先日、自作ドアスタビライザーをパーツレビューを投稿しました。
その経緯とAutoExeのドアスタビについての考察、設置後の様子、今後の自作ドアスタビの展望について書き記します。
■AutoExeドアスタビと自作ドアスタビについて
2026年1月にAutoExeがマツダ車用ドアスタビライザーの開発を公表しましたが、5月の発表で「2012年以降の車に幅広く適合しますが、それ以前のお車には物理的に装着が叶いませんでした」とあり、私のBLEFWアクセラスポーツ(2010年式)には適合しない可能性が出てきました。
https://www.autoexe.co.jp/?p=155021
TRDやアイシン社製のドアスタビライザーを基本的にトヨタ車専用でドアストライカーの取付穴のピッチが合わず、マツダ車にはほぼ流用できません(トヨタ:ピッチ40mm、マツダ:ピッチ36mm)。
中には魔改造して取り付ける猛者もいらっしゃいますが私にはそんな環境は無いので、「ならばとドアスタビもどきを自作しよう」と思いました。
AutoExeをはじめTRDもアイシンも「スペーサー」を取り付けてドアとボディの間の隙間を無くすタイプです。またボディ側は可動式になっていてドアを閉めることでスペーサー同士が密着しながらも可動式の内部バネで粘りのある剛性を生み出される…みたいな構造になっていると思うのですが、さすがにそれを自作するのは無理です。
ネットで調べるといくつかの方が「家具をすべらすクッションをドアで挟むだけで効く」書き込まれているのを見ました。それに倣って「ボディとドアにスペーサーを貼り付けてドアとボディで圧着して隙間を無くす」ことでドアスタビ効果を出すのが無難かなと思いました。
ホームセンターとAmazonで以下を購入しました。
〇アイテック社 スライドクッション(コーナー用)
〇アイテック社 スライドクッション(角型)
〇ユニホリデー シリコンスポンジ
〇シリコン・ゴム用両面テープ
〇キズ防止保護テープ
※商品画像は私のレビューをご参照ください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3815512/car/3867030/13968673/parts.aspx
さすがに車に直貼りはしたくなかったので「キズ防止保護テープ」だけAmazonで購入しました。
■ボディ側のドアスタビ製作
フッ素樹脂とエストラマー樹脂でできた6mm厚のコーナー用クッションを使います。これをそのまま貼り付けるのは固すぎる気がしたので、裏側(エストラマー樹脂側)にシリコンスポンジ(厚さ1.5mm)を型取りして両面テープで貼り付けました。
これで既製品ドアスタビの固さと粘りのある剛性が作れないかなと。
仮で貼り付けてみると車外側にほんの少しだけはみ出そうだったのでそこをカットしました。
ドアストライカーから5mmほど間をあけて、頂点を車内に向けて、斜辺がボディ側末端・ウェザーストリップ(ゴム)と並行になるように貼り付けました。
■ドア側のドアスタビ製作
こちらは角型を使います。フッ素樹脂(44mm角、1mm厚)にNBR発泡ゴム(33m角・5mm厚)が付いていて、これがコーナー用と圧着するようにドアを開閉しながら目視で確認して設置します。
■設置した結果
レビューの通り、設置後すぐに体感できました。
カーブ時のフロントがステアリングの通りに向きやすく横Gやロールも緩和され、ハンドルがだいぶ軽くなりました。
道路の凹凸やへこみの通過でも上下の振動や衝撃がゆるやかになりました。
自作スタビは既製品とは違ってゴムスポンジの弾性を利用した圧着なので、剛性が上がるというより制震性がプラスされた感じです。なので剛性が上がる=乗り味が固くなる、ということは無いです。
人間で言うなら「脇を開けて腕バタバタさせて走っていたのが、脇を閉めることで体幹やボディバランスが安定して走りやすくなった」って感じです。
■後日レビューと考察
その後しばらく使用してみても変わらず体感出来ています。
現状を観察するとドア側クッションがボディ側クッションに全面でベタッと当たっているわけではなく「強く圧着している部分」と「斜め上に残る余白のような部分」があります。
この余白部分がコーナリング時の横方向入力や、斜め段差を越えた後の揺れ返しに対して補助的に効いている可能性があります。
ただドア側クッションに元から使われているNBR発泡ゴムが潰れた形状を記憶しやすく、カーブを曲がる度の横Gでボディ側クッション(フッ素樹脂+エストラマー樹脂、硬い)が残余支持部分を徐々に押し潰してしまって圧縮部分と残余支持部分に隙間ができて、どんどん効果が薄れてくると思います(実際すでに効果が落ちつつあります)。
なので今後の展望としては2つあります。
まずは素材。今のドア側クッションではすぐに潰れた形状で定着していますので、耐久性と弾性の持続性のある素材に変えたり、効果的な適切なサイズに調整します。
もうひとつは「圧縮部分と余白部分のバランス」。ただ「クッションを厚くして強く押し付ければ良い」「圧縮される部分を広くすればいい」というものではなく、圧縮部分と余白部分の効果的な比率に調整します。
■最後に
ボディ側:コーナー用6mm厚+シリコンスポンジ1.5mm+保護テープ0.1mm
ドア側 :角型6mm+保護テープ0.1mm
これで合計厚さは約13.2mmですが圧縮によって3~4mm潰れているのでドアとボディの隙間は約10~11mmほどだと思います。
また、最初はドア側角型の表面に厚さ1mmのNRゴムシートを貼ってみたのですが、ドアの開閉で剥がれるしドアの開閉が固く重くなりすぎるし、場合により物を挟んだ時の警告音も出たのでこれ以上厚くするのはやめた方がいいと思います。
現在すでにチャットGPTと相談して完成形のイメージはできてますが、自分の備忘録としてもここで都度パーツレビューとして投稿しようと思っています。
興味のある方はぜひ今後もご閲覧ください。
※本記事はあくまで個人の実験記録です。ドアの閉まり、ラッチ、ストライカー、ヒンジ周辺に影響が出る可能性があるため同様の作業を行う場合は自己責任で、少しでも異常があれば使用を中止してください。
Posted at 2026/06/22 17:45:47 | |
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