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豚子551のブログ一覧

2026年10月03日 イイね!

無印良品

無印良品

















皆さんワンバンコ!


タマタマ の衣変え終わりましたか?


(;゚;ж;゚;)〜ブッ


台風〜26号もそれて


東京 千葉 神奈川


なななんと!37日ぶりに


2日連続で マークがつき、雨が一度も振りませんでしたあぁ〜



九月から夜は、暖房付けて寝てので


2026 夏 の記憶が全くございません



勿論、今も付けてるし


今夜も付けっぱで


暖房つけて寝ます 😴




近所の消防署には、救命ボートが常にスタンバイしてるので





まだまだ復興には遠いんですが・・・





さて、ファッション や メイク 俗にゆ〜う


 
モードってのは



大体 10〜20年で一周回って、再び流行るんだけど




以前、ライダースにおける




ウンチク垂れた ブログを書いた気もするんですが




やっと、一周〜回って



やっと、来ましたよ〜



若い娘さんが、いる家庭なら分かると思いますが




最近の若者ジャケット


ダブダブ BIGサイズ


そんな年頃の娘がいる


ママ達も!



中年太りを隠せるから、娘の真似してダブダブ ジャケット




HIP HOP とは違う、ダブダブ






でっ、私




肩のエポレットをブッた切った、ライダース



鋲ジャンにしようと、穴開けまくって鋲打ったんだけど、見事に失敗!



不燃物となりました

























スタンドカラーの、シングルライダース引っ張り出したんだけど




やはり、ダサい!


自分で買っといてなんだが




鏡の前で着て立ち




「鏡よ鏡よ 鏡さん、世界で一番綺麗なのは誰?」




唱えてみても




「よ〜こんなん着てたな」




と、吐き捨て



クロゼットの中に放り込むと




もう、一着 



ありましたよ〜



またもや、ビンテージ?




トムクルーズの G1


でもなく



マックイーンの A2


でもない



昭和の革ジャンが



いや、コレ良く出来てるわ〜



結局、ミリタリーって



バイク乗ると、首元や腰からガンガン風入ってくるから



寒いんですよ〜




所詮、第二次世界大戦のモデル




この、昭和の革ジャン



首元もバッチリ止めれるし



フロントポケットに、隠しサイドも付いてて




いや〜素晴らしい!




しかも、この頃、昭和60年代って、ダブダブが流行ってたんよね〜



新宿や川崎で、シンナー売っとった、チンピラが よう着とった革ジャン




長渕剛の舎弟が、着っとたモデル 笑笑





いや、コレ10年前やったら、メッチャダサいねんけど




今やったら・・・



この、ダブダブ感



イケル!着れる!



でっ、私、自分で


ブラッシング


革シャン


クリーム


2時間かけて、リフレザーしました


















やっぱり牛肉やね〜




タグ無しの、無印な革ジャンだけど、見事に復活!




いや、だってコレ



30年以上は経ってんねんで



恐らく買ったのは上野やな〜



MA1 燃やした、ブログの頃やろ〜
































と、いう、訳で



37日ぶりに、天気にも恵まれ



ボッチツーリングに行って来たんだけど




重くもなく


硬くもなく


30年の歳月が


新品の羊と 変わらん柔らかさに!




隙間風もなく


メッチャ快適!


真冬以外なら問題なし



しかも、このビンテージ感



無印やけどね



ようは、ミリタリーでもロンジャンでも



ブランドではなく




モデルよ!モデル!




着る人間って事で 笑

































では、また 🐷






































Posted at 2026/10/04 00:05:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月21日 イイね!

CB roman 7

CB roman 7

















僕の名前は NDロードスター


オーナーは 川崎王国 溝の口 出身で おちゃま君



勿論、初ドライブは、246を真っ直ぐ上り



渋谷駅〜表参道〜神宮外苑〜を過ぎた



聖徳絵画館



そうそう、近くには、HONDA の青山本社があったのだが




今は、取り壊し中〜




絵画館の銀杏並木は、エンスーやスーパーカー達の聖地だったのが・・・



今では、インスタ 映えスポットに成り変わり果てた






今日は何故か、多摩川を下り、行った事のない



治安の悪い地域へ、オーナーを乗せて走っている



オーナーは大学時代に、FZ 250 に乗る女の子に恋をしたのだが



その女の子は、土手部落出身の不良少女だった


実際、彼女は


不良でもなんでもなく


中学生の頃から 焼肉屋で働き


弟の生活費を稼いでいた、真面目な就労学生だっただけで



不良は、女友達のバイク屋の娘だった




あの頃の、多摩川土手は



住所が土手無番地と市役所でも表記され



日本最大の在日と同和部落の不法占拠のバラックが



一つの街を下流まで形成していて



パトカーも入れないぐらいの治外法権な街だった





大学に入ると、彼女は



南部地区のバイク屋で見習いのバイトをしだし



オーナーは女の子と仲良くなりたい一心で



ガラの悪い地域の

ガラの悪いバイク屋


の常連になり、若い時はバイクに乗っていたのだが



40年も経つと、流石にバイクは降りたけど



その女の子が、いつも、心の片隅にあり



一番バイクに近い、国産オープンカーの僕を選んでくれた









「これこそ、ノーヘルで乗れるバイク!」




川本ヒロトは、10年振りに多摩川を下り



川崎市の南部地区を目指し



買ったばかりの NDロードスターのハンドルを握りながら



一人、ほくそ笑んでアクセルを踏んだ




灼熱の真夏から、一転し



既に九月中旬だというのに、今年は、一向に雨が止まない




もう、梅雨みたいな天気が3ヶ月も続いていて、NDロードスターを手に入れてから、一度も気持ちイイ日はないが




そこは、バイクと違って、雨さえ降ってなければ、幌を開けて走っている






「やっぱり、バイクってのは 野蛮人が乗るモノなんだよ」




ヒロトは独り言を言いながら



昔、通いなれた道を軽快に走る




ヒロトの生まれ育った、溝の口は、渋谷駅〜真っ直ぐ246を下るので、昔から都会的なお洒落な感じで



流行は、常に渋谷駅〜流れてきていた



同じ神奈川県の市内でも


東京湾側は


相変わらず、汚くて 古くて 他所者を、一切寄せ付けない


横浜とは正反対の


刹那的な街で



東京オリンピックの開催が決まったと同時に、土手部落は綺麗さっぱりなくなり、外観だけは良くなったが




一歩足を踏み入れると、


あの頃より活気が無く


寂れていたが


何処かで、誰かに覗かれている気がして



むしろ、それが


異様な得体の知れないオーラを漂わせていた





ヒロトも、学生時代 豊子目当てに訪れた時


街の不良に何度もカツアゲされた、性春の記憶がある





そんな、思い出に浸り、NDロードスターを走せ



目的地の、小さな路地に着くと


ブォン!ブォン!



既に、豚子と好豚が


路上で吹かしいた






















「おはよ〜」



ヒロトは、NDロードスターを停め



豚子と好豚に挨拶



「おはよーございます」



「おう、久しぶりやな〜」



「豚子ちゃんの、フォアってコレか〜!」



「渋いやろ〜」



ヒロトはマジマジと見て




「この水色も懐かしいね〜」



好豚のヨンフォアにも、目を奪われると




「豚子ちゃんのより、速いですよ〜」



好豚が自慢気に返す



「うん、うん、知ってるよ」



ヒロトが、感慨深く うなづきながら答えると





ブォーーブォン!ブォン!





爆音が聞こえ、絶妙なシフトダウンのブリッピングが 路地裏に響き渡り



豊子とキムコがやって来た



ヒロトは鼓動が、一瞬だけ早くなる 自分に気付いたが


平静を装った



本来は、夏美の新車祝いツーリングだったのだが



豊子とキムコ、夫妻の焼肉屋は土日は休めないので



夏美の新車祝いツーリングは、いつもの定例ツーリングに
置き換えて




焼肉屋の定休日の今日


水曜どうでしょう?



豊子の強い希望で、箱根ツーリングに変更になった



豊子とキムコは、ヘルメットを脱ぎバイクを降りると、ヒロトに気付き





「ん、なに アンタ?」



豊子はヒロトに訊くと




「いや、たまたま豚子ちゃんに、LINE したら、今日〜箱根にツーリングって」




ヒロトは、昔と変わらず、しどろもどろな対応




「この ND おまえのっ?」



キムコは運転席を除き込みながら、ヒロトに助け舟を出すと




「そうそう、これも豚子ちゃんに見せたくて」




「実物は格好イイよね」


好豚も車に近寄り、助手席から覗き込む




「ちょっと、オープンにしてみろよ」



キムコが気を使い、ヒロトにゆーと





「イイよ!」



ヒロトはエンジンをかけ

オープンのボタンを押す



うぃ〜ん ♪


幌が開き、上手にトランクにしまわれる




「へぇ〜トランクなんだ」



好豚が驚くと



「そう、コレはオープンではなく、タルガトップ!オープンカーとは絶対に呼ばない」





豊子がトランクをバンバン叩きながら、好豚に説明する





「なんか、豊子、機嫌悪〜ない?」




「ほら、K0の 一件」




「まだ、根に持っとんのかい!」



豚子とキムコが、小声で囁いてると





「しかも、タルガトップの呼称は ポルシェしか使えない!ちょっとそこの二人、聞いてるの!」




豊子は キムコと豚子を睨みながら、注意する





「は、はい!」


「なんなんっ」






つまりよ、私が言いたいのは



NDロードスターは誰も気軽に乗れる



安心安全なスポーツカーなんだけど


オープンカーでもタルガトップでもない、車って事なのよ!



豊子は、ボンネットをバンバン叩き、仁王立ち




「いや、お前 止めろって」



キムコが止めに入り



「ほら、可哀想だって」


キムコは興奮する、豊子を宥め、ヒロトに向けると



既に、ヒロトは放心状態で、薄らと目に涙を




好豚と豚子は、既に後退りして、ヘルメットに手をかける




「あっ、ごめんつい」


豊子も素直に謝り




「ほら、豊子も昔メーカー勤めだったから」



「そうそう、ごめんね」






ヒロトは、流れ落ちる、涙を堪え




「うん、うん」と頷く




「豊子ちゃん、今日のルートは?」



好豚が仕切り直して、訊ねると




「好豚の好きでイイよ」




「じゃあ、横羽〜横新〜西湘〜小田原で!」




「OK〜!」


皆が納得して


ブォン!ブォン!

ブォン!ブォン!



四台の集合菅が、路地に響き渡り


ヒロトのピッカピカの NDは一瞬で存在を消される




ブォーー!


好豚が先陣を切り、産業道路に飛び出し、横羽首都高に上がり



いつもなら、バトル開始なのだが



今日はヒロトの ND 付きだし、箱根がメインなので



一般車ペースに合わせる




金港JCまでは、下りなので、NDでも付いていけたが


横浜新道の合流に入った途端に、朝の通勤ラッシュ



いの一番に、豚子が



ブンブンカ ♪


吹かし、スリ抜けると


そこからは、スリ抜けバトル開始となった




夏美がいないので、豚子はガンガン先頭を抜けて走り



原宿を超え



一気に新湘南バイパス



好豚が豚子をロックオンした、その時!



バックミラーに




























赤い赤灯が フラッシュの様に光かり


ウ〜♪ウ〜♪




サイレンが鳴り響いた



「じぇじぇじぇ!」



「ウソでしょ〜!」



二人はインカムで叫ぶが



豚子は 咄嗟にシフトダウンし




加速するのと正反対に



パトカーに追われる、経験が浅い好豚は


つい、ブレーキを握り減速してしまい


サイレンが鳴っているので、時既に遅し



覆面の黒いアスリートは、好豚の計測を終え、捕獲開始






「はい、水色のバイク、左に寄せて〜」





拡声器で余裕たっぷりに、命令した瞬間




ブオオォォー!

ブォン!ブォン!



豊子の FXが、減速した好豚と覆面の間に、割って入り



思いっきり吹かし、ローリング



ブン!ブォン!ブォン!

ブン!ブォン!ブォン!



あからさまに吹かし、ローリングして挑発すると



「好豚〜逃げろっ!」




豊子がインカムで叫ぶと、同時に好豚はアクセル全開






「お前っ〜らぁー!朝から舐めてんじゃねーぞっ!」




覆面が、豊子に怒声を浴びせるが



好豚が逃げたのを、確認すると豊子も、ブンブンカ吹かし



ダッシュ!



う〜♪う〜♪



覆面もダッシュして、豊子を追うが


ナンバーは折ってるので、後は高速ドライブ


一般車の間を、スリ抜けし 茅ヶ崎で降りるころには



覆面は、FXのバックミラーから完全に消えていた








空前のバイクブームだった 80,S


田舎の走り屋だと


農家の親に買ってもらった


最新のレプリカで


峠のローリング族なんだが





横浜〜川崎だと、こんなの日常茶番で



一日に白バイを 2回チギッたとか


そんな伝説がゴロゴロあって



目の当たりにすると、バトルするのが虚しくなるぐらい


今でも豊子さんみたいな、族車や旧車に乗った


50 60代 の速いライダーがゴロゴロいる





豊子と好豚の二台が 終点の茅ヶ崎で降りると




「豚子ちゃんは?」




好豚が不安そうに、インカムで豊子に訊ねるが




「大丈夫、西湘二宮だから」



豊子が余裕で答え


海沿いを走り、二人が西湘二宮に着くと



有料の入り口で、豚子が手を振りながら待っていた




こんな場面では


昔から、阿吽の呼吸で、取り敢えず管轄外で待ってるのが、基本で




キムコも直ぐに追いついてきた





「マジで、終わったかと思ったあぁ〜!」




好豚が 興奮冷めやまないで、喋ると





「阿保やな〜減速しおって、あの場面は、スクランブルで交差し、覆面を一瞬悩まして逃げなっアカンでっ!」




豚子がタバコを吹かしながら、好豚にツメル





「だって〜」




「俺と豚子ちゃんだったら、余裕だったな」


キムコも自慢気にゆーと




「豊子ちゃんがいて 助かったよおぉ〜ありがとう」



好豚は豊子にスリスリ




「なんか、出足からテンション上がってきたわね〜!」



豊子がアゲアゲで、答えると



「いざ、箱根の豚カフェへ!」



「おぉぉ〜!」


四人は勢いよく、バイクに跨がり



ブンブンカ!

ブンブンカ!


吹かし発進































その頃、NDロードスターのヒロトは




皆んな、俺を忘れて・・


箱根の何処に行けば・・



久しぶりの再会で、あの人達の性格を忘れていた、自分を悔やみ



せめて、行き先だけでも、聞いておけばよかった〜


























と、後悔し



アクセルを踏んで、少しでも追いつこうと、さらに右足を踏み足すと




ウ〜♪ ウー♪




バックミラーに、赤い赤灯と



サイレンな メロディ~♬







「じぇじぇじぇ!」







「川崎ナンバー!ロードスターの運転手さん、左に寄せて下さ〜い ♪」
































では、また 🐷







Posted at 2026/09/21 09:15:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月17日 イイね!

CB roman 6

CB roman 6































焼肉屋の定休日


豊子が 喫茶店の前に


電チャリを乗り付けると



向かいの 豚猫モータースの店先で



豚子の姉 兼 社長の 豚美が タバコを吹かしていたので




「こんにちは〜」




豊子は 電チャリのスタンドを立てながら 挨拶すると




ウンコ座りしながら、クイクイっと、人差し指で豚美に無言で呼び付けられた




「へっ?」



この豚子の姉の豚美は



隣の、横浜市 & 太田区から



「川崎王国」と恐れ呼ばれていた


昭和の暴走戦国時代、レディースではなく



支部長まで成り上がった、強者で



今でも、この界隈のガラの悪いオッサン達は




この道を通る時は、10代の頃と変わらず




豚美に頭を下げ挨拶し、通り過ぎる




無論、豊子達も上下関係は 10代 の頃と 変わらずで




豊子は呼ばれるがままに、喫茶店には入らず、向かいの豚猫モータースに行き





「どうしました?」





「奢ってやるから、アイコー二つ持って来い」




じぇじぇじぇ!



心の叫びは、封印し




「ブラックですよね」





「そう、あっ、下僕達の分も奢ってやるか、やっぱ 人数分持って来い」





「了解っす」




豊子が返事をすると、豚美は赤い缶の灰皿に煙草を投げ捨て、店内に戻り







豊子は、豚子の喫茶店に注文





「なんか、豚美さんにアイコー人数分って命じられたんだけど?」





カウンターの奥で、スポーツ新聞で、競馬予想している豚子に伝えると





「おっ、今日なんやな」




豚子はグラスを並べだし、お盆にのせだした





「なに、誰かバイク買ったの?」





「夏美ちゃんや」




「そうなの!あの子、なに買ったの?」




「それは、見てのお楽しみやで〜」



豚子は笑いながら、グラスのお盆を豊子の前に押し出し




自分は 冷蔵庫で冷やして置いた、ガラスポットを手にもった





二人が店内に入ると、豚美は指定席のカウンター奥の社長椅子にふんぞり返っていて





豊子がカウンターに、グラスを一つ置くと




横から豚子が手を出し



「毎度〜」


笑いながら請求すると



「ほらよっ」



豚美は千円札2枚をカウンターに投げ捨て




豚子は、カウンターに置かれたグラスに、ガラスポットに入ったコーヒーを注ぐ




「夏美ちゃん、なに買ったんですか?」




「ピットに行けば、分かるって」





豚子に奥に引っ張っられ、中に入ると




真っ赤な 350FOURが、鎮座されていた




「渋いっすよおぉ〜」



綾野が後片付けしながら、自慢する




「マジかよ・・」




豊子は近付き、エンジンを触ると





「どう、オリジナルは、初めて見たんじゃない?」




中島がメッキのフェンダーを磨きながら、豊子の顔を覗き込む




「ええ、初めてす」




「この後、夏美ちゃんの希望でバケヨンにするんすよっ!」




綾野が、350に見惚れている豊子に説明すると




「そうなの?」



「とりあえず、綺麗になった オリジナル見てもらってからかな」







「コッチの方がエエ〜んちゃう」





「それは本人次第で」笑



中島が笑いながら、豚子に返すと





「コレって、エンジンは?」





「オーバーホールしたけど、ノーマルだよ、ポイントと電装以外は、完全オリジナルに戻した」




キュル〜


ブォー♪





ノーマルの4本出しから


ヨンフォアとも55とも違う、排気音がピットに流れ





ブォン!ブォン!


中島が吹かし






「やっぱり、CBの音だね〜」




ブォン!ブォン!



350とはいえ、HONDAの空冷四気筒



4本マフラー特有の排気音がピットに木霊する



室内なのにタペット音も、限りなくしない





ここが、Kawasaki の旧車だと、どんなに丁寧にやっても、どうしても機械音とタペット音が目立ってしまうのだが





HONDAの凄いとこで、丁寧にやれば、50年前のエンジンでも、静かに、こうなる




勿論、中島のメカニックとしての腕もイイ




豊子も、豚子の55をレストアした時に、気合い入れて調整した
 


バランス取り



工場生産のままだと、バラつきが出るし



組み直したエンジンより劣る





これこそが、チューナーとしての本質か?



新車のような、エンジン音に耳を澄まし



先日、箱根で考え直された思考が過り




改めて、中島の凄さと チューニングの本質に気付かされた






ブルル〜ン!




四重奏な音を奏でる

まるで、カルテット




「純正で、こんなエエ音するんや〜」



豚子が感動すると





「そこは店長の隠し技っすよ〜」



綾野が意味深に自慢すると




「なんやと〜教えんかい!」



豚子は綾野の手首を掴み、必殺の参教





「い、痛、いたっ〜!」




排気音の音で、好豚もスッピン顔のスエット姿で降りてきた




好豚と綾野の叫びを 中島は無視し、アクセルを捻る




ブォーン!


目一杯、吹かすと


直ぐにエンジンを切り



キャブのガソリンを無くしてから、燃料コックをオフにした







「ピッカピカだね〜」




好豚も舐め回すように、350 FOUR のメーターを覗き込む





「ほら、もう来る時間だから出すよ」





中島は豊子と好豚をどかし


350 FOUR を店内から見える場所まで運び




皆もその後に続き


ソファーに座ると







キムコがベアリング交換の為、ヨンフォアを乗り付けて入って来たので




皆んなで、コーヒータイム










「あの子、バケヨンに変える思うか?」



豚子が皆に質問すると




「オリジナル見たら、ど〜かな、豊子ちゃんは?」




「350の外見でキムコのエンジン換装するのもあり」




「じぇじぇじぇ!」



「変態や〜」


皆が、ドン引きすると




「あれ見て、バケヨンに変えられたら、中島と綾野の仕事が駄目って事だろ」




メデューサ豚美が、虐め発言





「そ、そんな」


中島がビビると


ブルル〜ン♪


おとなしい二気筒のジグサーが、店先に停まった



「来たで〜!」


豚子が意味深に笑うと





「こんには〜!あれっ?皆さんお揃いで・・・」




夏美が勢いよく入って来て




皆が勢揃いしてるのに驚くと、好豚が




「それより、見て!」




夏美の首を店内から見えるように


ピットの入り口に置かれた


350 FOUR に首を無理に向ける

























「・・・・」




「どうしたのかしら?」



「完全にフリーズしとるで」


豊子と豚子が小声で囁くと



金縛り状態になった夏美に、中島が




「と、とりあえず、これがオリジナルなんだけど、ど、どうかな?」



「えっ?」


夏美は正気に戻り




「や、ヤバイです」



「な、なにが?」



「超〜ヤバイです」



中島は不安になり、娘の好豚にアイコンタクトすると




「最高って意味だよ!そうだよね〜夏美ちゃん」




「私、感動してます」




おおぉー!

良かった〜!


中島と綾野が手を取りあい、歓喜すると




「ほら、跨って!」



好豚が夏美の背中を押すが、夏美はビビって後退り



「本当にこれが、沖縄 Z1 より古いバイクだなんて」




夏美がタンクを 恐る恐る タッチしながら、呟く







「なんやねん、沖縄って?」





「やっぱり70年代のは、ピッカピカにしても、オーラ半端ねーな〜」



豚子を無視して、豚美がカウンターの奥から、叫ぶと







「うん、うん」



「豚子ちゃんのも」



「皆さん、本当にありがとうございました!」


夏美が深々とお辞儀すると




「と、ところで、バ、バケヨンの安件は?」




綾野が、恐る恐る突っ込むと





「あっ、気にしないで忘れて下さい」






「イイのか?ヨンフォアのパーツなら 焼肉屋に捨てるほど在庫あるぞ」




豚美が念をおすと






「在庫って、俺の私物だし」


キムコが小声で呟く




「いや、私、今日まで、350 FOUR の写真毎日観てて、オリジナルでもイイかな〜気分で」




「気分で?」



「今日、目の当たりにしたら、メッチャ良くて!このまま乗って帰ります!」





「おぉぉ〜!」



「ありがとう〜夏美ちゃん」



中島と綾野が近寄ると




「とりあえず、イイ仕事したって事で」


豚美が〆ると



皆んな、ソファーやカウンター席に戻り








「じゃあさ、初ツーリングは、豊子ちゃんも誘って女子ツーだね」




アイスコーヒーのストローを加えながら、好豚が、夏美と豚子に提案すると







「この前、豚子さんが言ってたカフェ?」




「そうそう、豚人間カフェ!」




「やった〜楽しみ」




「なによ、豚人間カフェって、何処にあんのよ?」




豊子が 好豚と豚子に訊ねると、豚子が




「それが、メッチャ オモロいカフェなんよ」




「だから、何処よ?」



「箱根でね、豚人間オーナーが キャンディレッドのKO なんだよ~」


好豚が答えると





「はぁ〜箱根の KO だぁ」



豊子の顔が険しくなり、好豚が後退りしながら





「なんか、豊子ちゃん、怒ってない?」




好豚が豚子に囁いたので



「なんなんよっ」




豚子が代わりに、豊子に返すと






「もしかして、デブな KO かっ?」




キムコが呟くと、豊子が 胸の前で両腕を組みながら























「ちょっと、その KO の話、二人には、詳しく聞かせて貰うかんね!」













続きま〜す







Posted at 2026/09/17 22:18:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月12日 イイね!

CB roman 5

CB roman 5


















1969年 


ドリーム CB 750 FOUR



1972年 


CB 350 500 FOUR


浅間山荘事件


大阪の千日デパートの火災


田中角栄かっ


同じ年に

Z1 900 NY ステーキ!


















翌年の1973年 


Z 750 RS



「へぇ〜私のは、ZⅡ より古いんだって!」


・・・(*´艸`)



夕食後、畳で寝そべってる、父親のナムルに


夏美はネット検索しながら


話しかけると





「ふーん、ヨンフォアは?」



「次の74年」



「それ 408 だろ?」



「そうみたい、好豚ちゃんの水色は?」




「好豚ちゃんのも、キムコのも、408だよ」




「なんで?」



「俺らの時代は、400じゃねーから、安かったし、外国でも売れてて 弾数あったんだよ」





「だから、ヨンフォアって、海外モンが 沢山あるわけだ」




「そっ、750も売れまくったおかげで、海外の 408 が 四発で一番安かったんだよ」







「でっ、75年から中免制度な黒歴史なんだね」






1975年 10月1日


中型二輪免許に改正


サイゴンの大統領官邸が陥落し、事実上のベトナム戦争終結





「ここで、トムの沖縄 Z1 がリンクするのね」























「俺もよ、あいララの 沖縄編で ZⅡ の 900 が あるって初めてしったんだよ」





「私は北海道編が一番好きだけど、そして、キャロル、解散?」



「キャロルっ?」


夏美は年表を読みながら、ナムルに質問




「永ちゃんだよ」




「なんとなく理解」




「その頃、俺らはチャリだったけどな」





「でもさ、中免で 408 って違法じゃないの?」





「昔なんて、そんなモンだし、そもそも ボアップしたら 中免もクソもねーだろ」




ナムルは鼻を穿りながら、説明すると





「昭和だな〜」




「カネゴンのケッチなんて、400のエンジン乗せてんのに、車検とった事、一度もねーしな」






「一回もっ?!」





「アイツ、16から、今の今まで、車検とった事、一回もねーよ」





「じぇじぇじぇ!」



夏美が驚くと




「豚子ちゃんの 55 は何年よ?」



ナムルが逆に聞き返す




「ん〜豚子ちゃんのは、75年、77年に FOUR に K が付いて、ドリームが外されてる」





「やっぱり、ドリームが付いてる方が CB 感でるよな」





「ですよね〜」


・・・(*´艸`)




「しかしよ、ジブリの 豚人間のアニメが、どうなったら ヨンフォア に結び付くんだよ?」







「男の格好良さ、分かってないな〜」





「男じゃなくて、豚人間だろ」





「サイテーなジジィだな」




夏美はパソコンを閉じ 睨みつけたが






「実は、明日、納車なんだな〜」




「マジかっ!もう上がったのか?」





「そう、午後半休、とっちゃった」




「イイな〜俺もサボろうかな」




ナムルが立ち上がると


























「アンタは残業してこい!、夏美もサッサと風呂に入れっ!」





洗い物を終えた嫁様が



台所から 二人を唸り飛ばした







































Posted at 2026/09/12 20:28:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2026年09月11日 イイね!

CB roman 4

CB roman 4

















焼肉屋の 定休日の水曜


朝一で箱根に向かった





豚子と好豚を 誘っても良かったが
 

あの2人に 合わせていたら


何時になるか 分からないので


旦那のキムコを叩き起こし



キムコはスーファ



自分は キムコのヨンフォアに跨り




何年かぶりに、夫婦水入らずのツーリングとなった





キムコのヨンフォアは、キャブが CR 以外は、好豚のヨンフォアと同じ仕様で




いうならば



こっちが 豚猫のプロトモデル



ヨンフォア 初号機




のっけから、CBX 外装のキムコのスーフォアは加速するが



どうして、どうして



キムコが 16 から乗り続け


40年は経過している


ヨンフォアも


負けじと食らいついて走る





いつものように、海老名SAに入って、休憩






「なんで、そのヨンフォア、豊子だと速いかな〜」






「腕よ腕!」




そう答え、コーヒーを飲みながら、SAを見渡すと




まだ、早朝なので、一般車より仮眠しているトラックの方が多かった





「このヨンフォア、2回目も、社長がエンジン組んだんだっけ?」




「そうだよ、形見になっちまったけど」


























そう言って、キムコはタバコを吸い込むと






「バルブ磨きは、俺も手伝ったんだぜ」





「やったね〜私も」





「好豚ちゃんのは、オマエが組んだの」





「そう、そう、」




「やっぱ、違う?」




「ん〜元々、ヨンフォアは突き抜ける感じがあるんだけど、コレの方が安心感があるとゆーか、もう一段カーン!とツキ抜ける気がする」






「マジかぁ〜俺が乗ると、好豚ちゃんにインからブチ抜かれんだけど」








「駆動系は、ちゃんと整備してるから好豚のかな」





「なるほど」




「帰ったら、こいつは、ベアリング交換」





「豚子ちゃんの 550 はどうなのよ?」






「あれは、もっとトルクでグイ〜っと出る感じ」






「凄ぇ音すんだって」






「音とトルクは 550だけど、上まで突き抜ける感は やっぱヨンフォアかな」






「なるほどね~ 今日は小田厚と御殿場、どっち?」





「御殿場で、六時前に箱スカ突破で」




「OK〜!」




二人はメットを被り、海老名から真っ直ぐ、バイクを走らせた






御殿場で降り 長尾峠を上り



箱根スカイラインの入り口で



珍しく富士山が綺麗に見えたので




休憩し



再び、バイクを走らせ



遅くもなく、速くもないペースで



豊子のラインをなぞりながら、キムコが後を走る




自分の FX 改も、良いが


やはり、ヨンフォアも良い!



豚美と豚子の父親が組んだ、最後のヨンフォア



ヨシムラのフルキットで、排気量は456まで上げてあるが



単なるチューニングではなく


走る 止まる 曲がる


が 大前提になっている






車やバイクなど


車検対応パーツが溢れていて


ショップに行けば、半日でポン付けしてくれ


自尊心と優越感を満たしてくれるが





チューニングとは?



見た目が良いとか


速くなるとか



特にターボ車、あるあるなんだが


ブーストアップ


コンピューター チューン


車高調



車検対応 パーツのおかげで




誰もが、気軽に簡単に



チューニング車を手に入れる事が出来る



世の中になったが




ポン付けパーツを全て付け終わると


100人中〜99人が


チューニング車に飽きて


売ってしまい


車やバイクから離れていくか


違う車種に変えて


同じポン付けを繰り返す






まぁ、そこは価値観の違いで



人の車が 自分の金で何をしようが



文句いえた 義理ではないが





やはり、本当のチューナー


モノホンのチューニング車は




そんな、ポン付けパーツで勝負していない




クランクシャフト


カムシャフトの角度


バルブを磨き


ポートを研磨して


ボルト一本に至る、トルク管理



徹底した オイルラインの管理



何度も、インマニやエキマニを試行錯誤し



作っては試し



キャブを調整する




パワーが上がれば


クラッチ


スイングアーム


ブレーキ


最後にフレーム


街乗り〜サーキットまで


オールマイティに




高価な金色の倒立フォークより



何度も油面調整したり

タイヤとのマッチングを

試行錯誤した

正立フォークの方が 優れてる物が多々あるし



ブレンボのWディスクより


純正流用のシングルディスクのタッチが優れてる車種も、ある




リアのドラムブレーキだって、タイヤの太さによっては、捨てたモンじゃない





履き違えてはならないのは



やはり、公道を前提に




走る 止まる 曲がる




ノーマル車で


ブレーキのエア抜き


タイヤ空気圧


チェーンの掃除と油さし


ブレーキとクラッチレバーの調整


見た目には、何も変わらないが


ノーマルの性能を


余す事なく整備する


コレこそが、公道のおける


本来のチューニングなのかもしれない









豚子の 550 を組み



社長の忘形見のヨンフォアで



今、箱根を走っていると




走る 止まる 曲がる





チューニングの本質が



分かってきたような



教えられた気が してやまない





キムコの事を、忘れ



箱根スカイラインの 逆パンクコーナーをクリアすると




ブォーン!


スーファではない


太い、排気量が真後ろから


聞こえた





「キムコじゃない、誰?」




豊子がバックミラーを覗くと



丸目一眼 

キャンディレッド

750





「マジで、CBかっ?」




「豊子おぉ〜!」



インカムで、キムコの悲痛な叫び声





「上等〜だよっ!」





「豊子はギアを蹴り 3速に落としアクセルを捻った」





「ブォー!カーン♪」



 高速コーナーを、滑るようにクリアしていくが



CBの750は、一定の距離を保ち、離れない





「マジかよ」



豊子は焦るが、まだ後ろの750を観察する余裕はあった




立ち上がり、追いつかれる



4本出しの音ではない



集合の乾いた、高音が




豊子の音を確実に



コーナーの立ち上がりで 掻き消しにくる







「まいったな、ロックオンかよ」





豊子が、ガチモードでコーナーに突っ込み、逃げ切ろうとした瞬間





ブォン!ブォン!



ブォーブォーン♫



あっさりと、アウトから抜かれた





「まだまだ〜!」




次のS字で、勝負と決め


喰らい付く



CB 750 FOUR


恐らく、K0 か K1



ライディングは、太っている



そのデブな身体が



ヒラヒラと体重移動しながら



コーナーの出口は もとより



進入でも加速する



S字にせまり



豊子は ガチモードのリーンインで



シュワンツばりに 強インに付け



「カメッ〜!」


と、叫んだや否や






ブォーン♫




太った CB 750 FOUR



は、スルっと加速して



何事も、おきなかった如く



スッ〜と立ち上がり



S字の次



右コーナーを出たところで




朝靄の視界から消えた































芦スカの入口で、呆然として


豊子はキムコを待っていると



スーフォアのキムコが遅れて


やって来て


ヘルメットを脱がずに


シールドを開け


インカムで叫ぶ





「どうだった?」




「何モンだよ、あのデブ・・」




「えっ、もしかして?」




「ガチで負けたわ・・・」








































続きま~す🐷






Posted at 2026/09/11 23:51:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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