
こんばんは。
既に、日曜日の晩ですが一昨日の金曜日の内容をUPしたいと思います。
ジムのプログラムとしても空手教室は3年ほど経験。のちに正式に道場に通ってわずか約1年で転勤の為、名古屋を離れ止む得ず空手を休止。埼玉生活が2ヶ月経過しそのままブランクとなる。
先般お話したように、某自衛隊基地内 空手部の練習に参加許可を頂きました。
場所は、一応伏せさせて頂きます。埼玉なんで海上自衛隊ってことはないはず・・・。陸上OR航空のどちらかは?内緒・・。
入門手続きを受付へ行き「初めて入門致します。犬マンです。事前申請は頂いて・・・。」
受付警備自衛官「あぁ、先生の・・・。伺っております。」
どうやら、ご存知の先生だったようでサクッ!とリストから私の名前を確認して頂けました。
ドキドキです。初!自衛隊基地入門!
いきなり、こんな車両が建物側面に停車していました。

*今回は無論敷地内は撮影許可をとらないと怒られるはず?なので写真は一切なし。
さて、体育館へ行き準備。
先生はまだ勤務中?で少年部の子供たちが準備運動を開始した所。
とりあえず、隅のほうでストレッチ。久しぶりだし、最近古傷の首頚椎と腰椎が痛いので入念に実施。
しばらくすると・・・先生が3名来られ失礼がないように挨拶をさせて頂く。
流派を聞かれたのですが、「90年代前半に名古屋で新しく発足しており、私自身初心者の為、根源は不明。」と回答。型の解釈の違いなどを先生方はお知りになりたかったのでしょう・・。
さて、練習。
本日は、少年部の子達ばかりです。成人は犬マン一人だけ。
先生より「子供たちの動きについてきて下さい。」
犬マン「押耐ッ!」
4歳児の可愛い女の子2名の端で見よう見まねで練習について行きます。終始その2名の可愛い女の子が目を大きくさせて無言で「じぃ~っ」と見つめてきます。
可愛い・・可愛い過ぎる・・。よその子ですが、子育ての経験がなくても目に入れても痛くない感情が溢れてきました。
それと同時に大きなプレッシャーです。
立ったままの姿勢から、突き蹴りの基本動作を数回。
犬マン「うおぉ~、鋭さの微塵もない。鈍い・・・。2ヶ月のブランクって大きいよなぁ・・。」
移動を加えて突き蹴り受けの前進と行進を繰り返し数回。
これは、大きい体育館を縦に往復します。
汗だらだら、犬マンをご存知の方は想像通り。服を着たままシャワーを浴びたくらいに汗!!
アップの基本動作だけで、既にフラフラ・・・。
不思議そうに、女の子が見つめてくる。
おそらく内心「オッチャン先生みたいにでかいけど?どんんくらいできんのぉ?私が教えたたろっか?」
また、見られている・・・・。
すると・・・・。
先生「コラ!! 人の話は集中して聞かんか!全員腕立て10回!!」
犬マン内心「わおぉ!俺もフラフラでぼぉ~っとしていたけど、ある少年が叱られた。」
この後も、誰かが集中力に欠けたら・・・。
先生「腕立て10回!!!」
無論体罰はありません。しかし、ここは自衛隊方式。(余談:軍隊方式ではありません。戦後、軍という言葉はご法度のNGワードです。ただし、1つの単語だけ許されています。*答え「軍手」)
すべて連帯責任を全員で負います。
犬マンもオトナとして頑張って腕立てをしますが、90kgの重戦車のような身体では非常に厳しいものがあります。
また、となりの子が無言で
「オッチャン、死にそうやでぇ・・。大丈夫か?」見たいな不思議な顔で見てます。
ふらふらですが、声だけは一番大きく出します。
掛け声だけは、アメフト出身者であるプライドと、かつ技量はの差がつかないので負けない根性だけアピールです。
移動基本が終ると、どうやら昇級・昇段試験が近日あるようで各段位・級位のグループに分かれて型の練習です。無論、私は初心者なので水色以下へ・・。
平安初段~4段を反復練習させて頂きました。
私は、先日平安2段をようやくやれるようになった程度。
節目節目の受け、構えの違いを発見。
コウクツ立ち、騎馬立ちを多様されます。
以前いたところでは、上級者でようやく習う構えですがここでは小さな子供たちもしっかり構えています。早速奥深さを学びました。
練習が終わり先生より「汗いっぱいですね。代謝がいいのはいいことです。」と・・・。
いつもどおり、自衛隊の先生がどん引きするくらいいっぱい汗をかきました。
先生より「少しの期間は体験でいつでも参加してもOKです。」ありがたいお言葉を頂きました。
後で、聞いたのですが基地内で格闘技の授業の教官とのこと。
やはり、ピリッ!とただならぬ厳しい口調はそうだったんですね。
自衛官の先生であり、統率する立場でもあるお方なんで非常に無駄ない口調です。
帰宅後、お礼のメールを送信。
「無尽蔵の体力を持つ子供達によく付いて来れましたね。真剣に取り組む姿が良かったです。」
と、さらにありがたき言葉!!
犬マン本音・・・
隣では、幼い4歳児の女の子がさらりと涼しい顔で練習しながら、またじっと見つめられ、
「オトナってサボってズルイよぉ。」って思われたくない一心で練習したのが本音です。
今回は、動作の美しさフォームよりも体力的についてゆく事を主眼として自己鍛錬させて頂きました。
これに懲りず、また練習に参加させて頂きたいです。

今年の寒稽古写真より・・。
押忍!!