
ご存じ
”長崎ちゃんぽん”
 (画像はちゃんぽん元祖”四海楼”あくまで参考として)
昨日の夜、妻の友人と3人で長崎市畝刈にある
中華屋「竹林」へ
初めての来店だったが地元で結構有名なお店。
店内はアットホームな雰囲気、座敷もあり落ちついていながら、リーズナブルな値段で新地中華街に負けない中華が味わえる。
メニューを見ながら、妻と友人が
”エビマヨ”や”酢豚”を選択する中、
僕は当然と言わんばかりに
「”ちゃんぽん”」と叫ぶ。
「ちゃんぽんは一人で食べるとやろ!」
妻のツッコミに間髪入れず、うなずく。
結局、
春雨スープ(1人前)
エビマヨ(1人前)
酢豚(2人前)
ちゃんぽん(1人前)
マーボー丼(1人前)
竹林焼きそば(1人前)
以上を注文、これだけ頼んで総額は4,500円程。
でてくる料理の早い事にまずビックリ。中華特有の強火でサッと炒めた野菜や魚介類がプリプリ、シャキシャキで、出される料理はどれも美味しい。
で、メニューに”ちゃんぽん”があれば、必ず食べたくなるワタシですが、実はこの日の昼メシでもチャンポンを喰っておりまして、
場所は佐世保に向かう途中に立ち寄った、西海橋の袂にある食堂。
前から気になっていたチャンポン屋だ。ガイドブックになんか当然のってない(ト思う)
店に入ると、昼時なのに客はおらず、初老のオカミさんが、迎えてくれた。
メニューは至ってシンプル。
チャンポン、皿うどん、炒飯、チキンライス、といったところ。
テーブル席の奥の座敷ではお孫さんらしい中学生位の女の子が宿題をしている。こういう昭和を感じさせるお店が僕は大好きだ!当然、注文したのは
”長崎ちゃんぽん”
でてきた料理をみて頷く。
派手さもなく見た目は普通だが、いかにも美味そうな少し透明度のある白濁スープ。
一口、飲んでみると予想通り具材(キャベツ・玉ねぎ・ハンペン・豚肉・イカ等)の甘みがしっかりスープに溶け込んでいる。チャンポンは濃厚な豚骨スープより、鶏がらベースのスープが好みの自分にはピッタリの味だ。具材は豚の背油で炒めたとわかるキチンとした味わいがある。キャベツは芯の部分までしっかり火が通って柔らかい。長崎の大衆食堂のチャンポンは
「”こうでなくちゃ”」というような見本の味だ。
750円とチャンポンとしては少し高めの値段設定だが、使っている具材の質を考えると納得の一杯だった。
その昔、長崎チャンポンの噂を聞きつけ、実際に食べた人から周辺の街や村に飛び火したチャンポン革命。
小浜の入潮然り、
波佐見の「有田屋」然り、
西海橋のチャンポンはまがうことなく僕好みの美味い、長崎ちゃんぽんだった。 
				  Posted at 2010/04/08 22:47:10 |  | 
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