
1泊2日なので行ける所は限られている。2泊しても良かったけれど、旅の翌日は家で休みたかったので行きたい所を詰め込んだスケジュールを組んでしまった。
書いていたらいつもの如く長くなってしまったので、Day1/Day2に分けてお送りする。
1日目
旭川空港→就実の丘→セブンスターの木→親子の木→マイルドセブンの丘→ケンとメリーの木→北西の丘展望公園→山頭火美瑛店(昼食)→ジェットコースターの路→四季彩の丘→青い池→望岳台→ホテル(夕食)→白ひげの滝→望岳台(星景撮影)
2日目
望岳台(日の出撮影)→ホテル(朝食)→白ひげの滝→青い池→拓真館→三愛の丘展望公園→ジェットコースターの路→美瑛駅(昼食)→美瑛神社→クリスマスツリーの木→就実の丘→旭川空港
訪問スポット23ヶ所。望岳台3回、青い池・白ひげの滝・ジェットコースターの路・就実の丘 2回の重複あり。まるでスタンプラリーだ(爆)。
家族と一緒ならこんなスケジュールは絶対組ませて貰えない。これぞ男の一人旅の醍醐味だ(笑)。そもそも今回の旅行は、美瑛の景色を見たい=写真を撮りたいという撮影旅行が主たる目的でもあった。
写真の趣味はかれこれ50年を越える。父の趣味も写真だったため、子供の頃からカメラが身近にあった。初めて触ったカメラはOLYMPUS SIX、ジャバラ格納式の中判カメラだった。小学校低学年の頃、「写真の撮り方教えて!」と父に頼んだのだが、今のカメラと違い絞りやシャッタースピード、ピントまで全てマニュアル(しかも露出計・距離連動ファインダー無し)。ただシャッターを押せば良いというシロモノでなかったためだとも思うが、露出を決める法則を一から教えてくれた。それはそれで良い事なのだが、「絞りを一段絞ったらシャッタースピードも一段遅くする」という露出の基本を6-7歳の子供が理解出来るハズもなく、「絞りf8、シャッター1/100だった時、絞りをf11にしたらシャッターはいくつになる?」など問いをだされ、間違った答えをしようものなら「違う!」と度鳴られた。自分から教えて欲しいと頼んだ手前、頑張って覚えようとしたのだったが、最後は大泣きをしていたのを今でも覚えている。
それから暫く経って、父がNikon F2 Photomicを買って帰って来た。父親としても念願の一眼レフだった様だが、小学生の私にも自由に使わせてくれた。レンズが外れて望遠や広角に切り替えられる事や、当時のF2 Photomic特有のガチャガチャ(開放絞りの値を設定する儀式)が何か凄くカッコ良く、写真を撮り始めたのはその頃からで、以来ニコン党(世に言うニコ爺)である(笑)。中学生の頃写真クラブ(部活ではない所謂授業の一環のクラブ活動)に入ったり、高校生の頃は写真部(これは純粋に部活)に入り、写真ばかりに夢中になっていたため高2の時の担任からは「TonoTonoくんは、部活と同じくらい勉強に身を入れてくれれば良いんですが…」と父兄面談で云われてしまい、帰って来た母親から大目玉を喰らった(汗)。
時は巡り、フィルムからデジタルに写真の主流も変わったが、デジタル一眼を手に入れたのは5年ほど前である。フィルムの時代は最上位機を買ったら10年は天下(笑)なのだが、デジタル時代は2-3年もすれば新型がでてしまう。尚且つデジタル一眼レフの上位機は50万円以上もしており、娘にまだまだおカネがかかる子育て世代には高嶺の花だった。そのためFujifilmのS100FSやLumixのFZ1000というな~んちゃって一眼を使用しニコ爺である事を隠してきたのだが、娘も社会人になったタイミングでヤフオクで中古のNikon Dfを見つけ落札。ニコ爺の仲間入り(出戻った)をしたわけなのだ。
コロナ禍なので手に入れたNikon Dfは近場のスナップ撮り位にしか使っていなかったのだが、今回はノートと並び旅の主人公である。
歴だけは長い下手の横好きでお見せするのも気が引けるが、撮ってきた写真で振り返ってみたい。
1.就実の丘

就実の丘(しゅうじつのおか)は、北海道旭川市西神楽地区にある広大な丘陵地帯。大雪山連峰と十勝岳連峰の両方を見渡せる絶景スポットである。
大正時代に地元の開拓民たちが結成した「就実青年会」という団体名に由来している。当時は今のような便利な世の中でなく、極寒の地で苦労も多かったであろう。過ぎし日の人々が流した汗と涙に思いを馳せる。

就実の丘付近のジェットコースターの路の様な路?
ひたすら真っ直ぐな路が至るところにありドライブが愉しい!
2.セブンスターの木

1976年セブンスターのパッケージ写真に使用され一躍有名になった柏の一本木。立ち姿が凜々しくて私も大好きなスポット。13年前に初めて訪ねたとき、感動の始まりの地。

木が持つ風格と、辺りの空気感がなんかとても良い感じなのです!
3.親子の木

セブンスターの木から車で5分。近くまでは私有地なので遠くから眺めるだけなのだが、こちらも有名な柏の三本木。見る場所によっては2本にしか見えないらしい。今回は初夏のため雄大な雲を見られなかったのがちょっと残念。

他の木々と違い、遠くからただ眺めるのみ。親子水入らずですのでw
4.マイルドセブンの丘

1978年マイルドセブンのCM撮影で使われていた場所。その頃のCMは全く憶えていない。かつては丘の頂にカラマツの防風林が横一列に美しく並ぶ姿が象徴的だったとの事だが、木の老齢化や観光客のマナー問題(農地への無断立ち入りなど)により、2018年後半に大部分の木が伐採されてしまったらしい。13年前に訪れていたら違った景観だったかと思うと残念だが、これはこれで風情があって好き。

どういう訳か、他に比べて人が少ないのです。それがまた善し!
5.ケンとメリーの木

日産ファンお待ちかね(?)1972年に放送された日産自動車の4代目スカイライン(通称「ケンメリ」)のテレビCM「地図のない旅」編のロケ地。前よりも少し木が年老いたかな?という印象。それにしてもここは相変わらず大陸系の人が多い。道路で傍若無人に写真を撮る光景はホントいただけない。インバウンド頼りの国内観光マーケットであるが、マナー有りきを切にお願いしたいものだ。

北海道と云えば「雲」なんですよね!夏ならもっと面白かったかも!?
6.北西の丘展望公園

ピラミッド型の展望台がシンボルの絶景スポット。美瑛特有のなだらかな波状の丘陵地帯や、遠くにそびえる大雪山・十勝岳連峰を360度の大パノラマで見渡すことが可能。ひまわりが咲いている時期に訪ねたらもっと素敵に見えたと思う。

お花満開のシーズンにまた来てみたい!
7.山頭火美瑛店

云わずと知れた旭川ラーメン「山頭火」。こちらでも食べられるのだが、折角なので本場のお店にお邪魔。もっと混んでいるかと思いきやガラガラで拍子抜け。合掛け塩(1,450円)をいただく。美味しいのだけど、初めて食べた時ほどの感動は無し。

合掛け塩1,450円也、感想は「・・・」
8.ジェットコースターの路

今回楽しみにしていたスポットその1。ドラレコがあってもSDカードを自前のモノに換装させる事は難しいと思っていたので、スマホを固定出来るホルダー(ワイヤレス充電対応)を事前調達しておいて乗り込んだ。充電しながらだと熱で録画停止になる可能性が高かったので、充電はせずホルダー機能のみで対応。初めて使ったモノだからピントがデフロスター辺りに合ったままになったりしたが、お遊びビデオとしては楽しめました。2日で6-7往復してしまった!

ところどころで止り木的なスペースがあり記念撮影が可能。まだ植立の畑も夏になる頃には美しく大地をおおっている事だろう。
9.四季彩の丘

お花の季節ではないのでスルーつもりでいたが、道すがらにあるし6月中は駐車場も施設も無料だから行ってみよう!とお邪魔したが、入場料は無料だったが駐車場が無料なのは5月までだった。唯一のリサーチ失敗だったが後悔はしていない。

ラベンダー咲いてる!と近づいてみたら、キャットミントでしたorz.
10.青い池

今回のお楽しみスポットその2。Appleの壁紙で有名になったスポット。Appleの壁紙は冬シーズンのものだが、青い池は5月~6月が一番「青」が映えるらしい。サッポロ時計台に並ぶ「ガッカリスポット」との呼び声も高いが、なんのナンノ。初日は午後、2日目は午前の2回お邪魔致しました。2年前に機械式ゲートが設けられ、ラベンダーのシーズンなどは入場渋滞が発生するらしいのだが今回は全く問題なし。駐車場は7:00~(5月~10/22まで)しか利用出来ないので、風の弱い早朝に伺えなくなっていたのは少々残念。しかし、美しいものは美しい!

溜め息が出来る様な「青さ」翌朝にも訪れることに決定!
11.十勝岳望岳台

お楽しみスポットその3。夕方、夜、朝の3回訪問。宿泊していた白金温泉から車なら5分程度で着いてしまうので、普段は撮らない星景や朝日の写真もトライしてみた。出来は今一歩かと思うが、何より撮っている時の楽しい事!なんか嵌まりそうな予感・・・。熊の出没だけ心配だったので、熊鈴買っておきましたw

十勝岳は、噴煙の通り活火山なのです!
12.白ひげの滝

青い池に流れている水は、この白ひげの滝辺りから湧出するアルミニウムを含んだ地下水と美瑛川の水が混じり合う事で産まれるそうだ。青く光るのはコロイド(微粒子)が太陽光などで散乱し、短い波長の青色だけが目に見える仕組み。このコロイドが沈殿することで、青い池の青さが増すとのこと。コロイド沈殿!高校の化学の授業で聴いた憶えはあるが、40年ぶりに思い出したw

6月とはいえ夜になると冷えてくる。橋の上のため風が強く寒かった…!
13.十勝岳望岳台Part2
注:スマホの画面ではよく判らないと思うので、PCなどの大画面でご覧いただければ幸いです。
標高930m、先の通りホテルから車で5分足らずで行けるため、当初から朝・昼・晩の3回訪れる予定を立てていた。2回目は星景写真へのチャレンジ。子供の頃、自由研究のため天体望遠鏡を買ってもらい、天文年鑑や天文ガイドも読んだりしていた。当時も星の撮影をしたかったのだが、フィルム時代はカメラ単体での撮影はほぼ無理で、モータードライブの赤道儀などの装備が無いと全く持って歯が立たなかった。ナケナシのお年玉を握りしめ天文ガイドの広告欄などを見ながらそうした機材を眺めてはいたが、こちらはそれ以上に箸にも棒にもかからなかった。デジタルになり高感度撮影が容易になるや、スマホだけでも撮影が可能になる。星への興味は大人になるにつれ無くしてしまったため、これまで星景を撮る機会がなかったが、今回初チャレンジ。キレイに撮ろうと思うとコツやらテクニックが必要になる様なのだが、この撮影はホント楽しかった。嵌まりそうな予感・・・。

美瑛の街も一望する事が出来る。小さな街だが眩しく光っていた…
以上でDay1終了。Day2に続く。