最近寒くなりブースト圧は同じでも夏と比べて約10%程度吸入空気量が増えている根拠から
吸気の冷却系の重要性を感じ、今回インタークーラーの見直しを考えてみました。
確かにAutoexeのインタークーラーはオフセットフィンやコルゲートフィン、コア厚アップで冷却性能と
圧力損失低減を両立していますが、
安価な米国製インタークーラーはインナーチューブがオフセットフィンではなく、
コア厚が厚く太い(断面積が大きい)ので圧力損失が限りなく小さいことが予測されます。
下記に比較のため、コア厚とインナーチューブの数を示します。
Normal 2.25inch (57.2mm) 22本
Autoexe 2.75inch (69.9mm) 14本
Corksport 3.00inch (76.2mm) 15本
CP-E 3.25inch (82.6mm) 16本
ETS 3.25inch (82.6mm) 17本
この中で圧力損失が一番少ないのは、コア厚が厚くインナーチューブの数が少ないCP-E製が有利となります。
しかしここで問題となるのが冷却性能で圧力損失が低くても冷却性能が犠牲になるので、
インタークーラーの熱を少しでも逃がして冷却効率を上げるためにFLEX放熱塗装で補います。
これでそこそこの冷却性能で、可能な限り圧力損失を小さくできるはずです。
以上のことから皆さんが結構やられているFLEX放熱塗装CP-E製インタークーラーの組合せを
真似させて頂きました。(^^)
今週末には取付できそうなので高回転領域のブースト圧、吸入空気量にどれくらい効果があるのか楽しみです。
Posted at 2011/11/30 00:20:57 | |
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