
前回からの続き。13年ぶりにメインパソコンを新調することにした。
グラボが搭載されたゲーミングノートPCなども出ているので、デスクでなくても作業が出来るノートタイプでも良かったのだが、メインマシンとして運用するにあたり、長期間使用(パーツのアップグレード)の出来るデスクトップパソコンを買うことに決めた。
IT業界で働いているので、最近のGPU・メモリ・SSD・HDDの価格高騰はよく判っているつもりだったのだが、まさかこんなに値段が上がっているとは思ってもいなかった。ここに来て、多少は落ち着いてきた感があるものの、1年前の2~3倍の値段をつけているパーツもある。今回検討するにあたり、ベースラインとなる仕様は下記の様に考えていた。
CPU Intel/AMDどちらでも可、但し長く使える事が前提
メモリ 32GB以上(今が24GBなのでそれ以上が最低条件)
SSD System Diskは小さくても良いが出来れば1TB以上
GPU PhotoLabなどが過不足無く動くこと
BD 出来れば今のドライブを流用。無くても良し
カードリーダー あれば可、無くても良し
その他 出来れば静音タイプ
予算 30万円前後
写真現像ソフトでAI機能を活用しようとすると、NVIDIAのGeForce RTXシリーズ利用が前提となる。GeForceのGTXやRADEONのRXシリーズでも動かないという事はないみたいだが、いわゆるCUDAコア/Tensorコアを搭載している方が高速に処理を行えるようだ。これまでGPUを多用するソフトウェアを余り使っていなかったので今回研究してみたのだが、結構奥が深く悩みに悩んだ。どうせ買うなら最高性能!とおもってRTX5090の値段を調べると、ナント70万円以上!。そそくさと退散し、手頃そうなモデルに作戦変更した。当初予算は30万円程度と考えていたので、全体の1/3程度10万円前後をGPUに割当て探した結果、候補は、
RTX 5060Ti VRAM16GB
RTX 5070 VRAM12GB
に絞られた。VRAMは大きい方が優位となる場合もあるが、AIチャットとPC構成に関する会話をする中で私の用途では12GB VRAMでも十分であるらしい。そうなるとGPUとしての絶対性能が高いRTX 5070が最有力だ。
次は、CPUである。
私はどちらかと云うと「Intel派」なのだが、Coreシリーズ 13世代や14世代でのやらかしや、2世代毎にCPUソケットを替えるやり方(高機能化する上で必要なアーキテクチャ変更と理解はしているが・・・)では今後CPU変更をする場合、マザーボードごと交換を迫られる事になる。その点AMDはソケット変更のサイクルが長く、CPU交換だけでアップグレード可能な点は非常に評価が出来る。現在発売されているAMD CPUのソケットは「AM4」と「AM5」。今後のことを考えたら「AM5」のZEN5アーキテクチャのRyzen7 or 9 が有力となった。ソケットが長寿命であることから、より高性能が必要になったタイミングで発売されている最新CPUに変更すれば良いという事で、今の時点では発熱量や電力消費量が抑えられ性能的にも満足できる
Ryzen7 9700X
に決定する事にした。CPU Ryzen7 9700X、GPU RTX 5070の組み合わせ。AIチャットでも「非常にバランスの良い組み合わせ」であるという事を返してくれた。
13年前に組んだPCを購入したPCワンズHPで、必要構成を組んで見てビックリした。メモリ・SSDなどパーツが高く、ナント40万円を越えてしまったのである。それほど豪勢なパーツを選んだ訳も無かったのだが、今のコスト感ではこの位にどうもなってしまう様だ。
という訳で、BTOパソコンショップのサイトも眺めてみることにした。イージーオーダーの様に予めCPU/GPUの組み合わせでセットされた基本構成などは、個別に組んでいくよりも少しだけリーズナブルな価格設定をしてくれている。ただし、エントリーの価格を安く見せるための方策か、メモリが16GB・SSDが500GBで設定されているものが多く構成変更をかけていくと大概38万円~40万円となってしまった。その中で一番安かった構成が、
Thirdwave ADシリーズ 約30万円
9700X、RTX5070、32GB、1TB SSDでの価格。ファンなどの静音パーツは変更していないスタンダードな構成だが、当初予算に収まりそうだった。メモリも777円(6月時点)で16GB→32GBにアップグレードしてくれるし、ケースも昇降デスク(Flexispot)のPCホルダー(CH1)に収まる21cm、色も白と黒から選べる。ほぼ理想的な構成で最安価格だし、ケース片側がガラス張りというのが少々気にくわなかったが丁度いい落とし所だろう観念し、ポチる一歩手前までとなった。
BTOショップも様々あるが、使用しているマザーボードやグラフィックボード、メモリ・SSDの詳細仕様が判るショップと判らないショップがある。Thirdwave(ドスパラ)は後者の判らないショップの方だった。USBのPortの数、速度なども気になったので、サポート窓口にどのパーツを使用しているのか?ダメ元で聞いてみる事にした。回答は、
「マザーボードやグラフィックボードの個別のメーカー・型番につきましては、ご購入前の段階では確定しておりません。」
という内容だった。そんなバカな!?と思ったが、これ以上の情報を入手するのは難しいと思い、レビューサイトなどから判断することにした。
恐らくコスト優先なので致し方ないが、調べていくとマザーはA620チップセットというエントリーグレードのものが採用されているようであり、残念ながら仕様的に満足出来るものではなかった。エントリーグレードとは云え全く使い物にならないレベルでは無いのだが、将来的な拡張性に制限をかけてしまうのは目に見えていた。(PCIe 5.0非対応、Over Clock不可、TDP65Wを超えるCPU非対応等など・・・)
どこまで拡張させるのか今の時点で特にプランはないのだが、10年以上使う気満々の私からすると「のりしろ」は大きい方が良い。という事で選定は振出しに戻ることになった。
こうなると予算枠を拡大させるしかない。
やっとここで「¥16,000円で最新パソコンにアップデート」の話となる。(毎度前置きが長く申し訳ない。ここまでちゃんと読んでいただいている方、ありがとうございます。)
予算枠拡大に向け、フトコロ事情を再確認。メモリ等の半導体製品の値段が上がっているのだが、手元資産の半導体関連投資信託(外国株ETF)もそれに伴い爆騰りしてくれていたのである。
SOXL:Direxion Daily Semiconductor Bull 3X ETF
米国の主要な半導体企業30社で構成される「NYSE半導体指数(ICE半導体指数)」の日次運用実績の3倍(300%)を目指す、非常にボラティリティ(価格変動)の高いレバレッジ型ETFをかなり安い時期に仕込んでいたのである。丁度16,000円で購入した分を売るだけで、税金払った後でも40万円程度の資金調達をすることが出来る事に気がついてしまったのである。我ながら「良い読みしてる!」と自慢したいところであるのだが、逆に「なんでこれっぽっちしか仕込んでないの?」と後悔しているところでもある。orz.
半導体で儲けたおカネは、半導体関連製品を購入することで還元する。
我ながらウマいおカネの廻し方だと絶賛自画自賛。
ちょっと長くなったので、続きは次回、結局最適解は何になったのか??
投資はくれぐれもご自身の判断で!
Posted at 2026/07/15 23:17:35 | |
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