
MX-30 R-EVEditionR は、クロスオーバーSUVらしく
全高1,595mmと、背高である。
しかしである。
納車の際、担当営業のみならず、お見送りの方々
口を揃えて言うのである。
「最低地上高が130mmしかないので、段差は気を付けてください。」
と。
なんだけど、その時はピンと来てなかったのである。
最低地上高95mmにセッティングした、FC3Sに乗ってる身としては
「130mmもあるんよね?」
である。
FC3Sでも、段差に神経質になるシーンは滅多に無いことを
考えれば余裕じゃん。と思ってたのである。
後々考えれば、
FC3Sは純正車高で、最低地上高が150mm、
アクセラXDを見れば、155mm。
まぁ、比べれば低いかな。
しかしながら、
車高が低い代表と考えられる
FD3Sが135mm、AZ-1も135mm。
ん?なんだか怪しくなってきたぞ?
これは、四面図で確認だ。
マツダのHPからパクりました。
ICE(エンジン)モデル
全高1,550mm、最低地上高180mm
EVモデル
全高1,565mm、最低地上高130mm
R-EVモデル
全高1,595mm、最低地上高130mm
結構バラバラだな。
違いを見比べると
R-EVとEVの全高の差は
シャークフィンが有る(R-EV)か、無い(EV)かで、30mm差なので
モノコックの高さは同じ。
ICEに対しては、モノコックが15mm持ち上げられている。
そして、最低地上高は、R-EVとEVが、ICEに対して50mm低い。
持ち上げの15mmと、50mmを足した65mmが
床下に張り出していることになり
これがバッテリ搭載部分という事であろう。
先述したとおり、FD3S、AZ-1より低いと言うことは
マツダ車でもっとも最低地上高が低い車両なのではなかろうか?
そんなところに、EVにおいては、最大の急所
バッテリが配置されているのである。
これは、急に最低地上高130mmが低く感じてきたぞ。
バッテリのサイズ、重量を考えると、
床下配置は、宿命なのかもしれんが、
バッテリの下に、ガードの鉄板でも貼りたい気分である。
ここで、四面図を改めて見ると、
室内高に不思議が。
ICEの1,205mmに対して、EVが1,135mmで、
-70mmである。
天井が低いとは思えないので、
リアシートの足元が高くなっていると思われ
バッテリがあるのであろう。
しかし、R-EVは1,235mmで、ICEに対して+30mm。
EVに対しては、+100mmである。
R-EVはバッテリが前にしかない違いだと思うが、
ICEよりも低くなるってことは、
モノコックの底板の違いから来るものかな?
この辺り、3モデル並べて、見比べてみたいものである。
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MX-30 R-EV | 日記
Posted at
2025/06/04 23:20:16