黄色わさびのブログ一覧

先週の７月２６日に伊勢湾岸道路で起きた事故は記憶に新しいと思います。
親子４人が乗ったレンタカーが突然のエンストで本線上に立ち往生したところにわき見のトラックが追突。
父子の３人が死亡した事故です。
＜こちらのニュース＞

クルマは日産のティーダです。
ウェブの噂ではどうもティーダに頻発した故障のようです。
国土交通省の不具合情報で発生頻度を確認してみました。
ティーダに関する不具合報告は７２件。そのうち突然エンジンの回転が上がらなくなるや、エンストするは１４件ありました。約20％ですね。

リコール情報検索かけるとエンストでは以下のものがありました。
------------------------------------------------------------------------　
エンジン制御用電源リレーにおいて、リレーに内蔵されているダイオードの製造方法が不適切なため、導通不良となるおそれがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、エンジン始動不良や走行中にエンストするおそれがある。
------------------------------------------------------------------------
対象車輛はティーダ、ノート、ラティオ、キューブ、マーチ、セレナ、ラフェスタ、ウイングロード、ブルーバードシルフィ
対象台数：834,759台

でも、これ以外にも不具合報告では「スロットルチャンバー内にカーボンがたまり、それによるエンスト。チャンバー清掃で復帰」のようなものもあります。
これはgoogleでティーダ　エンストなどのキーワードでも何件か発生報告有ります。

三重の事故は事故原因を警察、メーカー、国交省で調査するとのことなのでいづれはっきりすると思います。
しかし、レンタカーがリコールがかかっている部品を交換していないとは考えにくいので、スロットルちゃんバーが怪しいような気もしますね。
同様な事例を書いてあるブログもありました。
これが事実だとすると日産は事故が予見できていたはず。未必の故意ってことになるんじゃないですか？

やっぱりアクセルとスロットルは機械的につながってる方が安心できると思いました。
145P1,P2なんかは機械式ですけど、P3以降は電子スロットルですよね。

ジャスコで隣に停められた軽トラ。
すげ〜！
アオリが完全に固定されてる。
エアロついてるし。

今日はI師匠と一緒にジュニアZの修理の進捗と相談にM車輛工場へ行ってきました。
デカイVOLVOのトラックの横のリフトにチョコンと載ってました。

ここでは前のブログにも書いた通り、大型車両、特殊車両が専門です。
また、タクシーなども入庫してました。
この工場の工場長がいつも私のとI師匠のジュニアZをメンテナンスしてくれます。

まずは足回り。
ブッシュ類は全て交換済みでした。不足した細かなゴムパーツなども、使える国産品を
流用してもらってありました。
ただし、私の発注ミスか、部品業者さんが忘れたのかタイロッドエンドの３組６個だけが
不足してました。
しかし、今取りついている物がまだ十分使えそうだったので、追加発注せず見送り。
ダンパーはKONIの赤。スプリングはアイバッハのダウンスプリングです。
フロント


リア


クラッチのマスターシリンダー


そのマスターシリンダーは内部の径が大型に改造されてましたが、国産のシールが流用できたとのことでした。
こういう臨機応変がうれしいです。

クラッチにつながっていたロッドがなぜか延長されてました。
つまり、クラッチは重くて奥でスパッと切れる仕様となってました。
もちろん、今回は純正に戻しました。
向かって上が純正の長さ、下が延長品。


シートは既にシート屋さんに移動済み。来週早々には出来上がってくるそうです。
やっぱり、プロ仕様車両の職人さんは仕事が早いです。

そして、今回の問題点。
ガソリンタンクが漏れてるとのことでした。
ポタポタ漏れるのではなく、ジワ～とピンホールのような穴から揮発もしくは染み出るらしいです。
Jr.Zのガソリンタンクは専用形状なので、他の１０５系の流用ができません。
しかも、もう部品としては出てこない状態。
困ったなぁ。
安全タンク作るしかないのかなと工場長に相談したところ、形状にこだわらなければトラックの
ラジエター屋さんが作ってくれるとのこと。
早速お願いしちゃいました。
トラック用の不要になった２００Lタンクとかを内部仕切り部で切ったりして、安く作れるそうです。
いきなりアルミタンクで軽量化になりそうです。
これは楽しみです。

あとは折角足回りをFull overhaulしたんだから、タイヤも新品して調整をしてもらうことにしました。
タイヤは手配中。
今回はミシュラン ENERGY SAVER 185/65R15 の予定です。
週末には取り寄せてはめ替えして、M車輛へ持ち込みです。

なんだかんだと修理期間が延長となってますが、来週には上がりそうです。
今回はJr.Zが相当リフレッシュなのでとても楽しみです。

あ～、たまらん。はやくのりてぇー！

ジュニアZの退院も本日の予定でしたが、シートの修理見積もりが出ましたので、追加で依頼をかけました。

見た目は画像の通りで数か所の破れ程度で、表皮の補修で済むように見えます。
しかし、旧車の恐ろしい所は見えないところに病巣があることです。
経年変化によって中のアンコは劣化してウレタン（スポンジ）がボロボロです。
便座のように真ん中が抜けてしまってます。
よって、金属フレーム以外は全て作り直しとなります。

今回修理に出しているところは、いつも車検を依頼している特殊車両専門の修理工場です。
以前にも書きましたが大型トラックやトラクターヘッド、重機やクレーン車などを扱っている工場です。
この工場を通じて、シート修理の専門の業者さんに見積もりをとりました。
大型トラックなどはやはり走行距離が乗用車の１０倍以上なので、シートの修理なども当然あるだろうと思ったわけです。

見積額は予想した以上のリーズナブルな価格でした。
いままでWebで調べて見積もりを出した場合、大体１脚１０万円程度。表面のカバー変更で５万でした。

今回は型をつくってもらうので、今後の修理は安くなると思います。
ジュニアZの会の会長経由で国内のオーナーにお知らせしようかと思います。
今のところ、日本国内に約５０台程度の台数が確認されてるとのことでした。
結構、台数いるもんだなぁとおもいますね。
各都道府県に最低１台はいる計算。長野県ですら師匠と私で２台ですからね。

修理が上がるのは１０日後だそうです。
楽しみです。

退院しました。
長かったです。
98日間、3ヶ月と1週間でした。
入院する時はサクラが咲いてましたが、いまはヒマワリがさいてますからね。
沢山の方からのはげましを頂き、励みとなりました。
ありがとうこざあました。
まだ、細菌感染症が完治したわけではなく、活動した上での症状確認なので、少なくとも半年は通院で経過観察です。
これから1月間は体力の回復をはかって、お盆明けから会社には復職します。
それまではザガートと共にリハビリの朝ビで走り回ってる予定です。