小学生も高学年になるとクラブ活動やら外で遊んで帰ってくると(まだまだハミコンは進撃中)とにかくお腹が空いていました。
帰って来るなり「母さん!何か食べるもんない?」と良く尋ねると、じゃ適当に作るよと良くチャーハンやチキンライスを作ってくれました。
今にして思えば、プロのシェフが作ったような味では当然ありませんが、家庭の味ってそんなだったんだなぁと思います。
今はもうその家庭の味は食べられなくなり、どんなに思い出して作ろうとも、当時の中華鍋を復活させて作ろうとも再現は出来ていません。
色々なレストランに行き、オムライスやチキンライスを頼もうとも同じ味ではありません(もっと美味いんだけど笑)
前置きが長くなりましたが、本日は東洋大学の川越キャンパス隣にあります、大衆食堂・伊勢屋に行ってきました。
おばあちゃん1人でやっている食堂で、たまにお団子も売ってます。
ココのチキンライスが母が良く作ってくれたチキンライスの味そのものだったのです。
実は幾度も通っているのですが、最近休業されていたので心配していました。
いも判で作成したような可愛らしい暖簾がお出迎え。
見て下さい!この圧倒的な昭和感!
ここでもテーブルや調味料はメンテされております!
ちょっと見えにくいですが、再開後は大分メニューを絞りました。
残念ながらチキンライスは終わってしまいました…泣
因みに過去のメニューです。
心なしか初代エヴァンゲリオンっぽいフォント。
今回はカツ丼(500円)をオーダー
隣の東洋大学の子達が来るから安く設定しているとおばちゃんは言うけど、これは安すぎだろ!と心の中でツッコミました。
本体もボリュームがあり美味いですが、煮物もたまらん。
改訂されたメニューです。
風が囁いている…安い!安すぎる!
今は無きチキンライスです。
チキンライスと言いながら鶏肉は入っておらず豚肉ですw
初めて食べた時には色々な思いが込み上げてきて涙してしまいました。
家族からも店を閉めたらと言われているそうですが、大学生の子達に安く食べてもらいたいからと、今日も元気におばあちゃんは厨房に立っていました。
Posted at 2024/01/13 17:22:58 | |
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