
1,000kmを越えたので、ようやくエンジン回転数の自主規制を解除。
ついに、長らく我慢してきた
NMAX155って実際何km/h出せるのか?という好奇心を満たす日がやってきました。
題して、「最高速アタック」
大型のウィンドスクリーンに換装しているので、空気抵抗が増えて不利だと思いましたが、やりました!
最高速はメーター読みで120km/hでした。
アドレスV125Sよりも大幅アップです。
大満足です。
そして、意外だったのが、その120km/hまでの出方です。
110km/hを越えてから、じわじわ、じわじわ……ようやく120。
そんな感じではありません。
80、90、100、110、120と、思っていた以上にすんなり速度が乗っていきます。
しかも、120km/hで「もう限界です!」という感じではありませんでした。
むしろ、
「もう少し出るんじゃない?」
と思う状態でした。
なんか、あえて抑えているような印象を受けました。
余裕があると言うことです。
それにしても、この排気量、この車体にしてみれば120㎞/hも出れば御の字です。
一方、じゃあ120km/hで巡航したいか?
と言われれば、あんまりしたくありません。
なんだか気忙しくて楽しくないのです。
10km/h下げて110km/h巡航でもちょっと・・・。
気持ちよく巡航するなら、もう一声下げて90〜105km/hくらいですが、
もっと言えば、高速道路そのものを積極的に走りたいとも思いませんでした。
これは購入前には想像していなかった部分です。
NMAX125にするか、155にするか。
あんなに悩んだのに、100km/h以上の巡航でこんな印象を抱くとは思いませんでした。
まぁ、アドレスV125Sの時は100㎞/hオーバーで走ることはほぼほぼ0だったので、この想像ができませんでした。
それにしても高速巡航でこんな風に感じるのなら、125でも良かったのでは?
という声が頭に浮かびましたが、いやいや、それでも次もわしは155を選ぶでしょう。
なぜなら、
「普段は使わなくても、必要になった時には高速道路に乗れる」
という自由が思った以上に大きいからです。
やっぱり、
「高速道路に乗るというカードを持っている155」。
これは大きいと思います。
ちなみに、わしは燃費は全く気にしていませんが、120km/hまで速度を上げると、燃費は目に見えて悪化します。
30km/Lを切ります。
速度が上がるほど空気抵抗は増え、その先の数km/hを得るために必要なエネルギーも大きくなるからですのう。
そんなことより、NMAX155のおいしいところは、もっと日常側にあります。
アドレスV125Sで快適だと感じていた速度域は70〜85km/hくらいでしたが、
NMAX155では、それが80〜110km/hまで上がりました。
数字だけ見れば、わずか数十km/hの違いです。
でも、この差。
実際にNMAXを走らせると、かなり大きく感じます。
必要な時に少し前へ出られる。
流れが速くなっても、エンジンに無理をさせている感じがしない。
スロットルを捻れば、右手ひとつで必要な時に取り出せるトルク。
速さそのものではなく、この「余裕感」がいいですね。
そして、1,000kmを越えてあらためて思ったのは、
「やっぱりNMAX155を買って良かった」ということです。
それどころか、最近は、
「もっと早く買えばよかったな」
と、よく思っています。
そんなことを思っても仕方ないのですが、
それだけ気に入っているんだなぁと、嬉しい気分になります。
これは性能や機能だけでは説明できません。
例えば、駐車してバイクから離れて、用事を済ませて戻ってくる時。
少し離れたところから自分のNMAX155が見える。
そのたびに、
「やっぱりカッコいいな、これ」
と思っています。
何度見ても、です。
一種のバイク乗りあるあるだと思うのですが。
ちなみにアドレスV125Sと、シグナスX150FIの時は、この気持ちは抱いていませんでした。
実のところ、わしは2代目までのNMAXのデザインはあまり好みではありませんでした。
だからNMAXという車種自体を、ほとんど調べることすらしていませんでした。
スクーターを買い替えるならPCXと決めていたからです。
ほぼPCX一択で、たまにADVが脳裏に浮かぶくらいで、NMAXは購入候補に入っていませんでした。
ところが、3代目NMAXを初めて見た瞬間。
「……なんですかこれ!」
完全にやられました。
なんじゃこりゃ、と。
特に顔面がいいですね。
ものすごくカッコいい。
N字にデザインされた鋭い眼光。
エッジが効いていて力強く、どこかサイバー。
M字を模し、左右に分離させたテールライトもクールです。
PCXが4代目から5代目へのモデルチェンジで、個人的に全く刺さらなかっただけに、3代目NMAXの変化が、ひときわ輝いて見えました。
まさにご来光が如し。
こういうモデルチェンジを「進化」と言うんじゃないでしょうか。
前の形を少し変えただけではなく、
それまで興味すらなかった人間を振り向かせてしまう。
そして実際に買って、1,000km走った今でも、
乗るたびに楽しい。
降りても振り返る。
離れたところから見てもカッコいい。
そしてまた乗りたくなる。
ここまで来て、ようやく分かりました。
どうやら、わしは商品そのものだけを買っていたわけではなかった。
155ccという排気量でも、120km/hという最高速でもなく、燃費や機能性でもありませんでした。
一番欲しかったのは、その商品を使っている時に、
「自分がどう感じるか」
だったのかもしれません。
お気に入りの靴を履けば、少し歩きたくなる。
気に入った服を着れば、出かけるのが少し楽しくなる。
カッコいいバイクに乗れば、気分がいい。
QOL爆上がりです。
ありがとうNMAX。
いいバイクです。