今回の陶器市持ち帰り
投稿日 : 2010年10月10日
1
嘉久正窯!
平戸(三川内)焼、青華の美を代表する染付け技法に卓越した窯元。
唐子絵にもその技法は活かされている。
まだ、所有しておりませんが、
この窯元さんの竹林絵は見事に幽玄の美を表現していますよ!
2
昨年入手した世知原急須とお揃いの湯さまし。
1,500円の陶器市価格にて購入。
後ほど、三川内焼伝統産業会館内に設けられた「喫茶世知原」にて、
サプライズゲストさんと共に”お茶の美味しい入れ方”についてレクチャーを受けながら歓談したのですが、お茶の入れ方って知ってるようで知らないものです。その茶葉にあった入れ方をすると驚くほど美味い! ”今まで如何にアホウな入れ方をしてきたのかと”反省しきりでした。
ちなみに、100g1,000円の世知原茶の場合、60度(玉露並)のお湯で1分30秒じっと待つ。注ぐときは最後の一滴まで出し切る。
レクチャー通りの手順で入れると、香り・旨み・渋み(コク)ともに思わず皆して「美味しい」と叫んでしまいました。この、1回目の入れ方をきちんと行えば、2煎目、3煎目は熱いお湯でもオイシク飲めます。ちなみに2煎目は30~40秒待つ。3煎目は直ぐに注いでも大丈夫とのことでした。
3
今回のお買い物は日常に至福の一服がどうもテーマのようで・・・・
こちらは夫婦揃って”伝統工芸士”の資格をもつ「啓祥窯」さんの急須。
陶器市価格の3,000円。
サクラの染付けは奥様の自信作。
ウチのカミさんお気に入りの窯元さんです。
4
茶こしが金網製の急須もありますが、三川内は勿論そこもキチンと磁器で作ります。
当たり前のようで、手間のかかる部分なので最近キチンと茶こしを作る窯元(産地)が少なくなってきています。
(三川内には更にきめ細かな細工を施す窯元さんもあります。)
5
こちらは同柄の湯呑み。多少キズありの1,500円。
「お義母さんにも買って帰ろう」
カミさんからの暖かい一言。
(お供え用です)
6
昨年妻に贈った、「玉泉」さんの金魚のマグ。
恐れ多くて実用できないため、陶器市会場から1km程歩いて三河内駅前にある窯元さんに足を運び、新たに小振りのマグカップ購入。4,500円!
波兎の素敵な逸品です。
7
取っ手に細工はありませんが、絵付が施され本体の柄と相まって立体効果をかもしだしています。
きめ細かい仕事振りは流石です。
8
今回の持ち帰り品。
左手に写る、白磁のお猪口と大振りの焼酎杯(ロックグラス)は窯元巡りとして今回のメインとなった「嘉久房窯」の逸品。
三川内ファンのなかでも知名度の高くない窯元さんですが、僕が今まで目の当たりにした”白磁の器では世界で最も秀でている”窯元さんです。その腕前は国宝級も凌駕していると言っても過言ではありません。この日、奥様と1時間ほど貴重な時間を歓談できたのでその時の様子も含め後日紹介します。
タグ
関連コンテンツ( 啓祥 の関連コンテンツ )
関連リンク
おすすめアイテム
[PR]Yahoo!ショッピング