
先日、
鈴鹿サーキットで行われた走行会に参加して来ました。
昨年からサーキット走行を始め、今では重篤な「富士の病」を患ってしまいFSWで闘病しておりますがw、ある日、中部地区の某所での予定が舞い込みました。
久々の中部入り。
折角なのでちょっと足を延ばして聖地 鈴鹿サーキットなんて走れないかな? なんてぼんやり考えていたところ、検索したらあるじゃないですか!
CCMCさん主催の鈴鹿サーキットの走行会が!!
しかも、
フルコース 2時間枠!?(驚
で、先ず思ったのは
F1ドライバーと同じコースを
フツーのひとが自分の愛車で走れるの??? でした。
中部関西圏で鈴鹿サーキットを走っている方には当たり前かもしれませんが、昨年、サーキットデビューした初心者としてはふと疑問で。。。
あっ、富士スピードウェイもF1開催された国際サーキットで最近結構な頻度でスポーツ走行しておりました...(汗
よ〜く考えると、各サーキットで講習を受けライセンス取得すれば走行枠次第で気軽に鈴鹿サーキットも走れますよね。(多分
中坊時代の愛読書のひとつが
F1グランプリ特集 だったワタクシ、
「鈴鹿サーキットは別格」というイメージを勝手につくりあげていたことに気付きました。。。
で、3月某日、意を決して問い合わせると、
「空き有りますよ♪」
と嬉しい回答。
「これは完全にご縁だ!」
と自分に言い聞かせること数秒、、、
完全な
"おのぼりさん"として思い切って参加を決意!w
で申し込んだは良いものの、
2時間枠って長いけど集中力持つの?
2時間も一般車が耐えて走りきれるの?
エスケープゾーン狭いらしいけど大丈夫?
黒澤元治さん曰く
世界最高のテクニカルコース!って解説しているけどシロートでも大丈夫???
などなど、憧れとともに、有益且つ初心者には不安なクラッシュ情報の幾つかも目にしてしまい、ちょっと不安な日々を過ごしておりました。。。
が、入金も速やかに完了して日々バタバタしていたら、気が付けばとうとう前日になってしまったので...
取り敢えず、こんな動画や...
こんな動画で...
鈴鹿サーキット走行解説を一夜漬け(爆
取り敢えず、先日ブレーキ関係を交換してから富士を8枠走ってパッド交換したもののブレーキフルードは交換してなかったのでフルード全量交換。半ドン仕事からそのまま移動。。。
途中休憩しつつ、ギリギリで某所にチェックイン。
ドキドキして眠れずに寝返りを幾度となくして
モンモンとひとり床で過ごしました。。。
取り敢えず憧れの彼の地の近くで
オヤスミナサイ。。。
ZZZzzz...
で、翌朝、天気は快晴♪
憧れの鈴鹿サーキットのパドックゲートに行くと

尾根遺産が笑顔で迎えてくれました♪
奇麗な場内、ピット界隈に到着してみると、速そうなクルマが続々と...(汗
受付を済ませるとソロで申し込みのワタクシ、
こんな感じで...

ピットを...

ゆったり使用しました♪
なんて贅沢なんでしょう♪♪♪
コレだけでも大満足(^^)
このピットを使えただけで、
これでもう帰っても良い!(嘘
と、ひとり盛り上がりつつ現実には準備準備。。。
ちょうど準備が終わったところでブリーフィング。
蓋を開けてみると41台走行の内、19台がポルシェ。。。他にはBMWのMも多数。。。(滝汗
VWAはゴルフ5やTT-RSの方もいらっしゃったり、S2やS14など、キチンと弄っていらっしゃるオーラバリバリのクルマばかりで怯みます。。。(素
少しばかりの情報収集をもとに、2時間フリーの枠なので、初めの1時間は慣熟走行と割り切りました。
慣熟走行は3周。マイペースで慣熟したかったので最後尾に付く為に1周パスして2周目から合流。
ピットレーンのシグナルもグリーンになり...

いよいよコースイン♪
実は、ピットアウト後の1周目、慣熟走行で後続車が無いことを確認しましたが、「2コーナーまでインベタ走行」の掟をうっかり忘れてしまいました。。。(滝汗
その後2周慣熟走行に加わり全車ピットイン。
放送があり、いよいよ走行会が本格的に始まりました。
ワタクシは他車が出払った後、最後尾からピットアウト。
今回はちゃんとインベタ。。。(当前
その後15分程(5周)走ってピットイン。適宜空気圧チェックしつつ、その後は焦らずにコース慣れすること、特に、スピード差のあるポルシェをはじめとする速〜い方達にどう抜いてもらうのか、に注力してました。
富士スピードウェイのレーシングコースと違い、コース幅が狭く、ちょっと(かなり)不安を感じましたが、これは万が一のエスケープゾーンが狭格段に狭いことによるものだと気付きました。。。
デグナー、130R、など難所&要注意と言われるところはもちろん、1〜2コーナーの入り、まっちゃん などもビビりまくりでチキンブレーキ&アクセルも弱め。。。(滝汗ww
コース幅もエスケープゾーンも富士に比べてかなり狭いのですが、鈴鹿慣れしていらっしゃる(ハズ?)中部&関西ナンバーの速い方達はガンガン飛ばしていらっしゃり、その速度差にもシビレます。。。(爆汗
兎に角、どれだけスムーズに抜いてもらえるか、サイド&バックミラーを注意しまくり。。。
ホームストレートでもイン側に寄ったり、スプーンから西ストレート辺り、ミラー越しで彼方に見えてもあっというまに迫ってくるので、アクセル吹かさずに130Rの手前でしっかり抜いてもらえるように注意してました。
それでも次の速い車に追い付かれシケインで邪魔してしまったり...(汗
そんな感じで手に汗握りつつ、自分の中での前半戦終了と思っていたら。。。
途中タイミング良く(?)赤旗が出て、クーリング&休憩タイム。

ピット前でパチリ♪
前後に速そうな、いや、速いクルマ達が沢山並んでいます。
ちょっぴりノドを潤して慣れたつもりの後半開始。
20分走行〜 5分程休憩 〜残り20分てな感じで 最後の方でちょっとだけ攻め込んで の走りを楽しみました。
で、慣れ始めた後半開始直後の周、スプーンコーナーの抜けでオーバーランしてしまい、

サンドトラップを爆走しました。。。ww
サンド上でテールが更に外側に流れた時は冷や汗でしたが、カウンター当てつつ、アクセルオン!で無事脱出出来てホントよかったです。。。(滝汗
それでやっぱりチキンになりました。。。(苦笑
そうこうしているうちに走行会開始から約2時間、
ホームストレートで...

しろ と くろ の旗が振られていました。
憧れの鈴鹿サーキットでのチェッカーフラッグ!
ハタとそれに気付き、何だか妙に嬉しくなりました♪
結局、全26周を走行。
ベストは22周目の2分41秒356
慣れ始めて全開走行している富士と違って、初見でチキンブレーキを心がけ、7割走行としてはまぁまぁかな?(言訳w
タイムは2分41秒台と遅いですが、(汗
今回の目的は
「憧れの鈴鹿サーキットを
愛車で楽しく走る。」
「関東から愛車で鈴鹿に行き、
無事に自走して帰宅する。」
でしたので当初の目的は十分達成できました。
コース幅もエスケープゾーンも広いFSWのレーシングコースでクルマの限界を知った上で、速いクルマに抜いてもらったり他車を抜くことを経験していたのである程度余裕を持って鈴鹿サーキットでも走行出来たと思います。(それでも邪魔になっていたかもしれませんが...)
憧れの鈴鹿サーキットを走ってみて、変化に富んだ長いコースでアップダウンも路面のウネリも多々あり、前半のくねくねが楽しいテクニカルなセクション と 後半 技と度胸も必要なパワー&ハイスピードなセクションが入り乱れ、非常に楽しいコースでした♪
思い付きでなかなか行ける距離ではありませんが、年イチくらいでのんびり前入りして楽しみたい贅沢な、そして特別なコースだと思います。
注意点としては、関東から長距離を自走して往復することになると思いますので移動中のリスクヘッジとして街乗りタイヤで現地入りし、走行前にピットでサーキット用タイヤへの交換が必須かと思います。
また、エアーやコンプレッサーがピットに無いようなので自前で用意が必要です。ワタクシは
エアゲージしかもっていなかったので、前回の富士で空気圧落としっぱなしで1.5しか入っていないタイヤに気付き焦りましたが、隣のポルシェ乗りの方にシガー電源のコンプレッサーをお借りして事なきを得ました。快く貸して下さり本当にありがとうございます!
FSWやTC2000を走っていらっしゃる方なら鈴鹿も問題無さそうですので、関東から鈴鹿サーキットの走行会に前入りから集まって行くのも楽しそうだなぁと思いました。
運営頂いた皆様、当日現地にいた皆様、ありがとうございます。

今回の走行会、非常に良い感じで本当に良い思い出が出来ました。
兎に角、事故無く怪我無く無事に憧れの地を走って来れたことが1番良かったです。
後ろ髪引かれつつ午後の予定の為、鈴鹿サーキットを後にしましたが
SUZUKA–ZEでランチ出来なかったのはちょっぴり心残りです。
その日の夜、鈴鹿に続き、これまた思い出に残る素敵な出来がありました♪
あおい3連星 の素敵な思い出、ワタクシも素敵に編集して
しっかりとアップしたいと思っていたところ
先輩達のblogがほぼワタクシと同じ構想!
流石、あおい3連星 で
ヘムタイ(編隊)組んだ仲ですね。(笑
こちら と
こちら に詳細はお任せしつつ(逃っw
いつの日か、また、憧れの地を走ることを夢見て
それではオヤスミナサイ。。。
ZZZzzz...
あっ、
ひょっとしたら、
これって、
静か(鈴鹿)な病 の始まりかもしれません。。。(笑

本田宗一郎さんの"夢"に感謝!