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豚子551のブログ一覧

2026年06月07日 イイね!

三枚起請~其の弐

三枚起請~其の弐


















皆が一台だと思っていた、アルピナが



裕也と豊子の証言で 二台と分かり




服部の一存で 2チーム編成になった 豚猫レーシングだが




二台のアルピナは、豊子のジスペケと 裕也の FD7 を置き去りにする実力にも驚かされた





19歳から乗り続けた、CB 750 F では到底太刀打ちできず、遂に乗り換えようと考え、豚猫モータースに相談しに行ったのだが





どうも、コレというバイクが見つからない




900に載せ替えるのが一番しっくりきそうだが



館先輩が手に入れた隼を目の当たりにすると





やはり カウル付きが欲しい・・・





服部の GPZ900R ニンジャ


豚美の GSX1100S 刀


中島の FZ改



大型に乗れるようになってから、ネイキッドのデブ巨摩のFは 未だに3台から苦い溜飲を飲まされて続けている





それと、ヘルメットだ




先日、豚子が買った 最新のメットは 軽さ空力 予想を遥かに超えていた




















「冬なんか ダクト開けると寒いし、夏はジェットより 涼しいねんでー」





「チンガードしても ピンロックシールドやから、喋っても曇らへんねん」






「でな、チンガード付けると、風切り音がメッチャ軽減されんねん」










ライテクはともかく、先ずは、バイクよりメットだ




豚子の自慢レビューに、すっかり感化され



月曜の昼過ぎ



デブ巨摩は社用車で新横浜の二輪館に、新しいメットを物色しにいった





こーいった店は、滅多に来ないが


大体、どの店でも


一階は タイヤ パーツ 工具


2階はウェアーやヘルメット



と、相場は決まっているので



デブ巨摩は迷わず 2階に上がった








2階に上がり、真っ先に目に飛び込んで来たのは



SHOEI のバリ伝モデルだった



「うおぉ〜マジか!」



デブ巨摩は 触らずに顔を近づけてみる


























巨摩グン レプリカと、もう一つは原画を散りばめた、飾物の様な2タイプ



今使っているのも 巨摩グンレプリカだが



10年以上〜前の代物だった









「最新モデル 軽いですよ〜良かったら被ってみて下さい」





振り向くと






試着用のフェイスティッシュの箱を胸の前に持つ 可愛い〜女性店員が吉岡里帆の様に笑顔で、デブ巨摩に声をかけていた





「いいいや、コレは値段が」




デブ巨摩は、咄嗟に照れて



108,000円の値段を指差すと




「SHOEI 派ですか?」



吉岡里帆な店員は気さくなんだけど、丁寧な口調でデブ巨摩に返してきた





「まぁ、今のも SHOEI だけど、古くて」




目を逸らさずに、接客してくるので、デブ巨摩は照れながら答えてしまったが




「ちょっと OGK が気になって」





「OGKなら、こちらに」




吉岡里帆は 軽くデブ巨摩の手を取り案内する



触れるか、触れない微妙だが



デブ巨摩の心は 一瞬でトキメモ



案内されると、OGK の棚が一番広く、ジェットヘルから並んでいたので






「なんだっけな、最近でた空力が良くて涼しいやつ」





「あーシュウマです!」





横に陳列された、縦側に豚子と同じやつが、フルラインナップで大々的にレイアウトされていた






「コレ、コレ!」




「女性に一番人気ですよ、私も使ってます」




「このダクトが凄いらしいね」




「この値段だと他メーカーのは空いてるだけですけど、OGK のは空洞実験して空けてますから、メッチャ涼しいです」






「みたいだね〜」




「このスタビ形状も特許なんです」





「最近買った、知り合いが チンガード付けると 風切り音が激減したって自慢してたから」






「しかも、この値段 コスパ世界最強ですよ」





「確かに、コレで税込み 29は安すぎるな」






「他店だと税込み 34000円ですが、二輪館だと業務提携しているので10%オフで販売させて貰ってます






「へぇ〜二輪館だけ?」




「Amazonより安いです」


吉岡里帆に似た店員は笑顔で即答し




「上手いねっ」



デブ巨摩が、笑って答えると





「老舗の日本製ですしね、イチオシです」






「NOVAは消滅したけど、OGKは残ってんだな〜」





「NOVAといえば、バァリーシーンですよねっ!」





「知ってんの?」




こんな若い、女の子の店員から、バァリーシーンの名前が出て来たので、デブ巨摩が驚くと









「私、SUZUKI派なんです」


















吉岡里帆が 照れ気味に 答えた仕草が、デブ巨摩のハートを撃ち抜いた




ズキュ〜ン 



豚子も豊子と買いに来たし



豊子が選んだモノは 間違いないのは分かっているが






壮感に陳列されたのを見渡しても、巨摩グン仕様 一筋だったデブ巨摩には、色が、欲しいのがない





グラッフィックモデルも多数陳列してあるが、ガキっぽい





白は豚子だけじゃないし、実際、豚猫メンバーでも、メットは白が一番多いので白でもいいかなと、決め






白の XL ってあります?




「すいませ〜ん XL だけ入荷待ちなんです」




吉岡里帆は手の掌を合わせて、上目使いに謝る





「マジでっ!」




「しかも、早くて来月」




「ガビーン!」




この値段だと、まともなメットは 絶対に無いと悟り





「しょうがない、待つかな」




「待って貰えるなら、一番に連絡しますんで」




「マジで!」



「マジです」



「来月のどんぐらい?」




「今、確認しますので、お待ち願いますか」





「いいね、ハッキリさせよう」





「ですよね!少々お待ちください」



吉岡里帆はダッシュでカウンターに向かったので




デブ巨摩は、他のメーカーを眺めながら、ダラダラ歩き、電話確認して吉岡里帆が居る、カウンターの前に行くと足が止まった




「マジかよ・・・」














なんと、カウンターの前には、SHOEI の最高峰モデル



マルケスが MOTO GPで使っている Xが山積みに




「税込み 66000円って、嘘だろ」



デブ巨摩は太い指で目を擦り、もう一度値札をみる






税込み!66000円





「お待たせしました、来月 2週目までには確実だそうです」





「それより、コレってマジ?」




デブ巨摩は、マルケス モデルを指差す




「そうなんですよ〜SHOEI からの委託で在庫処分です」





「やっぱり、定価だと無理か」




「高過ぎて、皆んなさん買えないでよね〜」




「だよな~あっちは?」



デブ巨摩は、最初に目を奪われた バリ伝 仕様を指差す




「あれは、また別で、バリ伝世代には圧倒的 付加価値ついてますから、上々です」






「マルケスは世代が違うから、なんか、分かるな」




お客様、バイクは何をお乗りなんですか?





「おれ?俺のはCB 750 F」





「そうなんですかっ!」




吉岡里帆は カウンターから身を乗りだしたので





デブ巨摩は驚きながら




「知ってるの?」




「勿論!色はキャンディレッドとか言わないで下さいね」




「そのキャンディレッドなんだけど」

























「ホントに〜凄い!格好イイ〜」




吉岡里帆が興奮して、デブ巨摩に詰め寄ると、胸がカウンターに押し潰され




デブ巨摩は視線を逸らすと、逆に目が合ってしまい






「い、いや、昔から、ずっと乗ってるだけで」





「昔から乗ってるなんて、素敵!」





「いやいや、それより納期は 三週間待ちって事かな?」





「すいません、今からだと」





豚猫ツーリングは 第三だから、待てるけど



どうにもマルケスが気になる



デブ巨摩が 一瞬の間を開けると





「良かったら、持ってみて下さい」




吉岡里帆が デブ巨摩にマルケスモデルを薦めた





「おっ〜軽い!しかも なんか違う」





「300キロオーバーにも耐えますからね、もはや エアフォースや NASAレベルです」





「ん〜なんか違うな」




豊子と同じ、 デブ巨摩も昭和世代なので、NASA という、キーワードにめっぽう〜弱い






「前金はいいので、二輪館アプリの登録だけ お願い出来ますか?」





「面倒だから、今日、払ってもイイよ」




デブ巨摩は、マルケスを元の場所に戻し、スマホをカウンターに置くと





「代金は入荷してからで、大丈夫なんで、アプリの登録だけお願いします」





吉岡里帆は素早く、登録画面を出してデブ巨摩にスマホを返した





デブ巨摩は、いつもの 

DEBU CB 750 F 


と、パスワードを設定し




「よし、登録完了〜」




「ありがとうございます」




吉岡里帆が 頭を下げると





「しかし、安いよな〜」



デブ巨摩はカウンターに寄りかかり、マルケスモデルが山積みされた、テーブルを見る





「やっぱり 気になりますか?」




「HONDA だからマルケス ありなんだけどな〜」





「先日、鈴菌のお客様が シュワンツ カラー頼みましたよ 笑」





「そっか!その手があったのか」




「そうなんですよ、塗り替えても定価より安いし」





「塗り替えたら、何週間待ち?」




「二週間以内ですね」



「そんな早いのっ!」



「ゆーても、メットですし」



「なるほど〜」




「それで、ですね〜」



















吉岡里帆は 意味深に顔を付けて来たので



デブ巨摩はドッキとして




「な、な、なに?」




「もし、マルケスモデルを塗り替えて、巨摩グン レプリカにして頂けるのなら」




そう言いながら、吉岡里帆は 自分のスマホを出してきたので






「な、ななに?」





「LINE 交換してくれたら、嬉しいな〜と」
















吉岡里帆が 笑顔で答えた







「ま、マジで!」





「だって、ほら、納期とか〜CB 750 F もメッチャ気になるし〜」





「そ、そうなの?」




「私、ZⅡより、バリ伝派なんです」





吉岡里帆は 恥ずかしそうに、うつむき答え





「そ、そうなんだ」













30年前、偶々、豚猫モータースに



赤の CB が売れ残っていたから買っただけで



バリ伝派でもないでもないし、漫画も途中までしか読んでいない



好きなバイク漫画は、当時なら バツ&テリーなのだが




















「やっぱり、バリ伝だよね〜」








デブ巨摩は 咄嗟に嘘をついてしまった








「絶対に、マルケスを塗り替えた方が、バイクに似合いますって」





「そ、そうかっなっ、で、LINEは?」





「勿論 交換しましょうよ!」





吉岡里帆は LINE の QRコードを開き



デブ巨摩の前に差し出す





「よっし、OGK やめて、マルケスを巨摩グンに塗り替えでっ!」






「格好イイ〜!」





































来週に続きま〜す!











Posted at 2026/06/07 09:43:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「@ねこぴ 支店長〜S2000の写真より、スーパーマンの様な 鍛えぬかれた肉体のセミヌードが見たいのは 私だけじゃないはず!
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