
先週ですが、吹田市にあるJR西日本吹田工場(正確には「吹田総合車両所」)のイベントに初めて行きました。
107人の尊い命を奪ったあの尼崎事故以来、JR西日本の鉄道イベントは全て自粛していましたが、ココ数年前から吹田工場や博多総合車両所などでのイベントを再開しています。
しかし、関西圏に限定すれば未だ自粛モード(悪く言えば「消極的モード」)状態であり、如何にあの事故が響いているかがよく分かります。
阪和線の日根野区、環状線の森之宮区、そしてウチの沿線である片町線の淀川区(旧名称)などもイベントはよくあり、ろなうどもよく行ったもんです。
入口に入って最初に目にしたのは、流電こと52系(モハ52001)と御対面です。
ちなみにコチラはリニア鉄道館で保存されてる004号車です。
モハ52001の車内
モハ52001の速度計
6時の方向に0km/h、12時の方向に120km/hを表示。
車輌が正方向に進めば針は時計回りに、逆方向に進めば針は反時計回りに動くようになってます。
今となっては珍しいですね。
製造所銘板 川崎車両(現 川崎重工)製です。
自重47.9トン、サハ209形2両分に相当しますね。
下の換算ですが、自重10トンで換算1両分として計算し、自重が47.9トンなので、空車換算両数は4.5両分として計算します。(客車は0.5刻み)
積車換算両数は20人で1トン(一人当たり50㎏)として計算し、この車輌は定員136名に蓄電池1トンと発電機1トンを加えるので、空車4.5両分に10トン1両分をプラスします。
DT13形台車
駆動方式は昔ながらの吊掛式。
名の如くモーターを台車枠に吊って、車軸に掛ける構造です。
103系セサミストリート編成
車体のみで、台車は仮台車となってます。
トラバーサに載せて実演するために置いてるそうです。
このレールスター、電動ターレットをベースにしていますが、よく出来たもんです。
関西線の201系
「ホリデー」の幕を表示する223系0番台
何の意味があるんだろう...
(シャボン玉ホリデーなら知ってるゾwww 古っ!!)
クモヤ145形
この手でトラックタイプ(平ボデータイプ)のクモル145形が見たかったなぁ
583系 急行きたぐに 乗りたかったなぁ~
モーターカー どこ製かは不明です。
223系0番台のVVVFユニットです。
東芝製で個別制御方式です。よく空転します。
同じく空気バネで、東洋ゴム製です。
同じく柴田式密着型連結器です。
上の穴(ガスケット)が元ダメで、下がブレーキ系統となってます。(多分)
トラバーサに載ってる381系の中間車です。
事業者銘板と製造所銘板
入口近くに飾ってるゴジラのオブジェ
これは鉄工職場が技術向上の為に製作したものだそうです。 よっぽど暇なんだねぇ~
以上ここまで吹田工場でのイベント内容でしたが、正直言って
つまらなかったです。
理由としては、半分車輌の撮影会的な内容ばかりで、鉄道の舞台裏でもある工場見学が全く無かった点です。
係りの者に聞いたら、「忙しいから」とのこと。
実際に覗いたら、輪軸場に一人のオッチャンが懸命に車輪を研磨していたくらいで、他には誰も居ませんでした。それで忙しいんですよ。おかしいよね。
あまりにも期待ハズレなイベントで、これなら同日開催の南海のイベントに行ったほうがマシだなと思いました。
しかし、52系が見れただけでも微々たるものですがポイントは高かったです。
吹田工場の隣にJR貨物吹田機関区があり、道路からですが色んな電気機関車が撮れました。
何といっても関西の原色ロクヨンセン(EF64-1000番台)が撮れたことに興奮しました。
吹田工場のイベントやるよりも、貨物のイベントをココで是非やってほしいですよね。
何せ関西のJRはイベントに関しては消極的だからね。
イベント好きのJR東日本とは大違いで、尼崎で107人もの尊い命を奪って以来、イベントなどのファンサービスに消極的になったJR西日本はますます嫌になりました。
最後に吹田工場でやったイベントの定番である車体吊上げショーを動画にしました。
携帯&スマホ対応、但しパケホーダイ(パケット通信料定額サービス)が前提となります。
来週の土曜日は、五位堂(奈良)で行なう近鉄のイベントに行きたいと思います。
そして日曜日は滋賀で みんカラのイベントに行きますが、内容的につまらなかった場合、また警戒すべき人および車(ブラックリストの人)と出くわした場合は途中で帰りますので。(多分...)
それでは
Posted at 2012/11/04 02:54:38 | |
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