犬マンのブログ一覧

こんばんは。

自分の勤務する会社は、電子部品製造メーカー。
国内製造拠点が、東北に集中。
宮城、福島、岩手県

すべて、被災地であり、連絡が取れない状況。
寒さ、空腹、すべての苦痛を背負って途方にくれているに違いない。

この状況で、日々の暮らしをBLOG更新し、語るのはもちろんの事、
地震の事についてウンチクや所感を話す気にもなれません。

いろんな方のBLOGを見ましたが、BLOG本文でもコメントでもネット用語を多用したり、軽率な文面が多すぎる。胸が痛くなる。

余談だが・・・。
私自身は、生まれも育ちも関西人であるが、大学生活を千葉でおくっていた為、偶然にも阪神淡路大震災を未経験。しかし、当時東京視点からのTVの映像を見て火の海と化した長田区の様子。
「関西はすべて焼け野原か？？」（実際にはそうではなかったが・・。当初のTV映像ではそう見えた。）
「家族は全滅。大学は中退して、仕事しないとあかんなぁ。と数日途方にくれた。」結果的に、身内には何もなかったが4日間はまったく安否が不明で不安で仕方なかった。
その後、地震1ヶ月経過した時に、高校時代の友人宅へ西宮へ行った。
全壊した家、マンションの１Fがなくなり、路上に２Fの床。
友人宅は無事だったが隣近所では死者多数。
その友人は、亡くなった直後の人や、大怪我された人を引きずり出した話を語ってくれた。
病院に担ぎ込んでも、生存の可能性の低い方は後回しにされたことも・・。
戦争でもないのに、戦争だったと・・・。
やがて、私は大学生活を終えて社会人になって大阪へ戻った。
ある意味、もう十分復興したようにも思えたが、社会人として営業マンとして関西を移動するとあちこちに、震災の瓦礫が山済みであった。また、震災生活や震災に関するTV番組は関西圏で3年以上継続されていた。


ご自身に近しい人に被災した人がいなくても・・・・。
それは、たまたま身近にいなかっただけであると思ってほしい。



あるいは、福島の原発で必死に食い止めている電力関係の作業員の皆さんの事。
すでに何人も亡くなっている。

彼らは、「被爆してでも、俺が食い止めなければ誰が止められる？」
「日本が崩壊しないためにも、俺が止める！！」
と、1人1人が自己犠牲をしているに違いない。

消防、警察も殉職者多数。
自衛隊は、これからが本番であらゆる危険と対峙して職務に掛かったところ・・。

とにかく、胸が痛い。


私自身の判断としては、いかなる文面で書いても軽率と自分で判断し、
このおバカなBLOGをしばらく閉店致します。


気持ちが少し納まるまで・・・・。

阪神・淡路大震災や関東大震災よりも大きい地震。
今後の死亡者数がそれらより、大きくなるならないは問題ではない。
大津波や原発事故を考慮すると十分すぎるほど、日本史に残る惨事だ。
こんな惨状は、第二次世界大戦：太平洋戦争以来。

とにかく、じっとする、余計なことは言わないのが『優しさ』としましょうよ。

だから、意見や考えは述べない。

とりあえず、今は騒がずじっとするだけ。

どのくらいかわからないけど・・・。

さようなら・・・。

少しの間、静観します。