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豚子551のブログ一覧

2026年09月12日 イイね!

CB roman 5

CB roman 5


















1969年 


ドリーム CB 750 FOUR



1972年 


CB 350 500 FOUR


浅間山荘事件


大阪の千日デパートの火災


田中角栄かっ


同じ年に

Z1 900 NY ステーキ!


















翌年の1973年 


Z 750 RS



「へぇ〜私のは、ZⅡ より古いんだって!」


・・・(*´艸`)



夕食後、畳で寝そべってる、父親のナムルに


夏美はネット検索しながら


話しかけると





「ふーん、ヨンフォアは?」



「次の74年」



「それ 408 だろ?」



「そうみたい、好豚ちゃんの水色は?」




「好豚ちゃんのも、キムコのも、408だよ」




「なんで?」



「俺らの時代は、400じゃねーから、安かったし、外国でも売れてて 弾数あったんだよ」





「だから、ヨンフォアって、海外モンが 沢山あるわけだ」




「そっ、750も売れまくったおかげで、海外の 408 が 四発で一番安かったんだよ」







「でっ、75年から中免制度な黒歴史なんだね」






1975年 10月1日


中型二輪免許に改正


サイゴンの大統領官邸が陥落し、事実上のベトナム戦争終結





「ここで、トムの沖縄 Z1 がリンクするのね」























「俺もよ、あいララの 沖縄編で ZⅡ の 900 が あるって初めてしったんだよ」





「私は北海道編が一番好きだけど、そして、キャロル、解散?」



「キャロルっ?」


夏美は年表を読みながら、ナムルに質問




「永ちゃんだよ」




「なんとなく理解」




「その頃、俺らはチャリだったけどな」





「でもさ、中免で 408 って違法じゃないの?」





「昔なんて、そんなモンだし、そもそも ボアップしたら 中免もクソもねーだろ」




ナムルは鼻を穿りながら、説明すると





「昭和だな〜」




「カネゴンのケッチなんて、400のエンジン乗せてんのに、車検とった事、一度もねーしな」






「一回もっ?!」





「アイツ、16から、今の今まで、車検とった事、一回もねーよ」





「じぇじぇじぇ!」



夏美が驚くと




「豚子ちゃんの 55 は何年よ?」



ナムルが逆に聞き返す




「ん〜豚子ちゃんのは、75年、77年に FOUR に K が付いて、ドリームが外されてる」





「やっぱり、ドリームが付いてる方が CB 感でるよな」





「ですよね〜」


・・・(*´艸`)




「しかしよ、ジブリの 豚人間のアニメが、どうなったら ヨンフォア に結び付くんだよ?」







「男の格好良さ、分かってないな〜」





「男じゃなくて、豚人間だろ」





「サイテーなジジィだな」




夏美はパソコンを閉じ 睨みつけたが






「実は、明日、納車なんだな〜」




「マジかっ!もう上がったのか?」





「そう、午後半休、とっちゃった」




「イイな〜俺もサボろうかな」




ナムルが立ち上がると


























「アンタは残業してこい!、夏美もサッサと風呂に入れっ!」





洗い物を終えた嫁様が



台所から 二人を唸り飛ばした







































Posted at 2026/09/12 20:28:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月11日 イイね!

CB roman 4

CB roman 4

















焼肉屋の 定休日の水曜


朝一で箱根に向かった





豚子と好豚を 誘っても良かったが
 

あの2人に 合わせていたら


何時になるか 分からないので


旦那のキムコを叩き起こし



キムコはスーファ



自分は キムコのヨンフォアに跨り




何年かぶりに、夫婦水入らずのツーリングとなった





キムコのヨンフォアは、キャブが CR 以外は、好豚のヨンフォアと同じ仕様で




いうならば



こっちが 豚猫のプロトモデル



ヨンフォア 初号機




のっけから、CBX 外装のキムコのスーフォアは加速するが



どうして、どうして



キムコが 16 から乗り続け


40年は経過している


ヨンフォアも


負けじと食らいついて走る





いつものように、海老名SAに入って、休憩






「なんで、そのヨンフォア、豊子だと速いかな〜」






「腕よ腕!」




そう答え、コーヒーを飲みながら、SAを見渡すと




まだ、早朝なので、一般車より仮眠しているトラックの方が多かった





「このヨンフォア、2回目も、社長がエンジン組んだんだっけ?」




「そうだよ、形見になっちまったけど」


























そう言って、キムコはタバコを吸い込むと






「バルブ磨きは、俺も手伝ったんだぜ」





「やったね〜私も」





「好豚ちゃんのは、オマエが組んだの」





「そう、そう、」




「やっぱ、違う?」




「ん〜元々、ヨンフォアは突き抜ける感じがあるんだけど、コレの方が安心感があるとゆーか、もう一段カーン!とツキ抜ける気がする」






「マジかぁ〜俺が乗ると、好豚ちゃんにインからブチ抜かれんだけど」








「駆動系は、ちゃんと整備してるから好豚のかな」





「なるほど」




「帰ったら、こいつは、ベアリング交換」





「豚子ちゃんの 550 はどうなのよ?」






「あれは、もっとトルクでグイ〜っと出る感じ」






「凄ぇ音すんだって」






「音とトルクは 550だけど、上まで突き抜ける感は やっぱヨンフォアかな」






「なるほどね~ 今日は小田厚と御殿場、どっち?」





「御殿場で、六時前に箱スカ突破で」




「OK〜!」




二人はメットを被り、海老名から真っ直ぐ、バイクを走らせた






御殿場で降り 長尾峠を上り



箱根スカイラインの入り口で



珍しく富士山が綺麗に見えたので




休憩し



再び、バイクを走らせ



遅くもなく、速くもないペースで



豊子のラインをなぞりながら、キムコが後を走る




自分の FX 改も、良いが


やはり、ヨンフォアも良い!



豚美と豚子の父親が組んだ、最後のヨンフォア



ヨシムラのフルキットで、排気量は456まで上げてあるが



単なるチューニングではなく


走る 止まる 曲がる


が 大前提になっている






車やバイクなど


車検対応パーツが溢れていて


ショップに行けば、半日でポン付けしてくれ


自尊心と優越感を満たしてくれるが





チューニングとは?



見た目が良いとか


速くなるとか



特にターボ車、あるあるなんだが


ブーストアップ


コンピューター チューン


車高調



車検対応 パーツのおかげで




誰もが、気軽に簡単に



チューニング車を手に入れる事が出来る



世の中になったが




ポン付けパーツを全て付け終わると


100人中〜99人が


チューニング車に飽きて


売ってしまい


車やバイクから離れていくか


違う車種に変えて


同じポン付けを繰り返す






まぁ、そこは価値観の違いで



人の車が 自分の金で何をしようが



文句いえた 義理ではないが





やはり、本当のチューナー


モノホンのチューニング車は




そんな、ポン付けパーツで勝負していない




クランクシャフト


カムシャフトの角度


バルブを磨き


ポートを研磨して


ボルト一本に至る、トルク管理



徹底した オイルラインの管理



何度も、インマニやエキマニを試行錯誤し



作っては試し



キャブを調整する




パワーが上がれば


クラッチ


スイングアーム


ブレーキ


最後にフレーム


街乗り〜サーキットまで


オールマイティに




高価な金色の倒立フォークより



何度も油面調整したり

タイヤとのマッチングを

試行錯誤した

正立フォークの方が 優れてる物が多々あるし



ブレンボのWディスクより


純正流用のシングルディスクのタッチが優れてる車種も、ある




リアのドラムブレーキだって、タイヤの太さによっては、捨てたモンじゃない





履き違えてはならないのは



やはり、公道を前提に




走る 止まる 曲がる




ノーマル車で


ブレーキのエア抜き


タイヤ空気圧


チェーンの掃除と油さし


ブレーキとクラッチレバーの調整


見た目には、何も変わらないが


ノーマルの性能を


余す事なく整備する


コレこそが、公道のおける


本来のチューニングなのかもしれない









豚子の 550 を組み



社長の忘形見のヨンフォアで



今、箱根を走っていると




走る 止まる 曲がる





チューニングの本質が



分かってきたような



教えられた気が してやまない





キムコの事を、忘れ



箱根スカイラインの 逆パンクコーナーをクリアすると




ブォーン!


スーファではない


太い、排気量が真後ろから


聞こえた





「キムコじゃない、誰?」




豊子がバックミラーを覗くと



丸目一眼 

キャンディレッド

750





「マジで、CBかっ?」




「豊子おぉ〜!」



インカムで、キムコの悲痛な叫び声





「上等〜だよっ!」





「豊子はギアを蹴り 3速に落としアクセルを捻った」





「ブォー!カーン♪」



 高速コーナーを、滑るようにクリアしていくが



CBの750は、一定の距離を保ち、離れない





「マジかよ」



豊子は焦るが、まだ後ろの750を観察する余裕はあった




立ち上がり、追いつかれる



4本出しの音ではない



集合の乾いた、高音が




豊子の音を確実に



コーナーの立ち上がりで 掻き消しにくる







「まいったな、ロックオンかよ」





豊子が、ガチモードでコーナーに突っ込み、逃げ切ろうとした瞬間





ブォン!ブォン!



ブォーブォーン♫



あっさりと、アウトから抜かれた





「まだまだ〜!」




次のS字で、勝負と決め


喰らい付く



CB 750 FOUR


恐らく、K0 か K1



ライディングは、太っている



そのデブな身体が



ヒラヒラと体重移動しながら



コーナーの出口は もとより



進入でも加速する



S字にせまり



豊子は ガチモードのリーンインで



シュワンツばりに 強インに付け



「カメッ〜!」


と、叫んだや否や






ブォーン♫




太った CB 750 FOUR



は、スルっと加速して



何事も、おきなかった如く



スッ〜と立ち上がり



S字の次



右コーナーを出たところで




朝靄の視界から消えた































芦スカの入口で、呆然として


豊子はキムコを待っていると



スーフォアのキムコが遅れて


やって来て


ヘルメットを脱がずに


シールドを開け


インカムで叫ぶ





「どうだった?」




「何モンだよ、あのデブ・・」




「えっ、もしかして?」




「ガチで負けたわ・・・」








































続きま~す🐷






Posted at 2026/09/11 23:51:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月09日 イイね!

CB roman 3

CB roman 3




















日曜の午後、豚子が、カウンターで暇を持て余していると





ナムルと夏美が、インパルスとジグサーでやって来た





「こんにちわ〜」



「親子そろって、いらっしゃ〜い」



ポニーテールにした、豚子が出迎えると





「好豚ちゃんは?」



夏美より先に、腰掛けたナムルが訊ねる




「寝腐っとるんやろ」




「昨日、ヨンフォア乗ってんの見たよ」





「あの子、最近、ヨンフォアばっかやで」



豚子はコーヒーを注ぎ、二人の前に出すと




「やっぱり!55 に乗り変えた、豚子さんの影響ですかね」



夏美が興奮していう




「それも、あんねんけど、オモロイ cafe 見つけたんよ」





「えっ〜二人でカフェ行ったんですか」





「箱根だけど 夏美ちゃんも、今度一緒にどう?」





「イイネ!」


夏美より、先にナムルが、答えたので





「阿保っ!女子だけのツーリングや、オマエは誘ってへんやろ」





「そそんな、」




「女子ツーイイかもっ!是非、次回は誘ってください」




「OK〜でっ、今日は なんなんっ?」






「あのですね・・・」




「いや、コイツ 旧車欲しいって言い出したたんだよ」





「マジで、なんなんっ?」




「しかも、ヨンフォア!」




「じぇじぇじぇ!」



豚子もおどろくと




「あの、イタリアンレッドの」





「マジかや〜」




「マジです」



「好豚ちゃんのは、何故、水色なんですか?」





「アレは、昔のヨシムラカラーなんよ」



「HONDAのRSCじゃない?」





ナムルがコーヒーを啜りながら、反論すると





「まぁ、じゃりん子ニートの、バイクは、どうでもエエやん」





豚子は、あっさり開きなおり








「なんで、またヨンフォア?」





「私、ジブリの 紅の豚 が大好きで」




(;゚;ж;゚;)〜ブッ



豚子は思わず コーヒーを吹き出し




「きったねー!」


飛び火した、ナムルは席を立ち




「なんなんだよ!」


ナムルが豚子にツメル




「いや、3日前に観たから」




そう言って、豚子はナムルに雑巾を投げる





「何回でも、観れますよね」



夏美は目をキラキラさせながら、納得





「ヨンフォアなんて高くて無理つってんのに、納得しねーんだよ」





「いや、あるとこには、あるかもやで〜」




豚子は、窓からスプーンで、向かいの豚猫モータースを指す





「本当ですか!」





「ボロで潰れそうやけど、聞いてみる、価値はある店やで」



豚子が意味深に笑うと





「聞いてきます!」



夏美はダッシュで、外にでて



豚猫モータースのガラス扉の向こうに



消えていき



ナムルが ホットドッグも頼んでいたので



それを食べ終え、豚子とナムルが



店をでて路地を渡ろうとしたら



ブォン!ブォン!




同級生であり、ナムルと同じ職場のゼットンが喫茶店の前に乗り付けて、ジグサーと インパルスの 後ろに停めた































豚子 ナムル ゼットンの三人が



夏美より遅れて 店に入ると






既に、夏美はヨンフォアの趣旨は 伝えて終えていて




ソファーには張本人の夏美



向かいには店長兼、豚美の旦那の中島、隣に好豚が座っていたが





豚子達が 店内に入ると



中島はソファーを三人に譲り




社長兼 嫁様の 豚美が居る




カウンター前の接客用の椅子に座り直した







「実際に買うとなると、ヨンフォアは幾らなんですか?」




ナムルが、中島に訊ねる




コッチの買値なら、国内モンで150だね




「そんな、安いんだ!」




好豚が驚くと、矢継ぎ早にゼットンが




「海外モンは?」



「100〜120ぐらいだろ」


またしても、豚美が即答





「じぇじぇじぇ!」



「マジかや〜」



「売値の半分じゃ〜ん」




弾数も、部品もあるしね


客みて、国内を 海外ってだましたり


その 逆も しかり


店側にしたら ヨンフォアは人気あるし、やりたい放題だよ






中島が皆に教えると、好豚が






「408は?」





「あんなもん、馬鹿な客には 400登録して売っちまえば良き」




豚美が笑い飛ばすと




「国内 408なら その 逆もあり」



中島が駄目押し





「旧車ビジネス、メッチャ闇やん!」




豚子が〆ると




中島と豚美も納得して、うなづき





「ZⅡも同じだけど、値段が倍以上〜だし、もはやビンテージの領域だからね」






「流行りすたりの 格好だけで 買う客も悪りーんだよ」








「なんか、この店が、まともに思えてきました」




ゼットンが発言すると



好豚が、ガラステーブルの下から、トーキック




「痛っ!」




「でっ、ヨンフォアは隠してあんの?」




豚子がズバリ、中島に訊ねる





「残念だけど、無いよ、あっても 一週間で売れちゃうって」






「そうなんだ〜」



夏美がガックリと 首を落とし




恨めしそうに




好豚のヨンフォアの前まで トボトボ歩き






「せっかく、私の赤と、好豚ちゃんの水色で可愛いいな〜と妄想してたんだけど」




「最高だったのにね」



好豚も、夏美に歩み寄り慰めると





「夏美ちゃん、赤いヨンフォアじゃないと駄目なの?」




母親目線で、豚美が優しく声をかける




「例えば?」




「クラブマンを赤に塗るとか」




「おぉ〜その手があったか!」




「ハンドルとシート変えれば、分かんねーな!」



「安いしなっ!」



ゼットンの後に ナムルが答えると





「二気筒なんやから、走ったら分かるやろ〜」





「ママ、それは無いって!」



好豚が 豚美の提案を 断固拒否すると





「やはり、ジクサーの次は、皆と同じな 空冷4発に乗ってみたいんです」




夏美がしおらしく、訴える





「そうね〜最新の150も乗ったし、ステップアップの時期かもね」




豚美も納得すると
   





「そんなら、インパルス 赤に塗って、乗ればエエやん!」





「駄目だよ!俺のは」



父親のナムルが速攻で反論




「おどれが、娘のジグサー乗れば ええやんけ」





「・・・・」








皆んな絶句





「豚子、オマエ天才だよ それなら、金かかんねーなっ!」




ゼットンが同意すると





「テメーも何いってんだよ!」



ナムルが、立ち上がり激怒するが







「前のオーナーの、豚子ちゃんには悪いけど、あの 集会 一番搾り のハンドルだけは生理的に・・・」































「カビーン!」




「ハンドルなんて変えればイイんだって」




ゼットンが笑いながら、反論すると





「テメーは黙ってろや!」



再び、ナムルがゼットンに詰め寄ると






「私、400cc ならヨンフォアが・・・」





























夏美の意思が硬く


ナムルも一安心して座り直すと







「夏美ちゃんがそこまで、言うんなら、ヨンフォアに限りなく近いのは、ある事はあるけど」





中島がコーヒーを飲みながら、呟くと







「そうなのっ!」



「あるんですかっ!」



好豚と夏美が、一気に攻め立てる





「い、いや、だから、ヨンフォアでは無いよ」




中島が後退り




「なに!教えてよっ!」


娘の好豚が、キレ気味にツメる






「ウチは、55 持ち出した時に発見しとるけどね〜」




豚子が 意味深に笑うと





「なによっ!豚子ちゃんまで、勿体ぶらずに教えてよ」





好豚がつめると、中島が



「同じ CB の 350 four」





「バケヨンかっ!」



カウンター席でふんぞり返ってる、豚美も驚くと




ナムルとゼットンが





「おぉーいいな!」



「その手があったか!」







「350 ふぉあ? バケヨン?」



最後に、夏美が首を傾げると






「大丈夫!れっきとした、CBのフォアで、排気量と細かいとこが微妙〜だけど、ヨンフォアのパーツは全て使えるから」





「そうなのっ!」




「350 を ヨンフォア そっくりに変えれるから、バケヨンってゆーんだよ」




豚美が優しく微笑む




好豚の説明で、一気に蘇る夏美





「その、350 four ならあるよ」





中島が好豚と夏美に、もう一度教えると





「やった〜!」



「本当ですか!」



夏美と好豚は、中島の腕に抱きつき、引っ張る






「今日は出せないって〜」




「みれんの?」


好豚は引かない




「一番奥だから、今日は無理だって」




「野郎〜二人いるじゃん」



中島の腕を掴んだまま、好豚が、ゼットンとナムルに顎を向ける





「マジかよ」



「なんで、俺まで」



ナムルとゼットンが、拒否ると




「納車整備、終わりました〜」



ピットの奥から、死ぬまで見習いの綾野が出てきた



「もう一人おったで」



豚子が笑うと




「なんすか?皆さんお揃いで」

































綾野がマヌケ顔して、皆に訪ねると



店内に流れていた



有線の 昭和チャンネルから



岩崎宏美のナンバーが流れていた


































では、また 🐷









Posted at 2026/09/09 19:34:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月06日 イイね!

CB roman 2

CB roman 2


















バイクが好きで

あの子が好きで

気付いたら

友達はガキの頃のままで


馬鹿には 届かねー!


馬鹿な 物語を書いている

















CB roman  3






「おはよー」




前回の雨で、水垢だらけになった 55 を洗車してると、向かいの実家から姪の好豚がジャージ姿で出てきた





「何時やと思うてんねん」




豚子はメッキのフェンダーを磨きながら返すと





「オネーさん、綺麗にしてまんな〜」




好豚が揶揄う様に、豚子の顔を覗き込むと





「親の顔がみてみたいわ」



洗車を終えた、豚子は立ち上がり、一歩下がって、タバコを口に咥え




「エエなぁ〜」



「盆栽かよっ!」


好豚が笑いながら、ステップを弄じりながら





「この位置だと、メッチャ足つき悪くない?」




「しゃーないやんけ、豊子さんが3千㌔は、何も変えずに乗れゆーとるんやから」





「豊子ちゃんって、バイクになると怖いよね〜」





「せやから、奮発して厚底ブーツ買ったたわ」




「それは、そうと、この前、夜中に帰って来てたけど、何処に行ってたの?」





「内緒や」




「じゃあ、イイ」




「聞きたい?」




「話たい?」笑




「ったく、遅いモーニングコーヒーでも奢ったるわ」





「あざーす!」




ラーメン屋を改装した、喫茶店に二人が入ると



既に冷房が効いていて



ラジオからは、横浜商業と智弁和歌山の試合を実況していた




「涼しい〜」




好豚は背伸びしながら、スツールに腰掛けると



豚子はカウンターに入り




冷やしといた、アイスコーヒーをグラスに注ぎ



コースターの上において、喋りだした





箱根でガス欠になり遭難して、紅の豚がいた店の話まですると






「なんで、箱根で遭難するのよ〜」




好豚は半信半疑で笑う





「せやからな、ホンマに樹海に迷い込んだみたいになったんよ」





「樹海は富士だし、豚人間ってアニメじゃあるまいし、狐に騙されたんじゃないの?」





「狐やのうて、豚人間ってゆーとるやろが」






「お天気雨は 狐ってゆーじゃん」





「せやから、もう 夜やったんよ」





「豚人間、メッチャ興味あるな〜」





「強羅からは、直ぐに帰れたんやけどね」





「豚人間カフェ 行けば 場所分かる?」





「どのみち、行かんと分からへんろ」





「今日、天気 イイネ」



好豚は アイスコーヒーのストローを混ぜながら



豚子の目を見る





「今から〜?」



豚子は察して、嫌そうに返すと





「時間が経つと、忘れちゃうよ」





「せやけどな〜遠いし、まだ、腕も脚もパンパンやねん」






「だったら、久々にヨンフォア出して一人で行こうかな〜」























「ニートは、暇でええの〜」



豚子はスルーして、グラスを磨きだした





「あれっ〜、もしかして、豚子ちゃんって 私のヨンフォアにビビってる?」





「なんやと〜!」




「じゃあ、決まり、用意してくるから、待ってて!」



好豚は、向かいの実家



豚猫モータースに小走りで戻った































ゼットンと 柔


三人で教習所で大型をとってから


ずっと母親のお下がりの


750 刀 S3だった好豚だが




元々は ヨンフォア 乗りであった




横羽線に上がるや否や




ヨンフォアとも思えない加速で



豚子の 55 を引き離す





「あのじゃりん子、マジかや〜」




インカムを忘れて、豚子が思わず叫ぶと





「もっと!引っ張っるんだって」



好豚が返す



東名には上がらず



金港〜横浜新道



ファミマ料金所を過ぎるが、好豚は休憩もせずに突き抜ける





「若さ故やな〜」



刀S3なら、諦めるが


今日の好豚は ヨンフォアなので


豚子も 意地で喰らい付く





原宿手前で、いつもの渋滞が始まり



スリ抜けにビビってる、品川ナンバーのレブルがもたついていたので



好豚が 左か真ん中で迷った否や




豚子はレブルに張り付き



ブォン!ブォン!



真後ろで吹かし、強引にどかし




一気に真ん中をスリ抜けて 好豚を抜いた









そこからは、豚子の爆音で



ガンガン スリ抜け 西湘バイパス



露払いの後を 好豚は快調に抜けて走り




新しく出来た、茅ヶ崎 道の駅に豚子が先に入いり



強制的に休憩タイム






「豚子ちゃん、スリ抜け速くなってない?」



メットを脱ぐや否や、好豚が叫ぶ





「ザッパーより、コッチのほうが、楽に抜けれんねん」





「思春期の暴走モードに戻ってんじゃない?」




好豚が笑い返すと





「確かに、気分的にガンガンいけんねんな」





豚子も笑いながら、サイドバックから水筒を出し



アイスコーヒーを注いで、好豚に渡し





「しかっし、速いねんな〜」




豚子は 好豚のヨンフォアの前に立ちぼやく





「ヨシムラ、フルチューンですから」





「どんだけ、ブン回してんねん」




「7500ぐらい、ガチだと 8000 超え」




「マジかや!」



「豚子ちゃんのは?」



「六千でブルブルやで」




「私のはバルブもやってるし、456だから」




「ハイカムええな〜」




「ハイカムと強化クラッチはセットだよ」




「そのせいもあんのかい」

 


「ある、ある、でっ、ルートは、ターンパイク?」





「いや、一国や、取り敢えず 湯本の駅前まで上がってみよか」





「なんか、女子ツーっぽくてイイね!」





隣のクロスカブのオジサンが



旧車女子二人をさっきから、チラ見しているが



二人なので、ビビって話かけてはこない







「でな、ヨンフォア使いの 好豚ちゃんに、峠のコツとゆーか、教えて欲しいんやけど」




豚子が 好豚に擦り寄る






「昭和のレイドバック世代なのに 忘れちゃったの〜?」




  

「タイヤはチャリと変わらん細さで 19インチやし、今のバイクと全然違うねんよ〜」





チラ見してるオジサンに気付いてる豚子は



わざと色声で 好豚の股に脚を入れ





スリスリ






「私のは18インチだけど、腰かな?」




好豚は、嫌らしくまとわり付く、豚子の腰をパーンと平手打ち






「痛っ、そうなん?」





「ハンドルは、どんな時も絶対にセルフ、腰とケツで曲げる、忘れちゃった?」





「了解!」





「そうだ!一番大事な事 忘れてたよ」





「なんなん?」





「小田原で、燃料入れないと!樹海で迷って遭難しちゃう」




(;゚;ж;゚;)〜ブッ






「あんた ホンマやで・・・」




























では、また 🐷











Posted at 2026/09/06 17:50:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月05日 イイね!

CB roman 1

 CB roman 1


















迂闊だった


海老名で休憩した時に



なんやら、黒フォアのタンクが



カラカラ鳴っとって



ん?ん?



と、おもーたんやけど



やはり



給油するべきだった





パチモンの朝日電装の、フェールキャップを信じたウチが阿保やった




見事にガス欠になった



クソ重い 鉄の塊を 推しながら



愚痴っていると



ポツポツと雨も降り出した



御殿場下り


長尾峠


箱根スカイライン



ここまでは良き



勝手知ったる、センチメンタル ロード



いつもなら、伊豆に下るのだが



調子こいて、ナビも見ずに


芦ノ湖スカイラインへと


まだ、慣れていない


黒フォアを走らせた



そして、脇道へ



そこから、道に迷った挙句



ブッブッブ〜



最初はCRキャブが カブったと思い



2速までシフトダウンして


引っ張るが



ブッブッブ〜


ブッ ブッ ぶっ


ウイ〜ン ・・・




見事なまでの


ガス欠なメロディー♪



予備タンに切り替えようと



燃料コックに手を伸ばすが





ブッブッブ〜



既に最初から予備タンの位置



降りて確かめてみると




「Kawasaki と逆やねん!」




豚子は悪態をつき



CB 550 FOUR を押して山道を



上り下り



スマホを出し 位置を確認しようにも



圏外で現在地は 御殿場から動いてない






「なんなんっ!」




だんだんと、雨は激しくなるが




カドヤのスイングトップのおかげで、押し歩いてるので、かろうじて防水を保つが





寒くなってきた




「マジかや〜」



来る時は、暑いくらいだったし



バイクに乗る時は暑いくらいが



良き!





豚子のモットーだったのが



今回は不幸中の幸いだったの




だが






「腹へった〜」




「腕がぁ〜脚がぁ〜」



ついに陽が落ちて



薄暗い森の中を



200kg もあるバイクを 押し歩き続けているが



一向に観光バス通りに出ないし



温泉宿の看板もない





「あかん、樹海に迷い込んだみたいや」




夜の森が、不安を煽り



ついに 限界に近づき





「さ、寒い・・」



「ね、眠い」





とうとう〜体力の限界が来た時に



前方に、一軒の灯りが






「た、た、助かった〜」



━(;´༎ຶД༎ຶ`)━(;´༎ຶД༎ຶ`)━




豚子はようやく、一軒の灯りがある駐車場に




CB 550 FOUR を停めると



フランダースの犬の様に




CB 550 FOUR のタンクを抱きしめ




力付きた・・・















「飛べない豚は ただの豚だ」




アニメの主人公に、衣に包まれ、油の煮えたがる


フライパンに放り込まれる 場面だった






「うわぁ〜トンカツだけは堪忍してやぁ〜」





飛び起きると、革張りの長ソファーの上だった






「よう、コーヒーでも飲むか?」




「へっ? 夢?」




起き上がると、どうやら、喫茶店とゆーか、cafe の様で




カウンターに紅の豚が



コーヒーをドリップして



煙草を吹かしていた



















「ポルコ?」





「砂糖とミルクは入れんのか?」




ポルコ、いや



良くみると人間だが



紅の豚にソックリな人間が



タバコを吹かしていた




「あっ、私・・」




「ガス欠で行き倒れてたぜ」




「すいすいません、ブラックで」





豚子は、ようやく、こうなった状況を理解し、深々とお辞儀をすると





「そっちかよ」




ポルコはカップにコーヒーを濯ぎだした





「あっ、死ぬかと思うたけど、助かりました、死なんけど」






「まぁ、イイ、ほら飲めよ」



ポルコが カウンターにコーヒーを置いたので




豚子はようやく立ち上がり、カウンターのスツールに腰かけて





「いただき、ます」



コーヒーを一口




スイングトップは 隣のスツールに干すように、かけられていた





「熱っちい〜」




豚子は慌てて、カップを置くと





「ナンバーは川崎だけど、関西弁なんだな」







「まぁ、生い立ちゆーか、分かります?」





「箱根の猿でも分かるぞ」




「ガビーン!」




「ここって、cafe ですよね」




豚子は店内を見渡し、一枚の絵で視線を止めた



ドリーム CB 750 FOUR


初号機の KO 



それに気付いたマスターは




「ガス欠の 55 は、オネーさんのかい?」





「はい」




「新車みたいに 綺麗だな」




「乗り始めたばっかで オニューなんですよ」





「横浜のスイパーかい?」





「えっ、知っとるんですか?」





「まぁ、こんな店だし、神奈川でフォアったら、アソコしかねーだろ」





タバコに火をつけた、ポルコなマスターは


声が 刑事コジャック


テリーサバラス にそっくりだった





「いや、スイーパーじゃなくて、友達が」





「イイ 友達だな」





「まぁ、腐れ縁ゆーか、それよりここって、箱根の、どの辺りなんですかね?」





豚子はスマホだして、位置情報を確認すると



かろうじて、アンテナマークが一本





「この先、下って左に曲がれば 強羅に出っから、分かんだろ」






「そうなんや、強羅まで出れれば、大丈夫っす!」




豚子は、隣にあるスイングトップを手にとると、拭いといてくれたらしく、乾いていたので




「ありがとうございました!」




お辞儀すると



単車は、ズブ濡れてたからガレージに入れといたぞ



ポルコなマスターは、そう言って豚子と一緒に店を出た



ガレージのシャッターを開け、中に入ると



キャンディレッド の


CB 750 FOUR が隣に停めてあった






















「やっぱり!」



「バレてたか」



「メッチャ、分かり易かったです」



「だははは〜」




笑うと、紅の豚にソックリなマスター




「本当にありがとう〜ございました、また来ますんで!」




豚子はお辞儀して、ヘルメットを被り、セルを回すと





キュル ・・・




「あれ?」




キュル・・・





「なんなんっ!」






「オマエな〜ガス欠で行き倒れてたの 忘れてんじゃねーぞ」






ポルコなマスターが、ニヤリと笑った







「じぇじぇじぇ!」


































続きま~す🐷


多分、やけど・・





























Posted at 2026/09/05 22:43:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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