ポンプがエンジンを動力として装着されているのが通例ですよね。機械式に何か問題などがある訳ではないのですが電磁式ポンプの登場する時期から装着されるクルマが増えます。
キャブレーター車の場合大きな燃料圧力などは必要ないので一定の吐出量が確保されれば問題は無いです。例えば直6のL型6気筒ソレックスやウェーバーのような3連装キャブレーターでも吐出量は足ります。ただエンジンが始動されている状態の場合は良いのですが、始動前はタンクからキャブレーター側までガソリンが到達するまでの間はクランキングが必要となってしまいます。その部分では機会式より電磁式の方に軍配があるかもしれません。 余談でした。
お話しはDATSUN P312の話しですが我が家のP312は2年程前に購入したのですが、既に純正の機械式は付いてはいない状態でエンジンルームに電磁ポンプが付けられていました。特に問題は無いのでは・・と思ってましたがある日、電磁ポンプが突然止まりました。まぁ~当然こんな事はありますよね。全然許容範囲ですよ。自宅にNISMO製ポンプなど新品の手持ちがありましたので交換しました。特に問題も無く3か月程すると・・・また電磁ポンプトラブルです。たまたま不良品だったのかなぁ~と思いながら、新品在庫の手持ちがまだありましたのでもう一度交換しました。
しかし悪夢の再来でまたも電磁ポンプトラブル勃発です。さすがにそりゃないでしょと思い対策を考えるようにしました。
改善ポイント
電磁ポンプは送るのは得意ですが引っ張るのは苦手です。
結論はタンクの近くに装着するのが当たり前の理論に従い後方に移設。画像右
元々P312は+プラスアース車でこのトラブルが勃発していた時は+プラスアースでした。プラスアースは電磁ポンプ製造時に想定されては無いですよね。
-マイナスアースにしてからは電磁ポンプトラブルは出てないです。
+プラスアース車にお乗りの方は御参考にして下さい。
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2025/04/24 13:49:13