■ はじめに
自分のロードスターはRSなのでパーティーレースに参加することはできませんが、何か気軽に参加できるレースはないものだろうか?とつらつら探していて行き着いたレース形式の走行会「
九州ロードスターカップ 」についてです。
書いている感想はあくまで個人の感想で主催者様との関係はありません。
参加にあたって気になる点は主催者様に確認する必要がありますので悪しからず。
VIDEO
富士やセントラルでされているガチレースなロードスターカップとは少し趣向が異なり、タイヤ指定や6点ロールバー指定もなく、
NA,NBをはじめオートポリスでスポーツ走行できる全てのロードスターが参加できる 、参加のハードルの低い感じの大会でした。
クラス分けの基準タイムがパーティーレースのコースレコード(2分21秒)より速い 2分20秒にあるので、
まだ2分40秒も切ってない頃 に見た時は「ちょっとレベル高すぎて無理か???」と思ったりしましたが、
スポーツ走行枠で走れているならばこの程度のタイムでも全然OKそう な印象でした
(※1) 。スポーツ走行で旗を見ながら人とぶつからないように走れることと、スタートはシグナルがブラックアウトしたらスタートということが分かっていればOKという感じではないかと...
(※1) さすがに心配だったので主催者様に「こんなタイムですけど参加大丈夫でしょうか?」と確認したところ「タイムは気にしなくて大丈夫」とのことで参加させて頂きました
■ 公式ホームページ
https://www.tmr-hp.com/roadster.htm (現在の公式) と roadster-cup.jp (2023年まで)ではないかと思います。最近はリザルト以外更新が滞っている感じがしないでもありませんが、しっかりレースは開催されていました。
2023年までのHPの方はSSL化(https)されていないようでスマホから見るのは難しくなっていました。
■ 開催日(2026年)
5/6(sun)
8/1(sat)
11/7(sat)
※ 予定
■ クラス
具体的なクラス分けはその時々に合わせて変更があるようです。2026年は、
クラス1 ... NA、NBでECUチューンなどそれなりに改造している車とNC、ND
クラス2 ... NA、NBでECUチューンまではしてないノーマルに近い程度の車両でタイムが2分20秒より速いクラス
クラス3 ... NA、NBでタイムが2分20秒を切らないクラス
レディースクラス
Sクラス ... スイスポ等ロードスターと同等タイムで走行する主催者が認めた車両
今回はNDの参加台数が多かったからかNDクラスは「クラス1」とは別の「Dクラス」となっていました。申し込み時に「ND幌で2分30秒くらいです」などコメント記入しておくと適切なところにクラス分けされると思います。
■ 申し込み
最近はネットで手続き完結するシステムの場合も多いですが、こちらは、
持ち込み・郵送・FAX・振込・現金書留 のようでした。
今回はコンビニからFAX送信してエントリーフィーは振込でエントリーしました
エントリーフィーは 25,000円でした。
ショップ走行会とは異なり、
参加にはオートポリスのコースライセンスが必要 なところが注意点でしょうか。
■ 車両
イベントの形式として
ロードスター走行会 という感じのようで、公式戦のようなレギュレーションは無くオートポリスを走れるロドならOKという感じでした。
2023年までのホームページをみるとタイヤの規定と助手席(取り外し規定)の規定があるようでしたので、これをどうすれば良いか疑問でした。実際には、タイヤは「まぁ普通のタイヤで」、助手席は「取り外し必須というわけでは無さそう」でした。見た感じでは外している方が多かったような印象でした。
※ おそらくSタイヤは無し?
実は2026年の開催案内には特にレギュレーションも掲載されていないので、なおさら(?)
オートポリス走れればOK という感じではないかと思われます。
自分の装備は、使い続けているMX72と前日エア抜きしたDOT4、タイヤはまだ新しい RE005 で参加しました。
助手席は、予選はこれまでの自己ベストとの比較もしたかったので付けたまま、決勝はせっかくなので
九州ロードスターカップ らしく(?)外して挑みました。
■ タイムスケジュール
流れでこんな感じでした。この日はゲートオープン6時でしたが、予選2時間前くらいから受付が始まる感じなのかなという感じでした。
受付では名前や住所等の記入や各自で当日のゼッケン作成などもあるので少し時間がかかりました。その後に予選のブリーフィングもあるので、準備に時間がかかる場合は早めに到着して準備した方が良いようでした。自分は、受付開始の1時間前(予選3時間前)に到着する感じで行ってかなり早い方の到着の感じでした。
決勝はパドックにグリッド順に整列してからコースインしていくので、決勝のブリーフィング以降あまり悠長にしていると整列に遅れそうになりました。
■ ブリーフィング
レースでの心配事は何はともあれ接触の危険性でしたが、「
一人でも多くの方に気軽にサーキット走行を楽しんでいただくべく 」「
ガチのレースではありません 」「
あくまで走行会ベースなのでお互い安全に走りましょう 」という趣旨のことが伝えられました。
基本的にはスポーツ走行の時に接触すると(最終的にはお互い様なワケですが)お互い気まずいことになるのでそうならないように「レースといえどもスポーツ走行ベースで」という感じと思いました。
あと「
オイル漏れに気づかず走ってしまうと色々大変なので走行中も臭いなどよく注意しましょう 」という注意がありました。
※ この日は月末の全日本ロード(二輪)に向けてかなりガチの人たちが待機していたので枠を潰すといつも以上に大ヒンシュクになりそうな雰囲気でした
■ 進行
予選、決勝がありますが、うまくスポーツ走行枠の中で収められるように進行されていました。後ろの枠は直ぐに通常のスポーツ走行が入っているので、いつものスポーツ走行と同じく、
同じ枠にも後ろの枠にも迷惑をかけないように というところでも熱くなりすぎを防げる感じのような気がしました。
ではスポーツ走行と同じなのか?というとそうではありませんでした。決勝はフォーメーションラップは無いものの、
- コースイン
- 誘導に従ってグリッド整列、エンジン停止
- グリッドウォーク
- 5分前コール(未確認)
- 3分前、チーム、スタッフ退避
- 1分前、エンジスタート
- (フォーメーションラップ無し)
- オールレッド、ブラックアウトでスタート
- 7周回のレース
- チェッカー
というほぼ本物のスタート手順で、オートポリスの会場全体にレースアナウンサーさんによるレースの紹介や選手紹介や実況中継もあり、本物レースさながらのまさに「
究極の非日常体験 」ができました。
※ ちなみに、時刻のコールは時間の都合で厳密には正しい時刻ではなく巻きで進行しました
■ 予選
今回は10時からの走行枠でした。
開始3分前にピットガレージからピットロードに一斉に入ってく様子は配信でしか見たことない景色が目の前で起きて圧巻でした。(4月からはこのピットロードの進入方法になっているのでいずれ見慣れそうですが)
予選タイムはたまたま良くて100R改修直後の4月末に走った時はほんのほんのわずかしか更新できなかったのに、今回の予選走行で2.3秒、仮想タイムでは3秒近く自己ベストを更新しました(まだ初心者なので伸びしろだらけです)。
ちなみに、予選は8アタック(+アウトラップ、インラップ)が最高周回数のようでした。自分は2アタックして良いタイムが出たので短めでピットインしました。
■ 決勝レース
11時半からの走行枠で行われました。
走行枠の開始時間からコースインして、自分のスターティンググリッドに着くと目の前にたくさんのロードスターが整列していて、ほぼ最後尾の役得(?)で
絶景 がみられました。
レース中も自分が走っていた位置では非常に紳士的なバトルが楽しめました(自分の走りが迷惑じゃなかったか心配です...)。予選タイムより少しスローペースな中でのバトルで、
集団で走っていると速度差0 なので意外にも心の余裕も持てて初参加ながらレースを満喫することができました。
7周も集団でレースペースで走っていると、自分の得意なところ不得意なところ、自分や他の車のタイヤの変化など一人で走っているとなかなか分からないところもよく分かり非常に面白かったです。
※ ボンネットにゼッケンがありましたが決勝のコースインの時に熱で剥がれてしまいました。対策必要そうです。
■ 表彰式
シャンパンファイト もあるしっかりとした表彰式が執り行われました。表彰台に立てたら最高の気分が味わえそうです。
■ おわりに
非常に楽しくレーサーになりきる非日常が経験できる貴重なレースでした。10年以上の歴史のある九州ロードスターカップですが、これは主催者様やこれまでの歴史を繋いできた参加者の方々の熱意の結晶なのだと思います。
ヤリスや86/BRZのカップカーレースの参加のハードルは車両製作や毎戦の新品タイヤの義務などでかなり大変だと思いますが、九州ロードスターカップならばスポーツ走行していればそのまま参加できる感じなので、こういう場があって本当にありがたいです。
今回初参加の自分がうまく立ち振る舞えたかどうかはいまいち自信がありませんが、このような経験は一生のうちで何度もできるものではないと思うので、また参加して冥土の土産に(?)体験と経験を増やして行ければと思いました。