2010三川内陶器市

陶器市の会場は国道沿いの伝統産業会館前なのですが、まずは皿山散策。こちらは人出はほとんどなく、いつもの皿山の情景が楽しめます。

陶磁器の里には欠かせない煙突。
三川内皿山では今もこのような光景があちらこちらに点在します。

但し、稼動中の物は残念な事に、年々少なくなっている。

昨年も訪ねた「泰平屋」でお茶を一服と思ったのですが、本日は休業。

今回、皿山地区では「平戸松山」　「平戸洸祥団右ヱ門窯 」　「嘉久房（平戸悦山）窯」の３軒のみのようです。

中でも嘉久房窯は陶器市会場には出店しないので、当然訪問しましたが、今回のメインイベントでもあるので別項で紹介します。

皿山にある卸のお店。「元泉堂」さんに飾られていた、見事な”透かし彫り”　大正～昭和初期の名陶「口石長山」作。

こちらも、元泉堂さんの店先に飾られた花瓶。

柳に鷺。作者はわかりませんが、相当な絵付の腕前の方。
僕の持っている中里三猿さんの柳とは少し違うような気がします。

昭和の物だとすると、中里陽山（末太郎）さんクラスの方だと思います。

嘉泉窯の店先に飾ってあった見事な献上唐子。

現代の嘉泉さんの唐子とは多少違います。

向いにある嘉久正さんのこれまた見事な献上唐子絵、花瓶。

こちらも現代の作風とは違うあじわいがあります。

陶器市会場に戻って、各ブースを巡る前に「腹ごしらえ」。

ここのハンバーガー美味しいですよ。

させぼバーガー、ポテト（かなり量多いです）、ドリンクで５５０円なり。

バンズもでかいですが、中のハンバーグのパテも某FC店の物の
２～３倍は厚みのあるしっかりしたものです。
野菜も玉葱・レタス・キュウリがとてもフレッシュでGOOD。

「写真とるんだったら、もっと綺麗に作ったのに！」
とお店の方がボヤいてました。確かに見た目では・・・・。

いいえ

それは作り手ではなく、写し手の問題ですから（爆）

陶器市会場、で一番賑わっているトコロ。

佐世保では有名なTV局！ではなく、カメラ（電気）屋さんの中継が行われていました。モチロンあのスター（社長）にも偶然会いました。
地元を愛されているその姿勢と仕事振りに感激です。

にしても、あまりに本格的な中継車に驚かされました。