自作 ターボキットとサブコン  

大学生時代に幼稚園からの悪友が乗っていた某車にターボを取り付けて自作サブコンで走らせておりました。
キット化して販売もしてましたので、みんカラにも当時のユーザー様がいらっしゃるかも？

当時の車の制御は今に比べるとまだ簡素でしたが、アクセル開度（エンジン回転数）と選択ギア（速度域）の組み合わせにセンサからの情報を元に補正して、どの領域でもきちんと走れるようにするメーカーの制御は大変勉強になりました。
当の悪友は卒業後は某社に就職して、某国産自動車メーカ純正ECU開発部隊に配属され、経験が役に立っていると申しておりました（笑）

現代の車は燃焼の制御がより緻密になっており、よほど標準状態から逸脱しないと（直管マフラーにしてもそれなりに制御しちゃうし）、今更手を出す価値のない状態になっちゃってますので、良い時代を経験させてもらえて幸せでしたね。
※市井の人間が行える程度の改造はメーカーの予想範囲内なので純正ECUで走れちゃって面白くない。ってか、その御蔭で技術の無いチューニングショップも食べていけるのだが。。。
パワーアップを謳うサブコンもスロットルか、エアフロか、ブースト圧かのセンサーデータを偽装しているだけなので、それなら常にアクセルを深く踏めば一緒だし（笑）
本気でピークパワー求めると製品寿命削るだけで、本人の自己満足以外、何一つ車に良いことはないと(^^)

高いお金払ってサブコンを購入された方には受け入れがたいでしょうけど、これが真実です・・・。

ちなみに数年前までヤリスの開発で構成パーツの品質（信頼性）テストを行っていた友人は、市販品なんかを付けるヤツの対策まで含めて、どんだけ苦労してパーツを設計、テストしていると思っているんだ！と言いながら数年後に発表されるであろう新型車種のテストを行っております（笑）

変なキット作って売ったりしてゴメンナサイです😅