『地球が静止する日』ってタイトルで、てっきり2012年12月22日に起こるといわれている『ポールシフト(地軸移動)による地球の自転停止』のことかと思ってましたが、全然違ってました…('A`)
まあ『人類滅亡』がテーマなのでそう遠くもないわけですが…。
この作品、1951年の映画のリメイクらしいんですが原作は知りませんでした。
で、その原作でもそうなのかどうかは知りませんが、これは『継母』って設定がいいですね。
血の繋がった実の親子だったらぶっちゃけ興ざめというか…実はあまり意味がないです。
そのへんに心を動かされました。
キアヌは『ビルとテッドの大冒険』の頃からのファンなんでほぼ全作観てますが、
このクラトゥ役はマトリックス以来のハマり役でしたね。
『コンスタンティン』が若干企画倒れ気味でいまいちだったので、
キアヌのイノセントで人種不明&年齢不詳な独特の存在感が活かされててちょっと嬉しかったです。
ジェニファー・コネリーも相変わらず知的ないい役もらってます。
ウィル・スミスの息子も小生意気で可愛かったです。
コンパクトにまとまっているのであっという間に終わってしまってちょっと物足りないぐらいでしたが、
現代アメリカのいろんな側面を風刺してたりと突っ込みどころは結構あります。
一番心に残ったのは『宇宙では本当の意味での死はない。形を変えるだけだ』というクラトゥの言葉かな。
人間はほんとにそろそろ物質主義的価値観を捨てて血の繋がりを越えた繋がりがあるってことに気付いた方がいいと思う。
こういう言い方をすると理想論ぽいかもしれないけど、みんなが家族なんだと思えば世の中はもっとよくなると思うな。
これは信仰とかそういうことではなくて、宇宙には法則があるってことです。
今の人類には科学的に解明出来てないことが多過ぎるので気付いていないだけで、
今流行りの?量子論なんかはまさにそうだけど、真の科学者ほどよくわからないもの、目に見えないものの存在を否定しないですからね。
あ~~~~こういう話をするとすごく長くなるので……このへんでやめておきます…('A`)('A`)
心に何が残るかは人によると思いますが、さくっと観れてひさびさに面白い映画でしたよ(*´∀`)
Posted at 2008/12/21 01:56:29 | |
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