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2025年12月08日 イイね!

70歳のカーブをどう曲がるか――未来のクルマと僕らの話

70歳のカーブをどう曲がるか――未来のクルマと僕らの話本日の日本経済新聞に「70歳定年 日本は耐えられるか」という記事が載っていた。
数字を静かに突きつけてくるグラフを眺めながら、
これは“誰かの問題”ではなく、私たち自身のハンドル操作の話なのだと感じた。

世界の先進国はすでに、67歳以上を定年・年金支給の基準にしている。
日本も例外ではなく、2024年に生まれた子どもたちは、ほぼ70歳まで働く時代に生きることになる。
出生率の急落は日本だけではなく世界的な現象であり、
「長く生きること」と「働き続けること」を社会全体で前提にせざるを得ない。

■ 70歳まで働く社会に必要な“再設計”

記事では、次の二つが特に重要だと示唆されていた。

● 健康寿命の延伸

70歳まで働くなら、心身の“整備”は今以上に欠かせない。
言うなれば、エンジンオイルとタイヤの寿命をしっかり管理するように、
人間のメンテナンスも社会インフラとして仕組み化すべきだという話だ。

● 学び直しの必修化

これからは「定年」ではなく「再スタート」が前提となる。
仕事も学びも“マルチレーンの高速道路”のように、
途中でゆるやかにレーンチェンジできる社会が求められている。

■ クルマの世界はどう変わるのか

みんカラ的に外せないのはここだ。

● 1)収入の継続 → 車選びのパターンが変わる

70歳まで現役だと、
60歳で一気にコンパクトカーへ…という従来の流れは変わり、
長く働くからこそ“もう一度、本当に乗りたい車”を選ぶという現象が起きる。

● 2)EV・HVの主戦場はむしろシニアへ

電動化は若者より、
時間的余裕と購買力を持つ高齢層の方から進む可能性が高い。

AQUAのようなコンパクトHVは、
「都市 × 高齢 × 実用」という強いニーズにフィットし、
N-ONEのような軽快さは、むしろ第二の青春車になる。

● 3)運転支援は“贅沢品”から“強制装備”へ

70歳定年を現実にするなら、
レベル2〜3の運転支援はもはや社会のライフラインだ。

安全に職場へ、家へ、そして趣味のドライブへ。
そのすべてを支える技術が、これから急速に標準化されていく。

■ 最後に――長いワインディングロードを走るということ

記事を読みながら、ふとこんなイメージが浮かんだ。

70歳のカーブは、人生の後半で現れる少し長めのコーナーのようだ。
霧が出ることも、グリップが薄くなる瞬間もある。
それでもアクセルの加減を知り、
ハンドルの重さを受け止められるなら、
人は案外、思っている以上に走り続けられる。

クルマも人生も、
大切なのはスピードより、どれだけ心地よく走れるかなのかもしれない。
Posted at 2025/12/08 12:52:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月08日 イイね!

「AQUA に 992 をつけた日――多田さんの“911の言葉”が胸に残る」

「AQUA に 992 をつけた日――多田さんの“911の言葉”が胸に残る」

「多田さんが 911 GTS の横で、あの柔らかな笑顔を浮かべていた理由が、
最近すこし分かってきた気がする。

あの日、多田さんはふとこんなことを言った。

『エンジニアから直接話を聞いてからの試乗でしたので、ポルシェの言わんとしていることもすぐにわかりました。
この走りは、まさに私がよく知っている911そのものです。』

その言葉には、ただの評価ではなく、
長い年月を共にしてきた“相棒を見るまなざし”のようなものがあった。

さらに話は続いた。

『このクルマについていろいろ話していて、あらためて思い出しましたが、
確かに911はこの重配だからこそのメリットが多いんです。
なによりもまず、鬼のような制動感です。
サーキットで一番怖いのはブレーキングですが、
ブレーキングでの圧倒的な安定感と安心感では、911は唯一無二です。
それから加速するときのトラクション感ですね。』

その言葉を聞いたとき、
GTSのドアの向こう側にある“技術と経験が積もった世界”が、
静かに立ち上がってくるようだった。

そして先日、僕は自分のAQUAに“992”の番号をつけた。

『AQUAに992ですか?』
多田さんが笑いながら言う姿が、なぜか頭に浮かんだ。

僕は心の中で答えた。
『いや、これは遊び心じゃなくて、
日常の中にほんの少しだけあの世界の匂いを混ぜたかったんです。』

すると多田さんが、遠くの峠の風の向こうで
そっと頷いたような気がした。

AQUAはもちろんGTSではない。
でも、数字ひとつでクルマに宿る物語の色が変わることがある。

多田さんがGTSの走りに“よく知っている911”を感じたように、
僕もAQUAと遠いどこかの道路の記憶で、
そっと結ばれた気がしたのだ。」

Posted at 2025/12/08 07:43:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「「関越道のどこかで、冬が始まる音を聞いた。」Voi.3 http://cvw.jp/b/3743672/48812212/
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