
前回、タイミングベルトまわりの再調整とMultiEcuscanでの初期化・再学習まで終わり、とりあえずエンジンは正常に動く状態まで戻りました。
ただし、駐車場でエンジンが掛かった程度では信用しません。
ということで、福島方面まで約600km走ってきました。
結論。
エラーは一度も出ませんでした。
帰宅後にテスターを接続しても異常なし。
1000回転しか回らなかった車が、600km走って何も言ってこない。
これはもう復活したと判断します。
【MTA。少し良くなった。でも全部ではない】
MultiEcuscanでクラッチやMTA関係を一通り再学習・再校正したので、変速も確認。
結果は、
・1→2→3速のシフトアップは以前よりスムーズ
・変速ショックも少し減った印象
ここは良くなりました。
一方、シフトダウン。
ブレーキを踏んで減速した時、以前は「ここだろ」というタイミングで2速に落ちていたのですが、今は少し粘る感じがあります。
ここは前の方が好きです。
さらに気になったのが、低速の坂道での2速→1速。
2速ではもう無理だろうというところまで粘る。
速度が落ちる。
トルクもなくなる。
それでも2速。
最後に少しギクシャクして、ようやく1速へ。
そこまで耐えなくていい。
壊れるまで我慢する昭和の会社員ではありません。
ここは今後もう少し様子を見ます。
【エアコンコンプレッサー。これは完全勝利】
今回交換したエアコンコンプレッサーは、明確に変わりました。
以前のコンプレッサーは、作動するとほぼ絶叫していました。
それでもエアコン自体は一応効いていました。
かなり無理をしていたようです。
交換後は、
・作動音が劇的に静か
・エアコンの効きも若干良くなった印象
特に音は別物です。
今まで何だったのか。
コンプレッサーが仕事をしていたのか、助けを求めていたのか、今となっては分かりません。
とりあえず静かになりました。
非常に平和です。
【ヘッドライトウォッシャー。死亡確認】
MultiEcuscanで無効化したヘッドライトウォッシャーも確認。
ライト点灯中にフロントガラスのウォッシャーを使っても、ヘッドライト側は出ません。
完全に停止しています。
頼んでいないのに突然ボンネット周辺を水浸しにする時代は終わりました。
これは成功です。
【ついでに写真も撮りました】
今回のもう一つの目的は、みんカラの愛車紹介用のメイン写真。
福島のとあるキャンプ場まで行って撮影してきました。
まあまあ良い写真が撮れました。
600km走って車が壊れず、写真まで撮れた。
十分です。

【で、50ユーロの元は取れたのか】
MultiEcuscanに払った50ユーロ。
日本円で9,000円強。
今回その力を使って、
・エンジンECU自己学習リセット
・クラッチ摩耗係数リセット
・MTA最終校正
・トランスミッション自己学習値リセット
・サービス関連リセット
・ヘッドライトウォッシャー無効化
までやりました。
結果、
・シフトアップは少し良くなった
・シフトダウンは少し微妙
・2→1速は若干不安
・ヘッドライトウォッシャーは完全に黙った
さて。
9,000円分の元は取れたのか。
微妙です。
かなり微妙です。
少なくとも「50ユーロ払って世界が変わった」ということはありませんでした。
ただ、自分で診断して、自分で初期化して、自分で再学習までできる環境は残りました。
今後何かあるたびに、少しずつ元を取ります。
できれば何も起きないでください。
元を取れない方が幸せです。
【結論】
約600km走行。
エラーなし。
帰宅後の診断も異常なし。
エアコンも正常。
コンプレッサーは静か。
ヘッドライトウォッシャーは沈黙。
MTAだけ少し人格が変わりました。
総合的には、
今回の大整備、大成功です。
一時は1000回転しか回らなくなったことを考えれば、十分すぎます。
あとは2速から1速への変速だけ。
アバルトさん、もう無理だと思ったら、少し早めに1速へ落ちてください。
限界まで2速で粘る必要はありません。
こちらも無理は言いません。
だから、あなたも無理をしないでください。
壊れたら、また私が直すことになります。



先週から少しずつ進めてきた作業
・エアコンコンプレッサー交換(本命)
・タイミングベルト交換(ついで)
昨日一応完成しエンジン始動→エラー祭り&回転数制限(多分2000~1000回転まで)
エラー内容:
・Check
Engine(エンジンチェックランプ点灯)
・ESC
unavailable see handbook(横滑り防止装置作動不可)
・Hill
Holder unavailable see handbook(坂道発進補助システム作動不可)
「まさかついで作業のタイミングベルト交換に苦しめられるとは・・・」
本日めでたく再バラシとなったので、まずは備忘録代わりに(私なりの)手順を記載します。
この手の作業はプロではないので間違っていたら優しく教えてくださいね。
そして絶対に参考にしないでくださいね。
①エアフィルター付きエンジンカバー取り外し
*繋がっている一番太いダクトとその右にあるホースを外す
*カバー左下にある13mmのボルト1本を外す
*カバー上部中央のゴム固定部から、垂直に引き上げて外す
②タイミングベルトカバー(上側)取り外し
*固定している13mmと10mmのボルトを外してカバーを抜く
③エンジン支持用ジャッキ設置
*オイルパンに当て板をしてジャッキを当て、エンジンの脱落を防ぐ(この時点では当てる程度)
④エンジンマウント取り外し
*上に向かっているマウント固定用のボルト(15mm×3 13mm×3)計多分6本を外す
*抜き時には、エンジンをジャッキで上にあげる事
⑤エンジンブロック側アルミブラケット取り外し
*シリンダーヘッドに固定されている大型のアルミニウム製ブラケットボルトを外す(13mm×多分5本)一本奥の下で見えにくいのでエンジンをジャッキで上下して確認
*ジャッキを少し下げてエンジン全体を下に傾け、工具の作業スペースを確保する
⑥補機ベルト取り外し
*ベルトテンショナーを工具(多分10mmのメガネレンチ)で緩め方向に回し、テンションを抜いてベルトを外す
⑦クランクプーリー(補機類用)取り外し
*クランクセンターボルトにレンチ(10mm)を掛けてフレーム等に突っ張り、回り止めをする(インパクトでもOK)
*外周の固定ボルト3本を緩めてプーリー本体を外す(ノックピンの位置を確認)
⑧タイミングベルトカバー(下側)取り外し
*下側カバーの固定ボルトを外し、下方向へ引き抜く
⑨クランクシャフトSST固定
*クランクシャフトを手動(15mmボルトをラチェットレンチ等で)で時計回しに回し、固定SSTをボルトで確実にロックする(カムSSTはまだ入れない)
*確かこの状態なら、カムシャフトを単体で回しても、エンジン内でパーツが干渉することは無くなる・・はず)
⑩タイミングベルト取り外し
*タイミングベルトテンショナーの中央ナット(10mm)を緩める
*ベルトの張力を完全に抜き、プーリーおよびギヤからベルトを一度完全に取り外す
*私はそれでも張力が強かったのでマイナスドライバーでカムシャフトから強引にベルトを外しました(ベルト、シャフトへのダメージ注意)
⑪カムシャフト位置合わせとロック
*ベルトが外れた状態でカムシャフト単体を回し、後端のサービスホールへ合わせる
*SSTのサービスホールは「エンジンをフロントから見て右側、車内側の面、上部」にあります。太い六角レンチで取れます。
*カムSSTが一切の抵抗なくスコンと吸い込まれる位置でボルト留め固定する
*私はどこに「スコン」と入るのか皆目見当がつかなかったので、鏡でサービスホール内を覗きながらカムシャフトをゆっくり時計回りに回して見つけました
*SSTもどう考えても刺さるスペースが無かったので少しパーツ(多分布製?のカバー)が邪魔だったので取りました
*それでもSSTは入らなかったので、SSTも分解し、金属の「スコン」と入る棒状のパーツだけにして使用しました
ここまでが本日の作業で、明日以降は注文していた
・ユニバーサルプーリーホルダー(⑫で使用)
・OBD2と変換コネクタ(黄色)(エラーのクリア用)
が来るのを待って作業再開します
⑫カムプーリーセンターボルトの緩め(フリー化)
*ユニバーサルプーリーホルダーをカムプーリーの穴に掛け、回転を完全に保持する
*後ろのSSTに負荷をかけないよう注意し、プーリー中心の大きなボルトを1〜2回転緩める
*外周のギザギザのプーリー盤がシャフトに対して完全に空回り(フリー)する状態にする
今回は、⑫を行わないで、結構無理やり駒の合わないベルトを掛けてしまったのが敗因と思っています。どうでしょうか?
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アバルト 500 (ハッチバック) アバルト 500 (ハッチバック)に乗っています。 |
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