ジャンボタクシー

京都郊外にある実家の最寄バスは、京都バスという会社がマイクロバスで運行していたのですが、過疎地域へ向かう路線という事もあって利用客が低迷し、経路短縮の上、ジャンボタクシーでの委託運行となりました。

何と一日二往復！の運行なので利用するのが非常に難しいのですが、ジャンボタクシーってどんな車が来るのか興味があったので、時間を合わせて乗ってみました。

やってきたのは、先代ハイエースのグランドキャビンG、エンジンは3Lガソリンくらいでしょうか？車体が大きく、7人乗車で重いだろうに、低回転から力強く気持ち良く加速する車でした。最初乗ったときは4列シートの3列目で、シートはしっかりしてて乗り心地も良く静かで、普通のバスに乗るより遙かに快適でした。これはいい！

気を良くして2回目に乗った時は丁度満席（定員10名）で、助手席に乗る事になりましたが、タイヤの上のせいかやや突き上げが気になりました。久し振りに乗ったキャブオーバー車なので足元が不安な感じがしたのもあります。

運賃は片道500円、又は途中乗車300円と、たまに乗る身としては、こんなに快適でこんなに安くていいんですか？と納得の値段ではあります。しかし、これでもバス会社時代より値上げされているので、日常利用される方の事を考えると難しいところです。

終点近くでチラっとタクシーの料金メーターを覗いたら、料金は12000円程を指していました。仮に乗客9名が全区間乗ったとしても料金は最大4500円×2（往復分）、乗客の少ない時も多いでしょうから、補填は大変だろうなと思うところです。

ちなみに、乗客が満員で乗れなくなった時は、営業所に連絡が入ってタクシーが配車されるようです。こうなると更に補填額は増えるのでしょう。