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・e-POWER 4WDはATTESA E-TSの思想をイメージして開発。
・エンジンやモーターなどはノート オーラシリーズで全て共通(HR12DE+EM47-MM48)。
スペックの差は制御の違い。
・「電気モーターのコントロールは1万分の1秒単位」というのをよく聞くが、実際は0.05秒くらいでコントロールしている。
ガソリンエンジンだと0.2秒くらい。
・ノート4WDの基本的な駆動力配分は前後重量配分相当(前後58:42くらい)に設定。
それを前後52:48〜70:30までの間で制御。
十分なリアモーター出力があり、80km/hでの旋回中に駆動力を加えても理想的なラインをキープすることが出来る。
・回生時の制動力配分は前後60:40で固定。
これが一番ピッチングを感じにくい比率。
・加速時はリヤモーターのトルク応答をフロントよりわずかに早めてピッチングを抑えている。
・氷雪路では自動で路面のμ判定を行なって低μ路専用の制御に切り替わる。
・ノートは車重が軽くてホイールベースも短い為、ブレーキとの協調制御まで行なわなくても(それを行なっている)e-4ORCEと同等の性能が出せている。
・4WD車のリアブレーキは2WD車より大きな物が装着されている。
・リアモーター(インバータ)は水冷式。
・2WD車からの重量増は約120kg。
[4WD車のデメリット]
・重量、出力の増加による燃費の悪化
・同じく重量増による軽快性の低下
・維持費の増加(燃料費、タイヤの減りなど)
・車輌価格が高い
・モデルによっては税金の増加
・ラゲッジ容量の減少
[4WD車のメリット]
・走行性能の向上
・安全性の向上(四輪回生ブレーキ)
・乗り心地の向上(ピッチング抑制)
・前後重量配分の適正化
Posted at 2025/08/03 21:41:02 | |
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