ブレーキシリンダーストッパー

パーツ構成は、こんな感じ。

※マスターシリンダーを止めるボルトが通した状態で入っていますが、作業性が悪いので抜いておきます。

ピントが合ってませんが、黒いブラケットに共締めするので、このボルトを外します。
手持ちのラチェットの延長が”短すぎる”か”長すぎる”という状態で、手間取りました。

抜いたボルトの部分には”カラーを挟んで”アングルを止めるのですが、ボルト、アングル、カラーを一緒にすると、取付ヶ所に行くまでに落ちてしまうので、両面テープを少し使ってカラーとアングルを止めておくと楽です。

先の共締めのボルトは近いので良いのですが、このボルトは一番手間取ります。
手の入るスペースが無いので、ボルトを保持することができません。

なので、両面テープを指先に付けて、ボルトを貼りつけて、先端を当てた状態で少しずつ手締めします。

最終的にレンチを使いますが、1回の操作で回せる角度が少ないので、チマチマ繰り返します。

下側のボルトは、下から手を回せるので楽に仮締めできます。

ただし、こちらも作業スペースは無いので、本締めはレンチをチマチマ動かすことになります。

マスターシリンダーに当たるカラーを挟んで、ボルトを締めこんでロックナットで固定します。
これで”押し込む”訳では無く”出てくるのを止める”ので、ツラに合わせた状態で固定しました。

私は途中で工具を取りに行ったり、写真撮ったりで余計な時間が掛かけたので45分掛かりましたが、スムーズなら30分もあれば終わるでしょう。
この作業で大変なのは、作業スペースが無いこともありますが”取付位置の関係で、腰に来る”という事でしょうか。
またずっとエンジンルームがかがみ込んでますので、後頭部に日差し直撃です。夏の屋外作業時には帽子などが必須です。