フロントブレンボ装着

ブレンボ装着までの全工程②


グローバルさんとの話し合いの結果、Ｖ36スカイラインクーペ用フロントローターを使用することになったが、流用するまでにはいくつかの課題がある。

１、ローター径を３５５mmから小さくする。
２、ローター幅を３２mmから３０mmへ薄くする。
３、ローターのオフセットが５mm外側になるため、キャリパー取り付け時にスペーサーが必要。
４、キャリパー取り付け時にスペーサーを使用するため、ボルトの長さが足りない可能性がある。
５、ローター径が大きくなるため、キャリパーと干渉する可能性がある。
６キャリパー位置がホイール側に寄るため、キャリパーとホイールが干渉する可能性がある。

等だ。

いつも無理難題を解決してくれる整備士の腕を信じて、グローバルさんでローターを購入し作業を開始した。

まずはローターを加工する。

ＧＲＢ純正のローター径は３２６mm、スカイラインは３５５mm、パットは約１０.５mm外側に寄っていたことから、ローター径は約７mm小さくすることになった。

ローターを加工しつつスペーサーの作成をする。仮組みの状態で６mmのスペーサーが必要であったため、６mmの鉄板を加工する。

ローターが完成したら、キャリパーと合わせ干渉する部分がなくなるまでキャリパーを削る。

スペーサーもキャリパー取り付けに問題がなくなるまで削り、キャリパー・ローター・スペーサーを装着。

パットをはめて完成！かと思ったが、もう一つ問題発生。

キャリパーが外側に寄ったためブレーキホースの長さが少し心配になったのだ。

そこで、ブレーキホースの中間固定位置を同じくスペーサーで外側に出し、完成。

最後に３mmのホイールスペーサーを入れてホイールを装着し作業終了となった。


大変だった。

削る。

削る。

削り足りない。

なんとか装着。

スペーサー。

ここからさらに削る。