サンタ追跡サイトに注目！

今年もサンタの季節がやって来ました！「ねえ、サンタさんって本当にいるの？」とお子さんに聞かれたときには、「NORAD（「北アメリカ航空宇宙防衛司令部」＝北米上空の監視を行う）」のStanta Trackerをチェック。

1955年から続く由緒ある(?)サンタ追跡サービスですが、実はそのサービスがスタートしたきっかけは広告の掲載ミス。地元のおもちゃ屋さんが”サンタにつながる電話番号”を開設したところ、間違ってCONRAD（NORADの旧名称）の最高司令官のホットランにつながってしまったのでした！ 粋なことに、当時の最高司令官はレーダーを使って北極から南にサンタが向かった形跡がないか部下に調べさせて、子どもたちに教えてあげたそうです。

アメリカとカナダの両政府が共同で運営するNORADへと移行したときにも、この伝統は引き継がれました。長年、ボランティアによる電話やメールでの対応を続けてきましたが、1990年代にWEBサイトを開設。世界中からのアクセスに耐えるべく、IBMがアトランタ・オリンピックで使った巨大サーバを提供したなんてことも話題になりました。最近ではグーグルと提携したり、2012年からはマイクロソフトと提携するなど、デジタル・ネイティブ世代の子どもたちも納得のサンタ追跡サイトになっています。ぜひ、ご覧あれ！