☆太陽の兄弟星☆
投稿日 : 2020年07月19日
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https://www.youtube.com/watch?v=-szr01VItXk
今から2年前の2018年8月17日、旧暦の七夕に撮影した夜空の一角に、偶然太陽の兄弟星が撮れていることが今年(当時2020年)の7月7日(現代の暦)になって分かった。
こと座一円を撮影した時に偶然撮れていたのは、太陽の兄弟星とされるHD162826と呼ばれる恒星。
およそ50億年前に数千個から数万個というたくさんの星と一緒に生まれたと言われている太陽。
同時期に生まれた兄弟星も、50億年が経過した今では銀河系内で遠く離れて存在してるという。また、太陽よりも質量が8倍(だったか?)以上大きかった兄弟星は、僅か数百万年で超新星爆発を起こして太陽のような兄弟に新たな核融合によって出来た物質をばら撒きながら飛散してしまったと言われている。
最近見つかったこのHD162826は、太陽とほぼ同じ大きさで組成も似ているという。
それが今や太陽からは109光年も離れているとのこと。
地球からは7等星ぐらいの暗い星。
撮影はデジタルカメラに広角レンズを付けて、広い範囲を画像に収めていた。
2020年の7月7日に確認して初めて写っていることが分かり、少し感動した。
かつて近くにいた兄弟星が50億年後の今はあんなに遠くに居るとは…。
撮影した時は、こと座の少し上、ヘラクレス座の脛、三つの星が縦に並んでいる一番上の一番小さな星。
Panasonic製の小さなデジタルカメラLUMIX LX5に0.75倍の広角レンズを着けて撮影した。
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https://www.youtube.com/watch?v=nl_IVInNp68
この様な位置関係。こちらは巷の参考画像。
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天文学者の研究によれば、太陽よりも少し大きい星とのこと。https://www.youtube.com/watch?v=dEgvnN2w8oc
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HD162826
太陽と元素などの組成や誕生の成り立ちが似ているのならば、またその付近で超新星爆発余波やガンマ線バーストの直撃から長い間逃れることが出来てきた空間なら、その惑星や衛星などに何らかの生命が芽生えているかも知れない。
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星空アプリのデータにも反映されていた。
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ヘラクレス座に位置し、季節と時間にもよるが、夏の大三角形のベガの少し上側の事も多い。黄色丸枠の中。
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☆これとは別のショルツ星について。
今からおよそ七万年前に、太陽から約52,000天文単位(0.8光年)離れた地点を通過して行った赤色矮星の連星系があったらしい。
想像し易い様に、仮に地球直径を1ミリメートルとすると、太陽直径はおおよそ11センチメートル。
そのスケールでおおよそ750キロメートルほど離れたところを、直径1センチメートルぐらいの連星が互いをくるくる回りながら通過して行った。(広島県廿日市市の自宅からだと栃木県と福島県の県境ぐらいまでの直線距離に該当)直径11センチの太陽から750キロメートルほど離れたところを直径1cmぐらいの2つの玉ショルツ、星連星の
赤色矮星の直径は0.981cm
褐色矮星の直径は0.654cm、が通過して行った
これが世紀の大接近とされている。(笑)
現在はいっかくじゅう座付近にあるらしいが、10等級と暗く、一般的に肉眼では見れないらしい。
ちなみにネアンデルタール人が絶滅したとされるのは、今から四万年ほど前らしい。
そうすると、もしかしたら七万年前には、(圧倒的な視力があったかもしれない)ネアンデルタール人の家族や、集落の人々が新月で素晴らしい星空の下、太陽系の果てに進入してきたこの小さな赤い連星系を見上げていたかも知れない。彼らは我々ホモサピエンスよりも脳の容積が大きかったと聞く。
その豊かな脳内で、いったい何を感じ取ったのだろうか。
科学的見地とは別に、時空両面での大いなるロマンを感じる。
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LX5に0.75倍専用広角レンズ。
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