車速感応ドアロックユニット取付け
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この装置は、15km/hになると自動ドアロックし、Pシフト、またRシフトに入れると自動アンロックし、運転席側でアンロック後、再び15km/hになると自動ロックするという高級車では標準装備されている装置です。
GE系フィットでは、まだこの装置を着けられている方は少ないと思います。装置は私が存じ上げている方と同じものにしました。
私が参考にさせていただいたのは、いもけんPさんとiccyaさんの整備手帳です。
GE系でも純正のセキュリティアラームが付いてない場合は割込みリレーが必要となります。その部分は、いもけんPさんの整備手帳が参考になります。
セキュリティアラーム付きの場合は、いもけんPさん、iccyaさんかこの整備手帳を参考にしていただければと思います。なお、私のは純正CDチューナー付きです。
先ずは、装置の配線にオスギボシ端子を付けるのと、メス端子付きワンタッチカプラーを配線分作っておきました。
こうしておくと後で装置が故障した時に交換しやすいと思いまして。。。
L端子(エンストを起こした時にアンロックする線)は場所が良く分からなかったので今回はACCにつなげてます。従って、メス2つ口のカプラーを1つ作りました。
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各配線、接続先は、装置の説明書に記載されています。ホンダはP、Rなどのシフトポジション信号がアースに落ちるため、橙色のシフトポジションマイナスコントロールの配線を接続します。
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次にフックを外すのですが、これがなかなか勇気とコツが必要でした。
上部側グローブボックスを開けるとオーディオパネルの側面に窪みがあります。そこに布を当てて、マイナスドライバーでグイッと外すのですが、外す方向を間違えると外れません。オーディオを上方向ではなく、手前方向に引っ張り出すようにドライバーでねじ込むと外れました。
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オーディオを外すと裏側にコネクタが見えますので、外してその中の22番の青線(紫線の隣)にカプラーを接続します。
ここで最初に準備していたメス端子付きワンタッチカプラーを付けようと思ったのですが、ここからヒューズボックスまで配線を引っ張るため、コルゲートチューブに配線を通して直接ワンタッチカプラーでつなげ、ヒューズボックスまで延ばした配線の先端にメスギボシ端子を付けました。
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次にドアロックスイッチ線とドアアンロックスイッチ線はヒューズボックスの一番下の左端の緑のコネクタにつなげます。ドアロックスイッチは紫、アンロックスイッチは緑です。この線にメス端子付きカプラーを付けます。
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Pシフト、Rシフトポジションは下から3段目の横長の大きい白色のコネクタから取り出します。
写真では分かりにくいですが、Pシフトは32番の銀付き水色線(茶色と橙色の間)、Rシフトは26番の銀付き緑線(茶色と青色の間)にカプラを付けます(この写真ではまだカプラーは付けてません)。
バックランプ等のプラスコントロールで配線する方法もあったのですが、いもけんPさんにこれを教えてもらいました。緑の配線がたくさんあるので1回間違えてしまいました(汗)
この写真ではコネクタはヒューズボックス取付け位置から見ると180度回した状態になっています。
コネクタの位置はいもけんPさんの整備手帳が分かりやすいと思います。
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最後に再車速ドアロックさせるためにドアロックアクチュエータのアンロックに配線します。
これは、6.で作業したコネクタの右隣の緑色コネクタに黄色の線がありますので、これにカプラーを付けます。
あとは、説明書に従ってギボシ端子を接続します。
ACC電源は、以前ETCを付けた時に取ったACC電源の配線に2つ口のカプラーを付けて、装置の灰色と赤色線をつなげます。
黒線(アース)はヒューズボックス固定ネジにつなげました。
この装置はLED点滅で診断できます。バッテリーを接続してキーを回すと4回点滅し正常であることを確認できました。
最後に動作確認。15km/hで自動ドアロック、Pシフト、Rシフトで自動アンロック。再発進して15km/hで再自動ロック。走行中に運転席側でアンロックし数秒後に再自動ロックを確認しました。
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