結論:酒を飲む健康上のメリットはまったくありません。全く飲まないほうが健康に良い。ただ、酒飲みに酒を飲むなといっても無理。
最近の医学的研究によれば、酒を全く飲まないほうが飲んだ人よりも長生きできるとの結果があります。
少しの酒でも体に悪く、酒は百薬の長ならぬ、酒は百悪の長です。
長く生きたところで、苦しみ抜いて長く生きても苦しいだけだ、と思われるなら酒をたくさん飲んで、タバコをバンバン吸って、排気ガスまみれになって、塩分をガブガブ取り、糖分をたくさん摂取して生きれば少しは短命になれるかもしれません。
酒は癌のリスクを高めます。
そりゃそうです。
アルコールが体内でアセトアルデヒドに代謝されるわけですから、アセトアルデヒドは発がん性があるので、がんになりやすくなって当然です。
さらに、アルコールは血管にダメージを与えるので、動脈硬化を促進します。
次いで、心臓に悪影響を与え、不整脈のリスクが増大します。
また、アルコール摂取はレニン・アンジオテンシン系を活性化させることで血圧を上昇させ、アンジオテンシンIIの産生を増加させます。初期の血管拡張作用とは異なり、習慣的な飲酒や大量の飲酒は、交感神経の亢進や内分泌系への作用などを通して、血圧の慢性的な上昇につながります。
これだけ悪い事ずくめでも飲みますか?っていうところなのですが、かの福沢諭吉さんですら、どうやっても酒をやめられなかったのですから、それだけアルコール依存は大変だということです。
私の経験則から言わせると、酒・暴力・女あそび(男あそび)・ギャンブル・金遣いは、どう変えようと思っても絶対に変えられません。
どんな高等教育・高等訓練・刑罰が下っても変わりません。
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2025/09/16 01:21:48