地デジ・キャプチャー・システム
投稿日 : 2011年07月15日
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これが買った地デジ・チューナー。正確には地デジを受信してアナログTV信号(私の場合コンポーネントHD信号)に変換してくれるものです。下がBS/CSも受信出来るバージョンです。上は地デジだけなんで、後ほど返品しました。
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本体はシンプル。TVと同じで操作はリモコンで行います。私の場合アメリカから手は届かない(笑)ので下の方の写真にあるキャプチャー・ボックスからIRブラスター(リモコンのふりをする赤外線発信機)を使ってチャンネルを変えます。
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結局BS/CSも受信出来るバージョンを使うことにしましたが、実家は地デジ信号とBS信号は混合してるので、分波してチューナーに入れなければなりません。下の真ん中のケーブルがそれです。
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そしてこれがアメリカで買って持って行ったコンポーネント信号をキャプチャー出来るボックスです。この「アメリカで買った」という所が重要なんです(下で説明します)。
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コンポーネント入力の他にパス・スルーの出力も付いています。これを使ってTVでチューナーが動作してるか確認出来ます。さてここで何故?アメリカで買わなければならないか?という理由なんですが、日本の地デジ信号には諸悪の根源コピーガード信号が入ってます。俗にコピワンとかコピテンとか言われるコピー回数制限信号です。日本で売られているキャプチャーボックス(同じものが売ってます)だとこの信号に反応してしまうのでキャプチャー出来ないんですね!ところがこのコピーガード信号は国際規格でもなんでもない日本のローカル規格なんで、アメリカで売られているキャプチャー・ボックスは反応しません。つまり何の制約も無く録画が出来ます。だからわざわざこちらで買って持って行ったんです。
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キャプチャーソフトを動かしてるところです(リモートデスクトップでスクリーンキャプチャーしたので見難いですが)。このキャプチャーボックスはH264のハードウェア圧縮チップ内蔵なんで、圧縮率は自由に変えられます。現在はチューナーからの出力をD3タイプ(1280x720のプログレッシブ)にして5Mbpsで圧縮してますが、ニュース程度でしたら十分見られます。地デジの信号は約18Mbpsなんで1/3以下に圧縮してます。それでも以前のアナログSDに比べたら遥かに綺麗です(アナログの時は720x480でMPEG2,4Mbpsにしてました)。
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全てセットアップした写真撮るの忘れてしまいました....
チューナーとキャプチャーボックスを上下に置いて、キャプチャーボックスからIRブラスターを出してチューナーの前に貼り付けてあります。キャプチャーボックスはUSB2でPC本体に繋がります。そしてキャプチャーボックス付属のWinTVというソフトのスケジューラーを使って番組予約を行い、録画が終わったらアメリカ側からそのデータを吸い上げて、ハイビジョンTVに繋いであるメディアプレーヤーで見るというわけです。リアルタイムのストリーミングはやってません(アナログの時はやってましたけど)。
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その圧縮したデータですが、5Mbpsといっても可変ビットレートなのであくまで平均5Mbpsです。実際にTVのニュースを録画すると45分で約1GB程度になるので結構巨大です。録画サーバーはHTTPサーバーとしても動作する様にしてあるので、毎朝(こちらの)そのサーバーから自動ダウンロードソフトを使って吸い上げてます(分割&リジューム機能付きのソフトで転送してるので途中で接続が切れても問題ありません)。実家のアップストリームが遅い為1GB転送するのに約6時間かかってしまいますけど。
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