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芳之介のブログ一覧

2012年09月24日 イイね!

これ何だか判ります?

これ何だか判ります?機械の外周に糸がずらっと並んでて、中央の内側で部品がグルングルン回って、白い布が上へ伸びていく…

「環状織機」と言うのだそうです。布を織る時の“ギッコンバッタン(往復運動)”を“グルグル(回転運動)“に変えて効率化、静粛化を目指したものだそうです。
機構と大きさが男心をくすぐります(笑)


仕事で“トヨタ産業技術記念館”へ行ってきました。
豊田自動織布工場跡を利用したもので、この工場はトヨタ自動車の創始者、豊田喜一郎さんのお父さん、豊田佐吉さんの会社ですな。

豊田佐吉さんは、機械の改良に積極的に取り組まれた方で最初の特許に関して特許庁の“十大発明家”にも選ばれてます。
その後は人力から動力化への研究開発に取り組まれ、発明した豊田自動織機で織られた製品は当時、産業の最先端であったイギリスの業者が安定した品質に驚いて視察に来たという素晴らしい機械だったそうで、特許を売る事で後の自動車開発の原資ができたという話です。
凄いなぁ…きっと頭の構造が違うんでしょうね(>_<)

ひがんでいても仕方ないので、順序だてて見学して行きます。
織るには糸がいる訳で、ここでは綿花から綿の繊維を取り出し“よって、のばして”という紡績から教えてくれます。
絹の様に長い繊維かと思いきや、全然短いんですね、今更に驚きました。
アルプスの少女ハイジでペーターのおばあさんがやってたり、マハトマ・ガンディーがイギリスへの船上でやってたのはこういう事ね、と長年のモヤモヤが晴れました。

手作業から機械化まで見ることができ、スタッフの方が実演してくれます。



古い機械がちゃんと動いてます。これって凄いですね。
次に織る訳ですが、織機の方はおねいさんが実演。



今度、鶴が捕まっていたら助けようっと`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブフォォ!!
当然今は自動化されている訳で、横糸をエアーや水に載せて飛ばすという大型の機会もあって迫力がありました。

この紡績、紡織からトヨタ自動車に繋がる訳で、展示の方もそっち系へ。
今は超高級車くらいでしょうが、昔は“叩いて、伸ばして、曲げて”が完全手作業。



完成するとこうなるという。



トヨタ博物館とは、また違った趣での展示。



エンジンとシャシーの取り付け機だったり



ボディーの全自動溶接の機械だったり



なかなかに(仕事そっちのけで)楽しめました。
関連情報URL : http://www.tcmit.org/
Posted at 2012/09/24 20:15:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #WRXS4 ブレーキシリンダーストッパー https://minkara.carview.co.jp/userid/383515/car/2634716/6976698/note.aspx
何シテル?   07/24 21:04
プロフ更新です(汗) 免許を取って35年超、ラリーシーンで活躍する車が好きです。昔はST163辺りも好きでしたが、実用的で、しかも早いという、セダン系で三菱、...

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